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虐待分と言えるようなものはないかもしれません 虐待お兄さんと愛でお兄さんが出ますが虐待したり愛でたりすることはありません というかそもそも、どんなジャンルに分類されるかもわかりません ↓では、ドウゾ 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 畑仕事を終えた帰り道、聞きなれた声が森に唱和する。 ふと目を向ければ、そこにいるのは当然、ゆっくりだ。 れいむとまりさのつがいが二組、道行く途中で出会って挨拶を交わしたようである。 なんでもない日常的な風景だ。俺は無視して歩き出した。 ここで近所の虐待お兄さんなら「ヒャッハー!」と有無を言わさず捕獲にかかるのだろうが、俺はそんなことしない。 あんな饅頭虐めて何が楽しいんだろうかと思う。うるさいだけじゃないか。 かといって、俺はゆっくりを愛でる趣味もない。ゆっくりに関わるといえば、畑を荒らしたやつを駆除するときくらいなものだ。 なのだが、ちょっと今回は事情が違った。 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆっくりしてるよ! れいむとまりさはどこからきたゆっくりなの?」 「このへんじゃみなおかおだね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆゆっ! ゆっくりしてるよ! だからどこからきたのかおしえてね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「ゆぅ~! だからゆっくりしてるってば!」 「いいかげんにしてね! おはなしきいてね!」 何やら言い争いになっている。 どうも、新参のゆっくりに前からいた古参のゆっくりが怒っているようだが、どうしたんだ? ゆっくりにとって、「ゆっくりしていってね!」という言葉は挨拶以上のものを持つものだと聞いている。 人間風に言えば、スローガンというかポリシーというか信念というか。 ゆっくりは、ゆっくりできないこと、を何よりも嫌う。その顕れである言葉ではないのか? それを繰り返されるのがそんなに嫌なのだろうか。 とうとう、古参まりさは顔を真っ赤にして飛び跳ね始めた。 「ゆぅぅぅぅ!! れいむたちとはゆっくりできないよ!!」 「「ゆ?」」 そこで初めて、新参ゆっくり達は首、もとい頭を傾げた。 「「ゆっくりできないの?」」 「ゆっ……!! ゆっくりできないわけないよ!! まりさはゆっくりしてるよ!!」 「れいむもゆっくりしてるよ!!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「「ゆゆぅぅぅぅぅ~!!!!」」 何故か悔しげに地団太(?)を踏む古参ゆっくり達。 ……ワケが分からん。 あの二匹はただ「ゆっくりしていってね!!」と言っているだけなのに、何をそんなに怒っているのか。 「「ゆっくりしていってね!!」」 「うるざいよぉぉぉぉ!! れいむたちはもうどっかいってね!!」 「「ゆゆーっ!!」」 とうとう古参達が体当たりをし始めた。新参達は反撃するでもなくされるがままだ。 「「ゆっくりしていってよー!! ゆっくりー!!」」 「うるさいよ!! ゆっくりしてるよ!!」 「ゆっくりできないのはれいむたちのほうだよ!!」 攻撃が段々苛烈になっていく。 ……うーむ。 ゆっくり同士の喧嘩など、普段は珍しくもないのだが、なんだか今回は事情が違う気がする。 ちょっと興味が湧いてきたのだ。俺は事情を聞いてみることにした。 とりあえず声をかけてみよう。 「まぁちょっと待てお前ら」 「「「「ゆゆゆゆっ!!!!」」」」 びっくりした反応は全部一緒だった。 だがその後が違う。 「ゆゆっ! にんげんだよっ! にげるよれいむ!」 「ゆっくりできないよー!」 これは古参ゆっくり。 「ゆっ! おにいさんはゆっくりできるひと?」 「ゆっくりしていってね!」 これは新参ゆっくりだ。 古参は人間である俺を恐れているが、新参はそんな様子は微塵もない。よほど人里離れた場所からやってきたのだろうか。 「いや別に取って食いやしねーよ。お前達が喧嘩してたみたいだから、気になったんだ。一体全体、どうしたって言うんだい」 身を屈めて視線を低くしてやりながら、俺は訊いた。 口を開いたのは古参ゆっくりだった。 「ゆゆっ! あのこたちうるさいんだよ! ゆっくりしていってねってなんどもいうの!」 「れいむたちはゆっくりしてるのに!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 ゆっくり、という言葉に反応したのか、新参達が声を上げる。 「「だからうるさいよぉぉぉ!!」」 もう我慢できないのか激昂する古参達だが、その姿はどう見てもゆっくりしていない。 「お前ら、ゆっくりできてないじゃないか」 「ゆゆっ!? そんなことないよ」 「なんでそんなこというのぉぉぉ!?」 「だって、ほれ」 すぐさま突っかかってきた二匹を、新参ゆっくりのほうに見せてやる。 「「ゆ??」」 いきなり注目を浴びた二匹は、可愛らしく首をかしげるばかりで、どうして自分が見られているのか全然分かっていない様子だ。 知恵のついてない子供みたいな反応だが、それだけにむしろ泰然としたものまで感じさせる。 「ほら、あんなにゆっくりしてるだろ」 「「ゆううううううう……!?」」 反論が出ないあたり、この二匹も新参ゆっくりのゆっくりっぷりを感じ取ったのだろう。 「な? だからゆっくりできないのはお前らなんだって」 「ゆぅっ! ちがうよ! まりさはゆっくりできるゆっくりだよ!」 「そうだよ! あれはどんかんっていうんだよ! あんなにゆっくりしてちゃれみりゃにたべられちゃうよ!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「「だからうるざいよぉぉぉぉぉ!!」」 できてねーよ。ゆっくりできてねーよ。 どうも、古参達は自分達こそがゆっくりできるゆっくりだと思っているのだが、しかしあの新参ゆっくりの真のゆっくりの前に、自信喪失寸前のようだ。 余裕のない態度がその表れであろう。 「まぁ、大体事情は分かった」 とりあえず俺の手に負えないってことは。 「とりあえず、俺の家にでも来るか。飯くらいは食わせてやる」 このまま放置しても良かったが、そうすると新参二匹がまた襲われてしまいそうだ。 ゆっくりなどどうでもいいことに変わりはないのだが、この二匹のことをもうちょっと知りたくなった。 あまりのゆっくりっぷりに癒されつつあったことも、まぁ認めよう。 「ゆ! ごはん! おにーさんのいえにつれてってね!」 「ゆっくりはやくね! ごはんー!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 古参二匹のふてぶてしさは正にゆっくりらしい。新参二匹も、どことなく声のトーンが上がっている。 俺は四匹を腕に抱きかかえると、家路についた。 その途中、談笑している虐待お兄さんと愛でお兄さんに遭遇する。 ……趣味が相反していそうな二人が、やたら仲が良さそうなのに驚く人もいるだろうが、別におかしなことではない。 他はどうだか知らないが、この愛でお兄さんは自分の飼っているゆっくりだけに愛情を注いでいるのだ。 それを偏愛だの差別だのという奴はまさかいないだろう。人間とて、飼い犬と野犬に注ぐ愛情には天と地ほどの差があろう。 犬とゆっくりの立場が置き換わっただけだ。だから愛でお兄さんも、実際はただのゆっくりを飼っているだけの人と言えよう。 もっとも、十数匹も飼って育てている時点で、既に普通ではないが。 「やぁ、どうも」 「これはこれは、とうとうあなたもこの道に……」 「違いますやりませんあんたと一緒にしないでください」 きめぇ丸もかくやという顔で擦り寄ってきた虐待お兄さんを遠ざける。 ちなみにこの虐待お兄さんは、何の変哲もない普通の虐待お兄さんである。 「そうですか。残念です。しかしそれならば何故ゆっくりを?」 「ええ、実はかくかくしかじか」 「まるまるうしうしということですね。なるほど」 日本語って便利だ。 「というわけで思わずこうして連れてきてしまったんですが、どうしたもんでしょうか。 このまま離してもこっちがこっちを虐めちゃいそうで、なんか後味悪いんですよね」 ふむふむとお兄さんズは頷きあったあと、「ならばこうしてみると良いでしょう」と提案してきた。 俺は二人に礼を述べると、再び家路についた。 十分も歩けば我が家だ。 「ただいまー!」 一人暮らしなので迎えてくれる人は誰もいないが、一応言う。 「「ゆっくりしていってね!!」」 今度先に反応したのは新参ゆっくりのほうだ。『おかえり』のニュアンスでも含んでいるのだろうか。 「ゆゆ! とってもきれいなおうちだよ!」 「ここをまりさたちのゆっくりぷれいすにしようね!」 当然、こちらは古参ゆっくりである。別に気にすることはない。これがゆっくりという生き物だ。 俺は足の泥を払って、四匹を空き部屋に放り込んだ。壊されるようなものも特にない。 「それじゃあゆっくり待ってろよ。今メシ作ってきてやるからな」 「ゆっくりはやくね! まりさはおなかがすいたよ!」 「おいしいものたべさせてね!」 「「ゆっくりつくっていってね!!」」 最早どちらがどちらだとわざわざ説明する必要もあるまい。 俺は台所で余り物の野菜と冷えたご飯を適当に炒めてやった。まあ、野生のゆっくりにはそこそこ美味い飯になるだろう。 大皿二つに分けて持っていってやると、そこでは案の定の光景が繰り広げられていた。 古参二匹は、そこら中を跳ね廻っている。キャッキャと実に楽しそうだ。 新参二匹はというと、縁側のほうで寄り添いあって日向ぼっこをしている。猫か老人を思い浮かべる。 「ほら、飯だぞ」 部屋の真ん中に皿を置いてやると、古参ゆっくり達は早速飛びついてきた。 「ガツガツガツガツッ!!」 「うめっ! めっちゃうっめ!」 よほど飢えているのか、凄まじい食いっぷりだ。 ものの数分ですっかり皿は空になってしまった。 「ゆぅ~ん、おなかいっぱいだよー!」 「おしかったよ! ありがとうおにいさん!」 そう感謝されては、こちらも少しは嬉しい気分になる。 「はいはい、おそまつさま。それにしてももうちょっとゆっくり味わって食えよ」 「ゆっ! だっておいしかったんだもん!」 「まぁそれならいいが……」 言いながら、もう一つの皿のほうに目を向ける。 「むーしゃ♪ むーしゃ♪ しあわせ~」 「むーしゃ♪ むーしゃ♪ しあわせ~」 新参二匹は、実にゆっくりと食事を楽しんでいる。 「どうだ。美味いか」 「ゆっくりおいしいよ! ゆっくりたべるよ!」 「そうか、まぁゆっくり味わってくれ」 「ゆっくりあじわうよ! むーしゃ♪ むーしゃ♪」 見るものが幸せになってくるような、和やかな食事風景である。 ふと見れば今食事を終えたはずの二匹まで、また涎を垂らしているではないか。 「もっとゆっくり食えば良かったのにな」 「「ゆぅぅぅぅぅ~~~~~~~……!!」」 二匹は心底悔しそうであった。 食後も、二組の違いは明確に分かれていた。 古参は、食べてすぐだというのにまた遊び始めている。元気なことだ。まぁそのくらいじゃないと野生では生きていけんのかもしれん。 新参のほうは、部屋の隅のほうで寄り添いあって眠っている。牛になるぞ。 「ほら、次は水浴びさせてやる。こっち来い」 俺は古参を呼び寄せ、新参を起こしてやると、裏の水場に連れていった。 二つの大きめな桶に水を張り、それぞれの組を入れてやる。 「ゆっゆー! ぷしゅー♪ ぷしゅー♪」 「ゆーん! つべたいよれいむー! おかえしー♪」 古参は実に楽しそうに遊んでいる。 「ゆ~……ごくらく~」 「ゆっくりできるよー」 対してこちらは、まるで湯治場のジジイである。お前らほんとにゆっくりか……いやゆっくりだな。ゆっくりしてるし。 まるで子供と老人を見ているかのようである。 水遊びのあと、俺は元の部屋に戻り、四匹を前にして座った。 「どうだ。折角だし、今日は泊まっていくか」 四匹はいっせいに色めきたった。宿の心配はやはりあったのだろう。 「ゆっくりとまっていくよ!」 「ゆっくりしていくね! おにいさんもいっしょにゆっくりしてね!」 新参達は素直に喜びを表現している。 対して古参達は、 「とまっていくよ! でもそのこたちとはへやをべつにしてね!」 「そのこたちとはゆっくりできないよ! ゆっくりおねがいだよ!」 と言った。 「「ゆゆぅ!」」 新参達は傷ついたような顔をする。それはそうだろう。こいつらはただ一緒にゆっくりしたいだけなのだ。 「おいおい、酷いこと言うなよ。同じゆっくりだろ」 「ゆ! だってゆっくりゆっくりうるさいんだもん! そんなんじゃゆっくりできないよ!」 「ゆっくりすることが、お前達ゆっくりにとって一番大事なことだろ?」 「そうだけど……でもずっとゆっくりしてても、ごはんはとれないし、れみりゃからもにげられないよ!」 「ゆっくりするにも限度があるってことか?」 「ゆ! そのとおりだよ! ゆっくりしてばかりじゃゆっくりできないんだよ!」 日本語として何かおかしい気もするが、なるほど、実にもっともだ。 明日のゆっくりのために、今日のゆっくりを敢えて捨てる。捨てなければならない。悲しいけど、これ、現実なのよね。 ゆっくりだけでなく、人間にも通じる考え方であろう。 だが。 だがしかし、だ。 「それで、お前達は本当にゆっくりしていると言えるのか?」 「「ゆっ!?」」 俺は言った。目の前の二匹が、あまりにも哀れに思えたからだ。そしてそれが、自分や他の人間と重なったからかもしれない。 「ご飯を食べられればしあわせー♪だろうし、寝床にありつけばゆっくりできるだろう。 でもそれだけで、本当にゆっくりしているって言えるのか?」 「「どういうことぉぉぉぉ!?」」 「例えばの話、もしお前達が人間に捕まって、たくさんご飯をもらえたとするだろう。ゆっくりできるか!」 「ゆ! それはうれしいことだよ! ゆっくりできるよ!」 「目の前でたくさんの仲間達が、ご飯をもらえずにゆっくりしていても?」 「「ゆぅっ!?」」 その光景を想像したのだろう、二匹の顔が蒼白に染まった。 野生というだけあって、飢えの苦しみも知っているだろうから、まざまざと想像できたに違いない。 「掴まって狭い檻に入れられて、ゆっくりできるか? 確かにれみりゃからは襲われないし、安全だろうけど」 「ゆ、ゆぅ……」 「逆に、だ」 一拍置く。 「もし食べ物が足りなくても、もし安全な寝床がなくて……となりに大切な友達がいれば、ゆっくりできるんじゃないか?」 「「ゆゆっ……!!」」 二匹はお互いの顔を見合わせた。やはり、そんな経験があるのだろう。 苦しいときも支えあい、生き延びてきた、そんな経験が。 「そう、ゆっくりできるかどうかは、食べ物や寝床のあるなしじゃない。安全かどうかでもない。 一緒にゆっくりしたい誰かがいるか、そして何より『ゆっくりできている』と心から思えているか……そうなんじゃないか!?」 「「ゆ゛ーーーーーーーーー!!!!!!」」 ガァ────z______ン!!!という書き文字を頭から浮かべて、二匹は硬直した。 「お前達の今日の姿を見ていて、俺は思ったよ。 お前達はゆっくりできていなかった。それは、自然で生き抜くために、必要な在り方だっ。だから仕方ないとは思う。 だがな、見ろ」 俺は二匹を、新参ゆっくりのほうに向けてやる。 二匹はまたも注目を浴びて戸惑っていたが、やがて言った。 「「ゆっくりしていってね!!」」 まるで太陽のような明るい笑顔で。 「心にゆとりのある生き物……なんと素晴らしいことか! いつもどんなときも、自分がゆっくりできているからこそ、あの二匹はあんなことが言えるんだ。 自分がゆっくりするだけでなく、他の人もゆっくりさせてあげたいがためにな」 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆぅぅぅぅぅう!!!」 「ゆっぐりじだいよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 とうとう、二匹は泣き出してしまった。 新参達を見て、在りし日の姿を思い浮かべてしまったのだろう。 無邪気に遊べていた子供時代、何も心配することも恐れることもなかったあの懐かしき日々。 ああ、それを一体どこに置いてきてしまったのか……とか、そういうことを。 「ゆっ、ゆっくりしていってね!」 「なかないでね! いっしょにゆっくりしていってね!」 慌てたのは新参二匹だ。まるで自分が泣かせてしまったかのように思っているのだろう。 「ゆっぐりじだいよぉぉぉぉぉぉ!!!」 「ゆっぐりざぜでえええええええ!!!」 しかし古参二匹はさらに泣き叫ぶばかりだ。ああ、そろそろうるさくなってきたぞ。 「いや、やってますな」 「やぁ、こんばんわ」 そんな折、虐待お兄さんと愛でお兄さんがやってきた。 「どうなりましたか? まぁ、これを見れば大体分かりますが」 「ええ、言ったとおりでしたよ」 愛でお兄さんと言葉を交わす。 お兄さんズは俺にこう言ったのだ。『どちらがゆっくりできているか観察し、そしてそのことをちゃんと言ってやればいい』。 その結果、古参は自分達がゆっくりできていなかったことを悟り、こうして泣き叫んでいる。 こうしてやれば、もはや古参達は新参達を虐めることはできまい。自ら敗北を認めてしまったのだから。 だがよく考えてみれば、根本的解決にはなっていない気がする。 新参ゆっくり達を野に放てば、どうせ他のゆっくりに虐められるに違いないからだ。 などと考えていると、虐待お兄さんが泣き叫んでいる二匹に近づいていった。ああ、また始まった。 「やぁ君達! ゆっくりしたいのかい?」 「ゆっぐりじだいでずぅぅぅぅぅぅ!!」 「ゆっくりさせてあげようか?」 「ゆっぐりざぜでぐだざいぃぃぃぃ!!」 虐待お兄さんはにんまりと笑う。 「そうかそうか! ではお兄さんの家でゆっくりさせてあげよう! まずはこの中に入りなさい」 と、二匹を麻袋の中に招き入れた。既に中で何かが蠢いていることについては突っ込むまい。 「ちょろいもんだぜ」 と唇の端をゆがめるお兄さんはどう見ても悪人である。 「ヒャア! 我慢できねぇ! 虐待だ!」 そしてそう言って、挨拶もなしに俺の家を飛び出していった。 「あーあ」 「行ってしまいましたね」 やれやれ、と愛でお兄さんと苦笑する。あの二匹は、もう永遠にゆっくりできないことであろう。死ぬまで。 「あれ? こっちは残していったんですね」 新参ゆっくりは、まるで旋風のように去っていった虐待お兄さんに目を丸くしている。 「ああ、彼はそのゆっくりには興味ないんですよ」 「というと?」 「真にゆっくりできているゆっくりは、虐めても良い反応を返しませんからね。レスポンスがないとつまらないと、そういうことでしょう」 「ふぅむ」 虐待お兄さんにも虐待できないものがあったとは。いや、というか、単にサドいだけか。 「「ゆゆっ!! ゆっくりしていってね!!」」 こちらの視線に気づいて、二匹がいつもの声を上げた。すると愛でお兄さんが近づき、二匹を抱き上げる。 「うん、ゆっくりしていくよ」 「「ゆっくりしていってね!!」」 優しく抱かれて、二匹とも嬉しそうである。 「飼うんですか?」 「ええ。このゆっくりは珍しいですからね。うちのゆっくりの、遊び相手にさせたいと思います」 珍しいねぇ。そんなに特殊なゆっくりなんだろうか。 「そんなに珍しいものなんですか? これ。見た目は普通のゆっくりと変わらないように見えますが」 「まぁ、ゆっくりであることに変わりはないんですが、ここまでゆっくりできているゆっくりとなると、中々いませんね。 今のゆっくりは、人や動物に襲われ続けて、警戒心が強くなってますから」 「つまり、昔はこのようなゆっくりが主流だったわけですか」 「ええ。ゆっくりたちは、生き残るために、ゆっくりすることを敢えて捨てて、今のようになったのです。世知辛い話ですね」 生き残るために、ゆっくりはゆっくりすることをやめた。 それでも『ゆっくりしていってね!』と言われて思わず立ち止まってしまうのは、種として誕生したときからの本能なのだろう。 そう考えると、ゆっくり達が少しだけかわいそうに思えてきた。 ゆっくりも、人間達と同じなのだ。生きるために働き、心のゆとりを喪っていく。 俺は目の前の二匹に、何か大切なことを教えられた気がした。 次の日から、俺はゆっくりに少しだけ優しくなった。 道端で声をかけられたら、ちゃんと『ゆっくりしていってね!』と返すようにしている。 ゆっくり達もまた、現代社会の犠牲者なのだ。それを無闇に蹴り飛ばすこともないだろう。そう思った。 ゆっくりにも、できるだけゆっくりしてもらいたいと、俺はほんの少し思うのだ。 ──ま。 だからって悪事を働いていい理由にはならないので、俺の畑を荒らしたやつは例外なくブチ殺すようにしているがね。 あとがき 虐待スレも、思えば遠くへ来たもんだ。 初期作品を読んでいたら、こんな話が出来上がっていました。 純粋なのも、ふてぶてしいのも、憎たらしいのもいいじゃない。ゆっくりだもの。 あと、いい加減自分に名前をつけることにしました。 好評を博して頂いている『焼き土下座』から名前を取り、これからは土下座衛門と名乗らせていただきます。 今後ともよろしくお願いいたします。 今までに書いたもの ゆっくり実験室 ゆっくり実験室・十面鬼編 ゆっくり焼き土下座(前) ゆっくり焼き土下座(中) ゆっくり焼き土下座(後) シムゆっくりちゅーとりある シムゆっくり仕様書 このSSに感想を付ける
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「ゆ? ゆっくりうごいてるよ! もうすぐうまれるね!」 「ゆゆ! ほんとだわ! いまやわらかいばしょをよういするわ!」 ありすは急いで脇の方に置いてあった枯草を、れいむの前に敷き詰める。 ちょうどそこは、れいむの頭から生えている赤ちゃんたちの落ちる場所である。 「ゆっくりうまれてね!」 「「「ゆっゆ!」」」 産まれる直前ともなると、親の言葉に反応してプルプルと震える事ができる。 れいむはその振動を感じ取って幸せに包まれた。 もうすぐ愛する我が子と会える事に。 「ゆゆ! うまれるわ! ゆっくりがんばってね!」 ありすが掛け声をかける。れいむは子供たちが無事に生まれる事を願っていた。 ポロリと。頭の茎から一匹のありすが落ちた。そしてそれを皮きりに残り七匹も枯草の上に落ちてくる。 たっぷりと敷き詰めた枯草の上は柔らかいのだろう。落ちた後も枯草の上でモゾモゾとしていた。 親である二匹は心配そうに見つめていた。 やがて、三匹が目を開けた。そして二匹の方を向いて、生まれたてとは思えないほど大きな声で 「「「「ゆっきゅりちていっちぇね!!!」」」 そう言った。れいむはその光景を見て思わず涙ぐむ。 「ゆぐ、ゆぐっ!・・・ゆっくりしていってね!!!」 ありすもとても幸せそうな顔で挨拶を交わす。 「ゆーゆ♪」 「ゆっきゅりごひゃんたべちゃわ!」 「ゆっくりー!」 ありすが三匹とれいむが五匹。植物型でも少々多い。 が、両親は特に気にしなかった。今の季節は春である。食料も出産前から十分に溜めている おうちの方も、ゆっくりにしてはかなり広い方なので、狭いという事もない。 「おちびちゃんたち! ゆっくりごはんをたべてね!」 れいむがそう言うのと同時に、頭の上から茎が落ちてきた。 子供に送られていた栄養がたっぷりと詰まっていて、味もほどほどに抑えられている茎は 最初に子供が食べるものとしては最高の餌だ。 ありすとれいむはそれらを口の中に入れて、むーしゃむーしゃと噛み砕いた。 「ゆゆ! ゆっきゅちごひゃんをとらないでね!」 一匹の赤れいむが怒り出す。れいむは謝りながら 「ごめんねあかちゃん! でもこれでやわらかくなったからゆっくりたべれるよ。」 「ゆっくりたべてね!」 生まれたての赤ちゃん達はむしゃむしゃと柔らかくなった茎に被りつく。 そして生まれて初めての食事を楽しむ。 「「「「「「「むーちゃ!むーちゃ! ちあわちぇー!」」」」」」」 「ゆっきゅちちちぇいってね!!!」 「ゆ?」 両親は何か違和感を感じた。が、この時はそれは何なのかはわからなかった。 食事を終えた赤ちゃんたちは、さっそく家の中で遊んでいた。 「ゆっっきゅちおうたをききちゃいよ!」 「ありちゅはとかいちぇきなおうちゃをききちゃい!」 「れーみゅはすりすりしちゃいよ!」 無邪気に親に甘える赤ちゃん達。その中で変な言葉が聞こえてきた。 「ゆっゆっー! ゆっきゅりちちぇいっちぇね!」 一番小さい赤れいむである。 「ゆゆ? れーみゅたちはゆっきゅちちちぇるよ?」 「どうしたのあかちゃん? ゆっくりしてるわよみんな?」 赤れいむに話しかける家族。しかし帰ってくる答えは 「ゆっゆっゆー!」や 「ゆっくりー♪」 「ゆ?」 といった言葉しか返さない。というか基本的に「ゆっくりしていってね!!!(発音修正済み)」 か、「ゆー」とかしか言わないのだ。 「ゆ? どうちちゃったのれーみゅ?」 心配そうに見つめる兄弟 「ゆゆ! どうなってるの? まさかびょうきなの!」 れいむはソワソワと落ち着きなくおうちの中をうろついている。 ありすは家族を落ち着かせようとした。 「おちついてねみんな! いまぱちゅりーをよんでくるわ!」 そういって大急ぎで近くのぱちゅりーを呼びに行った。 「むきゅん! これはせんぞがえりね!!!」 「ゆー? なにそれぱちゅりー?」 ぱちゅりーの言った言葉の意味がわからないれいむ達。ぱちゅりーは話を続けた。 「むかしむかし、ゆっくりがだれにもじゃまされずにゆっくりしていたじだいとがあったのよ! むかしはみんな『ゆっくりしていってね!!!』しかいわなかったそうだわ!」 「それで! だいじょうぶなのあかちゃんは!」 ぱちゅりーはあくまで冷静にみんなに話す。 「おちついてねありす。これはとてもうんのいいことなのよ! むかしのゆっくりはぜったいにゆっくりできるっていいつたえがあるの! このこもとてもゆっくりできるはずよ!」 「ゆゆーん! さすがれいむたちのこだね! とってもゆっくりできるなんてすごいね!」 「とってもとかいはなこね! ありすはうれしいわ!」 「れーみゅはとちぇもゆっきゅりできるんだね!」 家族はとてもゆっくりできるという事を大いに喜んだ。 そして家族の生活は始まった。 最初の頃は、言葉が伝わらずに大変苦労したが、それでも長い間暮していると、言葉が伝わるようになっていった。 元々、ゆっくり達の話す『ゆっくり』にはかなり広い範囲の意味が込められている。 それこそ『おいしい』という意味から敵がいるかいないかまで、状況に応じて意味が違ってくる。 太古のゆっくりはその微妙なニュアンスの違いを感じ取っていたのかもしれない。あるいは意志の疎通など必要なかったのか。 とにかく、進化したとはいえ現在のゆっくり達の遺伝子にもそれは受け継がれている。 要は馴れれば分かるようになってくるのだ。 「ゆっくりしていってね!」 「そうねれいむ! きょうはおそとでとかいてきなひなたぼっこをするわ!」 「ゆっくりおひさまにあたろうね!」 「おかーさんもゆっくりいくよ!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆー!」 この一月の間に完璧なコミュニケーションが取れるようになった。 家族は近くの野原で思い思いに遊んだ。 「ゆっくりころがるよー!」 「ゆゆー! まってねばったさん!」 「ゆゆーん! とかいはのたんぽぽよ! れいむにあげるわ!」 「ゆっくりー! ゆっくりしていってね!!!」 「おねーちゃん! れいむもほしいよ!」 両親はその光景を眺めていた。 「みんなとってもゆっくりできてるね!」 「そうよね。ありすたちはとってもしあわせものね。」 互いに頬を寄せ合う二匹。それは親愛の証でもあった。 その時だった。二匹の後頭部ががっちりと何かに掴まれたのは。 「ゆゆ! だれなの! ゆっくりはなしてね!」 「そうよ! ありすたちはとってもよっくりしてるのよ!」 「ぷくううううううううう」と膨らんで怒り出す二匹。しかし掴んだ相手はそんな事はまるで気にしなかった。 「う~♪ あっまあまだっどぉー♪」 間抜けな声が聞こえた。そしてそれは近くで聞いてはいけない声だった。 「「でびりゃだあああああああああ!!!!!」」 「やめてね! おかーさんたちをはなしてね!!!」 子供たちは両親を掴んだ敵に対して体当たりを繰り出す。しかしそんなものは効果がない。 「うー? じゃまなんだどぉー! ちっちゃいあまあまはおちびちゃんたちのぶんなんだからー! だまってるんだどぉ♪」 そういって足でガッ!っと踏みつける。 「やべちぇえええええええええ!!!!」 「いたいですうううううううう!!!! 「ありすもういやああああああ!!! だれかたすけてえええええええええ!!!!」 次々に踏みつぶされる兄弟。あのれいむも家族を助けようとするが、 「まってねれいむ!」 長女のありすに止められた。 「ゆ! ゆっくりしていってね!」 「わたしたちじゃかてないわ! どすをよんできて!」 れいむ達の家の近くにはドスまりさが住んでいる。群れは持っていないが、ドスの周りには大勢のゆっくりが住んでおり れいむ達もその一つだ。 ドスならばみんなを助けられるとありすは考えた。 「ゆっくりしててね!!!」 れいむはそれを理解して急いでドスの家へ向かっていった。 れみりゃは家族を踏むのに夢中で気づかなかった。 「う~? ぷにぷにしておもしろいどぉ~♪」 「いじゃいよ! やめてよ! ゆっくりできないよ!」 れいむは走った。途中で何度も転びそうになりながらも必死で走った。家族の為に。 その思いが通じたのか、何の障害もなくドスの家の前についた。 「ゆっくりしていってね!!!」 そういってドスの家へ飛び込むれいむ。 「ゆゆ? ゆっくりしていってね!!!」 中にはドスと何匹かのゆっくりがいた。その中にはぱちゅりーのつがいのまりさもいた。 「どうしたの? ゆっくりはなしてね!」 ドスの声に反応して、さっそく助けを求めようとするれいむ。 しかし 「ゆゆ? ちゃんとはなしてくれないとわからないよ! ドスだっておこるよ!」 「ゆ・・・ゆっくりしていってね!!!」 「さっきからなにいってるかわからいよ! れいむはちゃんとしゃべってね!!!」 「ばかなの? しぬの?」 かれこれ10分はこんな調子である。 れいむの言葉は馴れた家族には伝わったが、初めて会話する他のゆっくりには通じなかったのだ。 「ゆ・・・ゆっゆっくりしていってね!!!」 ついには泣きだしながら喋るれいむ。 「だからわからないっていってるでしょ? ばかなの?」 だんだんとドスは苛立ってきた。そしてもう家から追い出そうかと考えたちょうどその時 「どすー!たいへんなんだよー!れいむとありすたちがれみりゃにおそわれてるんだよー!」 「れみりゃのこどもたちもいっぱいきてるみょん!」 運よくれみりゃ達を目撃したちぇんとようむがドスに伝えに来たのだ。 「ゆ! わかったよ! すぐいくね!」 「ゆっ!ゆっくりしていってね!!!」 ドスがやっと動き出した事に喜ぶれいむ。 そして一目散に家族の元へ向かった。 助けを連れて戻ってきたれいむ。しかしそこに居たのはれみりゃ達とただの皮だった。 「うー! おいしかったどぉー! れみ☆りあ☆うー☆」 「とってもえれがんとだどぉ~♪ れみりゃのおちびちゃんはとってもかりしゅまなんだどぉー!」 「さくやー! のどがかわいた~♪ れみりゃはおれんじじゅーすがのみたいどぉー!」 「うっうー! のう☆さつだんすでふみふみだどぉ~♪」 そこには餡子を失って皮だけになった家族で弄ぶれみりゃ達がいた。 既に光のない眼で空を見ている両親と兄弟。先ほどまで元気に動いていた家族。 それが今ではただの動かない皮。 「ゆ・・・・ゆっくりじでいっでねぇえええええええええ!!!!!!!」 れいむは半ば半狂乱になりながらゴロゴロと転がりまわった。 それを周りのゆっくりが止めてるうちに、ドスはれみりゃ達に近づいた。 「ゆっくりできないれみりゃはゆっくりしんでね!!!」 それだけ言い放つと、口からドススパークを放ち、れみりゃ達をあっという間にやっつけた。 このれみりゃ達はみんなのごはんとして分けることになった。 ドスの家の前。近くのゆっくりが全員集まり、れいむとありす達を土の中に埋葬していた。 そこには当然れいむが居るはずである。しかしれいむはそこから少し離れた場所にいた。 近づけて貰えないのだ。 ゆっくり達は最後の別れを済ませた後に、口ぐちにれいむを責め立てた。 「れいむがちゃんといわないからありすたちはしんだんだみょん!」 「こどもなんだからしゃべれるでしょ! ほんとにできそこないのゆっくりだね!」 「ありすたちがしんだのはれいむのせいだね! はんせいしなくていいからゆっくりしんでね!!!」 「ことびゃもまちょもねはなちぇないなんて、ゆっきゅちできにゃいね!!!」 「ほんとはきょうだいをゆっくりさせたくなかったんでしょ!」 遂にはドスまでも 「れいむのせいだからね! ドスがもっとはやくついたらみんなぶじだったんだよ! わかってるの? ばかなの? しぬの? ゆっくりしないでどっかいってね!!!」 「ゆゆ・・・ゆっくりしていってね!!! ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくじでぎるわげないでしょおおおおおおおおおおおお!!!! どっどどでていってねえええええええ!!!!!」 こうしてれいむはこの付近から立ち退くことになった。れいむにとって嬉しかったことは ぱちゅりーだけは最後まで味方でいてくれた事だ。 「れいむ、たべられるものやかりのしかたはおぼえてるわね?」 出発当日、ぱちゅりーは朝早くからやってきて真剣な目で問いかけてきた。 「ゆっくりしていってね!!!」 ぱちゅりーには言葉の意味がわからなかったが、おそらく肯定したのだと思って話を続けた。 「そう、おうちのつくりかたもだいじょうぶね? これはあさごはんよ!」 そういって口から差し出したのは、はちみつだった。 野生のゆっくりにとっては滅多に食べれない貴重なものである。 「ゆっくりしていってね!!!」 「れいむもゆっくりしてね!!! がんばってねれいむ!!!」 帰って行ったぱちゅりーの後ろ姿を寂しげに見つめながら、れいむは新たな家を求めて旅立った。 【あとがき】 昔書いて途中でほったらかしたヤツ うん。何に影響を受けてたかよくわかるな俺 あと、久々に発掘した時に書かれてたメモが 【メモ】 ジャギ様登場 どういうことなの…… byバスケの人 このSSに感想をつける
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「俺はブラックサンなどではない、俺は…」 ビッ!「仮面ライダー!」シュ!「ブラック!!」シュバ! 「ゆゆっ!『ぶらっくさん』はかっこいいね!!」 「違う!俺は『ブラックサン』ではない!俺は…」 ビシ!「仮面ライダーッ」シュッ!「ブラァック!!」シュバァ! 「ゆーっ!『ぶらっくさん』はとってもつよそうなんだぜ!!」 「『ぶらっくさん』ってなんだかとかいはね!」 「違うッ!俺は『ブラックサン』ではない、俺の名は!」 ビシィッ!!「仮面ライダァァァッ!」シュゥッ!!「ブラァッックッ!!」 「「「『ぶらっくさん』!ゆっくりしていってね!!」」」 「だから俺は!俺はッ!…」 ピョンピョン 「ぶらっくのおにーしゃん!ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」 「・・・・」 プニプニ…「ゆー♪」 「………ああ」 ローングローアゴートゥエンティーセンチュリ~♪ ◆ ゆイタニック号inでぃけいどがゆっくりしすぎてるのでちょっとブレイク。 てかまだだいぶ終わらない… by『とりあえずパフェ』 名前 コメント
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『人間社会でゆっくりしていってね!』 57KB 愛で 虐待 観察 考証 加工場 創作亜種 独自設定 考証) 社会描写 ※初投稿ですが、よろしくお願いいたします ※死なないゆっくりたちがいます ※ストーリーはありません、情景描写のみです ※ほぼ全面的に独自設定です ※決定的なミス描写があったため上げ直しさせていただきました。もうしわけありません。 「おはよーございます、おおきなおうちのにんげんさん! 」 毎日、玄関先の元気な甲高い声の合唱がこの家の朝の訪れを告げることになっている。 エントランスには、サッカーボール大の成体のゆっくりまりさが二体、後ろにはぱちゅりーとちぇんが待っている。 彼らは四匹で棒と板切れで固定された大きなポリバケツを神輿のように担ぎあげながら、家人が出てくるのをニコニコとした笑顔で待っている。 その声に、まだ眠そうなこの家の奥さんが出てくる。手にはポリ袋を一つ。 「あらあら、ゆっくりさんたち。おはようさん」 「おはようございます、おねーさん。まりさたちはごみのかいしゅーにきたのぜ!」 四匹のリーダーらしいまりさが、元気な笑顔で返事をする。 「はいはい、毎朝ごくろうさま」 と奥さんはゆっくりたちが担ぐポリバケツを開けて、手にしたポリ袋を放り込み蓋を閉める。 少し重量がふえたが、一日分の一般家庭のごみなら彼らは慣れたものである。 誇りにまみれた小麦粉色の肌の顔色一つ買えず、少し身をかがめるように決まり文句を唱える。 「むきゅ「「にんげんさん、いつもごみをありがとーございます!」なんだねーわかるよー」なのぜ」」 「またあしたもくるよ!」 とリーダーまりさが最後に締めて、ゆっくりたちは器用に彼らの言う「ごみさんおみこし」の向きを変えて、エントランスから門を出ていく。 門については毎朝、この家のご主人が新聞を取りにきたついでにゆっくりたちのために開けておいてあげている。 帰っていくゆっくりたちの背中に奥さんは労をねぎらうために、言ってあげる。 「みんなも今日はゆっくりしていってね」 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 と振り向けないのでそのまま彼らはベストのタイミングで合唱する。 これがこの街、M市のゆっくりたちの一日の始まりであった。 ※ ゆっくりたちが世に現れて10年という年月は、人間にとってはこの謎の多い『不思議饅頭』たちを社会に受け入れさせるのに十分な長さであり、ゆっくりたちにとっては良くも悪くも人間社会に適応させるのに十分なほどの世代交代を重ねた永遠に近いような年月であった。 その中でもM市はゆっくりたちの社会利用に先鞭をつけた都市でもあったが、多かれ少なかれゆっくりたちは、現在のところ社会に溶け込み、有効活用されている。 もしも、アンケートをとれば『ゆっくりは益獣である』という返答が圧倒する筈だ。 気の早い学者によっては、「ゆっくりたちは人間に与えられた新たなるパートナー」と定義づけている者たちさえいる。 「「「「んーしょ、んーしょ」」」」 まだ人通りが少ない中、「ごみさんおみこし」を担いだゆっくりたちが歩道をできるだけ邪魔にならないように進んでいく。 通勤時間前に運び終えるよう義務付けられている彼らはおみこしをかついでいるためぴょんぴょんすることはできないが、できるだけ早いずーりずーりで担当の家を回っていく。 だいたい成体四匹一組で1班。1班ごとに3-4件回ることになっている。 また、朝よりも昼や夕方のほうが都合の良い家庭やアパート、マンションなどもあり、朝に「ごみさんおみこし」を担いだゆっくりたちが歩道に殺到するというようなこともない。 そのあたりのローテーションについては、市の清掃局の担当官が厳密に管理している。 それでもそこここから、家々やアパートマンションのゴミ集積所を回った「ごみさんおみこし」を担いだゆっくりたちが現れ、ある目的地に向かって集まっていく。 ただし彼らが歩道を占拠するようなことはない。きちんと列を作って、一列縦隊にゴミバケツを担いだゆっくりたちは進んでいくのだ。 どのゆっくりたちも、ニコニコ笑顔を、むしろ不気味なぐらい崩さないようにして一生懸命進んでいく。 「「「「んーしょ、んーしょ、んーしょ、んーしょ」」」」 私語は許されない。甲高い彼らのしゃべり声は、さわやかな朝の中には少々うるさすぎる。 そして、少しずつ郊外に出始め、人通りが少なくなっていくうちに、人間の目が離れていくにしたがって、彼らの顔から人懐っこい笑みが失われて、だんだんと苦しみと悲しみを背負った苦悩の表情への変わっていく。 ゆっくりと、ゆっくりしない表情に。 「ゆぅ……」「ゆぐっ」「ゆひぃ」「ゆっゆっゆっ……」「ゆゆ……」「ゆっぐ……」「ゅう」などなど。 それでも悲鳴も私語も漏らさずに、ただ何か生きることそのものに耐えるような声が彼らの餡子の中から漏れでてくる。 そのうち彼らは一様にだらだらと目から涙を溢れさせながら、綺麗な縦隊を形成していく。 仲間たちの涙を踏みしめながら、ずーりずーりと進んでいく彼らが通ったあとには、ぬらぬらと糖分を含んで濡れる軌跡が刻まれていくのであった。 いつしかその道は「ゆっくり涙道」と呼ばれるようになっていた。 ※ 「にんげんさんたち! くつみがきするよ! あんよをきれいきれいにしていってね!」 M駅前の広場の一角にゆっくりまりさたちが10匹ほど並んでいる。靴磨きゆっくりだ。 「ゆっ! 人間さんいらっしゃい。あんよのおかざりさんをぺーろぺーろするよ?」 「ああ、お願いするよ」 彼らの前にある靴台に足を置いたサラリーマンの靴をまりさは一生懸命舐めていく。 地方都市であるM市は、まだまだ緑地や土の残る場所も多く、また通勤路によっては田んぼや畑のあぜ道を通ってくる人も少なくない。 そんな人たちにとって、駅の「ゆっくり靴磨き」は大変便利なものであった。 何しろ無料である。 彼らへの報酬はただひとつ「生きて良い」ということのみ。それだけで十分すぎる。 革靴についたドロやホコリやゴミを器用に舐めとっていくまりさ、どんな生まれをしてもどれだけ繰り返しても慣れない屈辱を勤労精神あふれる笑顔に隠すよう訓練されている。 だが、それでもうなじに疲れとは別な嫌な汗がじっとりと滲んでくるのは止められない。 「おい、まりさ」 「な、なに? にんげんさん」 「なにか忘れていないか?」 びくっ、と舐めるのを止めたまりさの顔に今度は別に冷や汗がはっきりと頬に流れ落ちてくる。 「は、はぃぃぃぃ!」 真っ青な顔になったまりさは、慌てて靴舐め作業を再開する。ただし、今度はBGMを自ら奏でながら。 「ぺーろぺーろ、しあわせー! にんげんさん、あんよをまりさにぺーろぺーろさせてくれて、ありがとうございます!」 目尻に涙を浮かべながら笑顔で靴を舐めていくまりさの様子を見てサラリーマンはうなずく。 別にサラリーマンはゆっくり虐待趣味があるわけではない。 ゆっくりという不思議饅頭は、あらゆる言葉や行動の一欠片でも隙があれば、それを極限にまで拡大解釈して増長する。 駅前の靴磨きのようにゆっくりにしては専門的な職場を与えられたゆっくりは、特に増長しやすい。 先ほどのように「ああ、お願いするよ」とか「いつもありがとう」などという人間からの感謝や挨拶を際限なく大きく解釈したあげく、ほぼすべてのゆっくりが「くつをぺーろぺーろして、にんげんたちをゆっくりさせてやってる」という思考に辿り着き始めるのだ。 そうなってしまえばあっさりと。本当になんのためらいもなくそのゆっくりは加工所行きだ。 いくら生き地獄の中に生きているゆっくりと言えども加工所よりは遥かにマシなのは、人間たちもゆっくりたちも骨身にしみて理解している。 むしろ、そのサラリーマンはわりとそのまりさを気に入っていて、毎日そのまりさに靴を舐めさせてやっているので、少しばかり思い入れがあった。 他のまりさたちに比べて舌が足首などにかかったりすることもないし、早く終わらせようと雑な仕事をすることもなかった。 なので、増長して加工所送りにならないように、あえて厳しい言葉をかけてやっているのだ。 それが彼、いや今の日本におけるゆっくりに対する「愛で方」でもあった。 それにもう一つ、ゆっくりを「ゆっくりさせない」ことが「愛で」に繋がる理由もあるが、それは後述する。 「ぺーろ、ぺーろ、し、しあわせー……」 だんだん声に元気がなくなっていく。 まりさの心のなかのゆっくりがどんどん消耗していくのが傍目にもわかってくる。 ゆっくりの通常種たちの中でも特にプライドの高いまりさにとって、本能的に「にんげんのあんよをぺーろぺーろするのはゆっくりできない」と精神に突き刺さっていくのだ。 蔑むようなサラーリーマンの視線がその重いを特に強くしている。 「お、おわったよ……、にんげんさん」 サラリーマンがひと睨みする。 「あんよをまりさにぺーろぺーろさせてくれてありがとうございましたぁっ!」 ヤケクソ気味に答えるまりさの顔は小麦粉の皮が透けて餡子色に褪めている。 どういう原理かゆっくりも、血の気が引いて顔色が青褪めることができる。 色は餡の種類ごとに違うが、中身が餡子のまりさとれいむは、特に人間の「土気色」に近い顔色になるため、表情がわかりやすいと評判であった。 「よし、まりさ。じゃあ今度は左足だ」 とサラリーマンは足を靴台に載せ替える。 「ひっ!」 まりさは悲鳴をあげるが、それでも気を取り直して靴を舐め始める。 「ぺーろぺーろ、しあわせー! ぺ、ぺーろぺーろしあわせー!」 と、ひたすら繰り返すまりさはもうゆっくりが枯渇しそうだ。 駅前の靴磨きがまりさ種ばかりなのは、特に選別されているわけではない。 この仕事を特に屈辱と感じることによって、増長することが少なく、加工所行きになることが少ないため自然に淘汰されそうなった結果であった。 そして、まだこの屈辱的な仕事はゆっくりにとっては「接客」というスキルが必要とされているだけ上等な種別に入る。 「ぺーろぺーろ……、にんげんざんのあんよをぺーろぺーろできて、まりざはじあわぜでずう!」 やがて涙ははっきりと頬をつたい、声が悲しみに滲むようになってきたあたりで、ようやくまりさは仕事を終えることができた。 本来、出勤時のサラリーマンにとってまりさに靴を舐めさせる5分は貴重なものだ。 大半のにんげんにとっては、そんな時間を割くより自分で靴を手入れして、少しでも朝にゆとりが持てるようにするものだ。 それでも毎朝のようにまりさの客になってやってるのは、間違いなく愛情であると言えよう。 だから一仕事終えてゆっくりを枯渇しているまりさに言ってやるのだ。 「まりさ。今日もゆっくりしていってね」 その言葉にまりさの精神はすっかり賦活し、全身でうれしそうにしながら返答する。 「ゆっくりしていってね!」 もちろん、言葉ばかりではない。 サラリーマンは靴台にしかけられている引き出しを開け、まりさに中にある錠剤を渡してやる。 人間にとっては、ちょっとツマミを回して開くだけで済むが、ゆっくりにとっては絶対に開くことのできない仕掛けになっている引き出しの中には、10個ほどの錠剤が入れられている。 しかもご丁寧なことに、その錠剤の容器は人間用のものと同じく一つ一つがプラスチックとアルミ箔でパッケージングされている。 つまりは、誰かが意志を持って与えてやらない限り、ゆっくりたちにその錠剤が渡ることはないのである。 「おにーさん! いつもありがとうなんだぜ!」 と、ゆっくりできないことばかり言うし、目つきも怖いが、いつも錠剤をくれるサラリーマンにまりさはお礼を言う。 だが、ゆっくりの反応速度ではすでに電車に向かっている背中へ言うのが精一杯だ。 そして周囲のまりさたちの羨ましそうな目にゆっくりを味わいながら、おさげの上の錠剤をお帽子の中にしまい込んだ。 この錠剤は糖衣錠であり、ゆっくりたちが全身全霊を使って求めている貴重な「あまあま」だ。 ただ、糖衣の甘味に反してその味や匂いはとてもじゃないがゆっくりできないものだ。 というのもこれはゆっくりたちのためにあるのではなく、ゆっくりの唾液を消毒殺菌し、また革靴の皮革に艶を与える成分を加えて「靴用クリーム」としての役割を与えるものだからだ。 だいたい一足分でその効果が消費されるために、「報酬」として与えられるようにしてあるというわけだ。 匂いや味そのものはゆっくりできないが、それでもゆっくりたちにとっては羨望の的になる貴重な「あまあま」だ。 また、このまりさが優秀なのは、その「あまあま」をすぐに食べてしまわず、お客が来るまでしっかりとお帽子の中に保存しておくことだろう。 仕事をはじめる前に「このあまあまはぺーろぺーろの前に食べるんだよ」と駅のゆっくり担当員に教えられているが、それの記憶をうんうんとともに排出せずに保っていられるゆっくりは少ない。 なので、きちんと舌を整えて接客することのできるまりさには、そのサラリーマン以外にも何人か常連がいる。 増長しなくても客のこない、つまり靴台の中の錠剤が減らない靴磨きゆっくりは一週間ほどで加工所送りだ。 そうやって淘汰されていくため、それなりにM駅前の靴磨きゆっくりは優秀なゆっくりたちが生き残っている。 彼らは駅のコインロッカーを改造されたおうちの中でも「おっきいほう」に住むことも許されているし、駅員からゆっくりフードも与えられている。十分に幸せなゆっくりであった。 自分に向けられた「ゆっくりしていってね」の余韻を味わいつつ、駅前広場を這う清掃ゆっくりたちを見ながら、まりさは自分の幸福を噛み締めるのであった。 ※ 清掃ゆっくりの登場は、一時期最悪の害虫とまで呼ばれたゆっくりたちの評判を回復させるきっかけになったと言えるだろう。 今では駅前や公園、繁華街、商店街、住宅街などに必ず存在する清掃ゆっくりたちは、路上のゴミや犬や猫、愛玩ゆっくりの糞、動物の死骸などを食べることを「許された」ゆっくりたちだ。 「ゆぐぇっ、ゆげぇえええええええ、まじゅいいいいいい!」 「ゆぎゃうえろろろろろ、これどくはいってる!」 「ゆぶぇええええええ、どくっどくっどぐううううう」 「でいむ゛じぬ゛うううううううう、じんじゃうよおおおおおおお」 早朝、まだ暗い内から声を押し殺しながらゆっくりたちが飛び出した目、吹き出すよだれや涙などを噴出させながら、のたうち回っている。 原因は彼らの中央に置かれている容器の中にある液体だ。 色はオレンジ色であり、それを与える「ゆっくり清掃所 ユックリーン・コーポレーション」の職員が持っている瓶には、ニッコリと笑うれいむの顔が描かれたラベルと「ゆっくり用オレンジジュース『ゆーぽん』」と書かれている。 確かに『ゆーぽん』はオレンジジュースといえば言えるのかもしれないが、『果汁0%』の表示でわかるように、人工香料と甘味料と着色料で作られたオレンジジュース()である。 だが「思い込みの不思議饅頭」にとってはそれで十分であり、十分にゆっくりたちの栄養剤、回復剤、治療薬として機能するのだ。 もちろん愛玩用やそれを対象にしたサービス業や医療などでは、果汁100%のものや柑橘類をふんだんに使われたものが使用される。 だが、現在の研究では人間の自己満足とゆっくりが「これはこうっきゅうなおれんじじゅーすさんなんだよ!」と思い込ませるための演出効果でしかないことが証明されている。 『ゆーぽん』はその中でも特に生産性のみに特化したオレンジジュースであり「ゆっくり専用ですので、絶対にゆっくり以外には与えないようにしてください」と注意書きが記されているような代物である。 とはいえ、かろうじて無数の実験用ゆっくりという、いくら消費してもほとんどコストがかからない物たちを数万単位で犠牲にした末に、「ゆっくりには害にならない」ということだけは証明されている。 そんな『ゆーぽん』に清掃業者が消毒剤や殺菌剤、芳香剤などが混ぜられて清掃ゆっくりたちには与えられている。 清掃ゆっくりなどに与えるようなものだ。わざわざゆっくりのためにそれらの薬剤が調整されているわけがない。 「ゆっくりが即死しない程度の」であればどんな毒物や劇薬であろうが、あとは勝手に『ゆーぽん』のオレンジジュースの色と匂いと甘味でゆっくりたちの生命は保たれるのである。 そしてこれらを与えられるゆっくりたちにとって、いくら「これどくはいってる!」と反応してしまうような味であっても、貴重なあまあまなのだ。 そして、ゆっくりにとっての「どく」であったとしても、かすかに残る『ゆーぽん』の味と匂い以上の「あまあま」など、彼らには「ほぼ」与えられることはない。 「どぐっ……もっと、ゆっぐ……」 のたうちまわった挙句、死ぬゆっくりも珍しくはない。 黒ずんで死んだありすの死骸にゆっくりたちは顔をしかめる。どうやら「ほぼ」の例外がきたようだ。 「あー、死んだか……ほれ、今日最初のゴミだ」 と職員はありすの死骸をのたうちまわりながら『ゆーぽん』をむさぼるゆっくりたちの中に蹴り入れる。 仲間の死体という「あまあま」。 ズザザザザザ。 と早くも発しはじめたありすの死臭にゆっくりたちは飛び退いていくが、逃げ出すわけにもいかない。 「早く済ませといたほうが、出勤時間まで休めるだけマシだぞー」 職員はゆっくりたちのために忠告してやる。比較的ゆっくりが好きなのでゆっくり清掃所に就職した彼は「愛でお兄さん」である。 きちんと社会におけるゆっくりの活かし方を知っており、できることなら『アレ』を使いたくない優しさを持っている。 「あ、あでぃずぅ……」 ゆっくりたちの中で泣いてるれいむがいた。 「あー、このありすお前のつがいだったのかー」 「は、あ゛い゛い゛い゛い゛い゛い」 職員はゆっくりが好きなだけに、同情してやる。 ゆっくり清掃所で生きているような管理されているゆっくりにはすっきり制限などはされていない。 というよりも、むしろゆっくりたちが勝手に繁殖することについては推奨していると言ってもいいほどだ。なので彼らの中でつがいは珍しくもない。 「じゃあ、お前が最初に食ってやれ。お前のあんこにしてやれ、な。臭くてゆっくりできないだろうが、きっと今のありすも臭くてゆっくりできないだろ? だから、お前の中でありすもゆっくりさせてやれ」 と優しく言ってやる。 ほとんどマニュアル化しているが、同僚の死については「死んだ本人も臭くてゆっくりできないから、食ってゆっくりさせてやれ」という説得で、死体を自主的に処理させられるようになっている。 「あ゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛、あでぃずううううう」 とありすの死体に飛びかかるれいむ。 「ぐざいあああい、ぐざあああい、むーしゃむーしゃ、じばあぜえええええ、あ゛でぃずうううう、でいむのながでゆっぐりじでいっでねえええええ」 泣きながら食べ始めるれいむを見て、職員は周囲のゆっくりに目配せする。「お前らも食え」と。 れいむだけが食ってしまえば、とてもじゃないが腹一杯になってしまい、清掃の効率が落ちてしまうのだ。 全員で死体処理を分担させるのが職員としての仕事だ。 もたもたしていると、ありすのカスタードとゆっくりできない仕事によって蓄積されてきた甘味に夢中になっていくれいむがみんな食べてしまうだろう。 職員は腰に差した棒に手をかける。その途端にその場に居る50匹ほどのゆっくりたちが一斉に、 「「「「「「「ゆぎゃああああああああああああああああああ!」」」」」」」 と悲鳴をあげてありすの死体にむしゃぶりつこうとして押し合いへし合いする。 「あー、おちつけ。『ぼうさん』は出さないから落ち着いて食え」 と言った途端に沈静化するほど、職員が腰につけている棒状のものの威力は絶大である。 この単純に『ゆっくり棒』と呼ばれている長さ1メートルほどの金属製の棒は、ゆっくりに関わる仕事をしている人間なら誰でも持っているゆっくり用の基本装備とも言える棒だ。 普段は芳香剤つきの革製の鞘に入れられている『ゆっくり棒』はその先に古くなった加工所のゆっくり加工機械の廃材を原料とする金具が取り付けられている。 一日数千匹のオーダーで処理されていく加工所のゆっくりたちの『死臭』───現在ではゆっくりたちの糖の残留成分がゆっくりの餡子脳を刺激することによって、生きているゆっくりに死んだゆっくりの死ぬ直前の記憶を再生させてしまう現象を指す───が数年分蓄積されている金属である。 これをより死臭が強く拡散するように薬剤、熱などの処理を行ない、形状をそれぞれのメーカー独自のノウハウによって加工することによって製造される。 これだけでも半径5メートルのゆっくりたちが再生される壮絶な記憶により破裂即死し、半径50メートル以内のゆっくりが精神的な圧迫により餡子を吐き始めるという代物だ。 ドスまりさでさえ触れただけで即死するという、ほとんどゆっくりに対する最終兵器とも言える道具なため、虐待鬼意惨にはかえって人気がないとまで言われる威力の棒だ。 しかし、この『ゆっくり棒』の普及により、ゆっくりによる農業や食品産業の被害はほぼ皆無となり、また社会によるゆっくりの管理が一気に進んでいったという。 このため、人によっては「加工所の最大の役割はゆっくり棒の材料供給である」と言われるほどだ。 ちなみに、使用される金属の素性により威力は異なり。 最高級品である「中枢餡処理ライン」を原材料とし、専門の『ゆっくり棒』職人によって作られた一品物は「ユックリスレイヤー」と呼ばれ、厳重に加工所で管理されているという。 その威力たるや鞘ごと持ち歩くだけでも半径100メートルのゆっくりたちが破裂して死ぬ、という都市伝説があるが、その真偽を確かめた者はいない。 ただ、ゆっくり被害が酷かった地域で、野良ゆっくり飼いゆっくりの区別なく、地域一帯のゆっくりが全滅したという事件が起きたりするのも事実である。 常に証拠も発見されなければ、そもそも司法もゆっくりの死など、飼いゆっくりが加わったとしても熱心になるはずがなかった。 「加工所に通報するぞ」 というのはゆっくりだけでなく、飼いゆっくりの飼い主、ゆっくり関係の産業など、ゆっくりに携わる人間全てが恐れる事態であり、ゆっくりの管理は各地域の人間たちの義務と責任でもあるのであった。 ゆっくりとともにあるためには、厳重な管理が必要なのはむしろ当然という時代であった。 やがてありすの死体も容器の『ゆーぽん』も跡形もなく舐め取られていく。 「あー、出勤時間までゆっくりしてていいぞ」 職員はゆっくりたちにそう声をかけてやる。 「お前ら。今日もゆっくりしていってね」 「「「「「「「ゆっくりしていってね」」」」」」」 ※ うつむき加減で卑屈にずーりずーり歩いて行く出勤後の清掃ゆっくりは本当に存在感がない。 彼らは街路樹の枯葉、捨てられたゴミ、動物やゆっくりの死骸と糞などを口に入れ、消化できるものは食べてしまう。 金属やプラスチックなど消化できないものは、胴回りに付けられたビニールのゴミ袋に入れていく。 その全てはゆっくりできない味や臭いや食感であるが、ある意味、口当たりの良い『ゆーぽん』で飲み込めるが、あとでのたうち回る各種薬剤の毒性に比べたら軽いものでしかない。 それにどうしても飲み込めないものはゴミ入れに入れてしまえばよい。 虐待目的ではなく清掃目的であるから職員たちも無理に飲み込ませることはないのだ。 だから清掃中のゆっくりたちは静かだし寡黙である。 物を飲み込む時の、 「むーしゃ、むーしゃ、ふしあわせー」 段差や坂などにのぼったときの、 「おそらをとんでるみたい」 という中枢餡に刻まれた本能的なセリフについては口を出してしまうが、それすらも小声だ。 ゆっくりたちの甲高い声による騒音について少しでも気に入らなければ、お飾りに付けられた認識札の電話番号宛に通報が入る。 またサボっているゆっくりが見つかっても同様だ。 通報は実に簡単にお飾りの認識札にあるバーコードや磁気コードを携帯電話かスマフォで読み取れば、担当職員のところに認識番号とともにゆっくりの個体レベルで特定された通報がメールされてしまう。 通報の内容についてはガイダンスに従い番号入力だけで「騒音」「職務怠慢」「通路妨害」「盗難」「単独行動」「その他」などの罪状も添えることもできる。 もちろんその通報がいたずらで行われることも依然として多い。最近特に多いのは、ゆっくり用スマートフォンなどを持った飼いゆっくりによる気まぐれな通報だ。 だが、それについての真偽が問われることはない。 通報されたゆっくりは即座に営業所内にある「回収箱」送りとなり、一週間に一度ゆっくりの補充にくる加工所行きになるだけである。 清掃ゆっくりなど使い捨ての存在でしかないのだ。 あまりにも通報量が多い場合は、連帯責任で班ごと全回収となることも珍しくはない。 そのためゆっくりたちは人間が管理していなくても相互で監視しあっている。 清掃ゆっくりたちが担当地域に連れられたあとほぼ自由行動をさせるているのは、社会的な管理通報体制の完備と、ゆっくりたちの相互監視、そして一切の情の挟まれない加工所処理への恐怖によるものだ。 「んーしょ、んーしょ。とれてね、がむさんはゆっくりどうろさんがはなれてね」 と支給されたアイスの棒によく似た形状のヘラを使い道路にこびりついたガムを削り落とそうとするゆっくり。 ゆっくりにとっては重労働だが、前述したようにどこに人間の目が光っているかわからず、二匹から五匹の班行動を義務付けられているゆっくりたちの相互監視により、彼らは実に職務に忠実である。 それでも清掃ゆっくりたちたちは、まだ人間社会の目の見える職場で働いているだけ幸せだろう。 「おにーさん、あまあまおみずさんごーくごーくしたら、ごみさんちょーだいね」 道端をスポーツドリンクのペットボトルを飲んでいた少年に、れいむ二匹の清掃チームが声をかけた。 あまあまに関する嗅覚は彼らの本能だ。 かなり正確にスポーツドリンクを飲みおえた様子を見つけたれいむたちは、目を輝かせて少年を見上げる。 少年の方も虐待趣味はない。 また、M市ではゴミのポイ捨てが許されていても決して街がゴミだらけにならない理由は、彼らがたちまち片付けてしまうからだということは、今となっては社会の常識だ。 「ゆげぇ……いぬさんのうんうんはゆっくりできないいいい……ぐざあああい、ぐざあああい」 その向こうではまりさが出したてのほやほやの犬の糞を、必死でまだ柔らかく体温の残る犬糞をヘラで持ち上げ、ゴミ入れに入れようとしている。 「ほら、まだ少し残ってるぞ。あっちのまりさにも舐めさせてやりな」 と一口だけ残したスポーツドリンクのペットボトルを少年はれいむに渡してやる。 「ありがとーおにーさん!」 嬉しそうにペットボトルをうけとったれいむたちは、まっさきにまりさの方に向かっていく。 「まりさー、にんげんさんからあまあまなおみずさんもらったよ! がんばってうんうんさんかたづけて、みんなでぺーろぺーろしよっ」 彼らはトリオでこの周辺を見回っている。 清掃ゆっくりたちは、ほとんど無償で加工所から払い下げられるゆっくりたちで、その餡質も悪く、教育も受けているわけでもない。 だが、加工所出身だけに臭いだけでも瀕死になる加工所の地獄を骨身に沁みている。 あっさりと同僚たちが回収箱行きになる光景を餡子の隅々まで刻み込まれるほどよく目にしている。 さきほど相互監視と表現したが、ほとんどのゆっくりたちにとって、厳しすぎる人間社会において生き残るために否応なしに助け合うようになる例は比較的多い。 そうした関係からつがいになり、夜中のうちに感情が盛り上がってしまった末にすっきりをしてしまう例も少なくない。 当然、妊娠率ほぼ100%を誇るゆっくりのことであるから、子供ができてしまう。 しかし、植物型、胎生型を問わず妊娠したゆっくりが仕事を休ませてもらえるなどということは、天地がひっくり返ってもありえない。 額に実ゆっくりをぶら下げたり、腹の中に胎児ゆっくりを抱えたりしながらも、妊娠したゆっくりたちが通常業務を怠ることは許されない。 簡単に落ちる実ゆっくり、ちょっとした衝撃で死んでしまう胎児ゆっくりを、なんとか守りながら働き続けるのだ。 もちろん、事故、単なる人間や動物・飼いゆっくりたちの気まぐれ、与えられる『ゆーぽん』の毒性、自然環境からのストレスなどでめったにその努力が実ることはない。 ほとんどの場合、妊娠したゆっくりとそのつがいは、死んだ「おちびちゃん」をゴミとして自分たちで処理することになる。 それでも極稀に無事に赤ゆっくりとして誕生する「おちびちゃん」も存在する。 だが、赤ゆっくりが生まれたからと言って、なんらかのケアがされることは、当然ない。 毎朝の栄養補給の『ゆーぽん』や夜のエサに殺到する成体ゆっくりたちに巻き込まれれば、赤ゆっくりなど即死だ。 しかも、成体ですらのたうちまわり、時に死に至る含有された薬剤に赤ゆっくりが耐えられるわけがなかった。 もちろん「おちびちゃん」のために仕事中にエサを探すなど許されるわけがなく、怠慢姿勢が見られたら即回収箱行きだ。 そのため彼らは乏しい栄養状態の中から、自分の餡子を赤ゆっくりに吸わせることによって子育てを行う。 だが、自分たちの皮を傷つけて餡子を露出させる行為は、ゆっくりにとっては内臓を食わせるような行為であり、傷口を塞ぐ薬も朝の毒性にのたうち回りながら摂取する『ゆーぽん』ぐらいしかない。 また、自分の赤ゆっくりを連れ歩きながらの清掃作業は母子ともに負担となり、簡単な事故、栄養不足、厳しい自然環境などにより、やはり簡単に赤ゆっくりは死ぬ。あるいは母子ともに衰弱して死ぬ。 清掃局の人間たちはゆっくりたちが番を作ることもすっきりすることも制限したりはしない。 だが、一方で一切の支援も行わない。 それでも、極めて稀な例として働けるぐらいにまで育った子ゆっくりを同じ班で一緒に働かせてるやる程度にはゆっくりへの優しさはあるのであった。 自分のつがいやおちびちゃんたちと共に働き、生活できるというのは、ゆっくりたちにとっては極めてゆっくりできる行為であり、それはゆっくりであるかぎりどんなに渇望しても滅多に叶えられることのない夢であった。 ゆえにゆっくりたちは微かな希望にすがり極めて確率の低い賭けに出る。 そうして損耗するゆっくりの数は決して少なくはないが、彼らの勤労意欲を物欲や人間への恐怖や敵意などを煽るリスクなしで向上させることができるのだ。 どうせ清掃ゆっくりなどローコストでいくらでも補充される。 「おくちのなかがくさいくさいなのぜ……」 「まりさ! ぺーろぺーろするといいよ」 「ゆっくりぺーろぺーろしてね」 ゴミ箱を探さなくてもいいのだから、三匹で人間一口分のジュースの報酬ぐらい与えてやってもよいだろう。 ただし、明確な形での「ご褒美」や「謝礼」としてゆっくりたちに「あまあま」や食べ物を与えることは、「ゆっくり管理の阻害となりますのでお断りさせて頂きます」と広報されているためできない。 少しでも感謝している態度を見せようものなら「にんげんたちをゆっくりさせてやってる」と解釈し増長するのがゆっくりというものなのだ。 もし計画的にそういう行為を行なっていれば、損害賠償を求め訴訟沙汰も清掃会社は辞さない。実際、「例の理論」が発表されたあとに壊滅的な打撃を受けたゆっくり愛護団体の残党が、清掃ゆっくりの餌付けなどを行なっていた件で損害賠償を請求されたという事件が起きている。 裁判となった末、清掃局側の全面勝訴となった上に、すでに「財産権への侵害」以外での処罰を行うべきという法整備の検討されなされるようになっている。 今やゆっくりとその管理は社会を円滑に動かすための重要な部品なのだ。 「ぺーろぺーろ、しあわせー!」 「おいしーね、まりさ!」 三匹は順番にペットボトルのジュースを舐めあっていく。その間も一匹だけは必ず清掃作業を続けている。 一班全員で休もうものなら、どこで通報されるかわからないのだ。 「じゃあな、ゆっくり。ゆっくりしていってね!」 と少年はきちんとゆっくりたちが働いているのを確認して最後に労ってやる。 「「「ゆっくりしていってね!」」」 彼らの餡子の一番奥に刻まれている三大欲求以上の生存理由とさえ言える言葉のやりとりによって、彼らの餡子は賦活する。 今日一日は、これだけで元気に働いてくれるだろう。 そもそも彼らは「清掃ゆっくり」の中でも恵まれたほうなのだ。 一番多い清掃ゆっくりは企業や公的施設などに配置され、ひたすら消毒薬と洗剤を口に含みながら便器を舐め続けて清掃し続ける便所掃除用の清掃ゆっくりなのだから。 ※ 街を回るゴミ回収のゆっくりたちや、清掃ゆっくりたちが集めたゴミは、「分別所」と呼ばれる場所に一旦集められる。 M市郊外にいくつもある分別所だが、地方都市なために広大な敷地が贅沢に使用され、田舎の高校の体育館ほどの大きさの屋根と周囲を取り囲む壁がゆっくりたちを外敵と雨風から守っている。 「おーらい、おーらいよ……むきゅ」 「おーらい! おーらい!」 ゆっくりたちが背負ってきた「ごみさんおみこし」が一列縦隊で順番に広場に集められ、順慎重に中身が集められる。 まったく分別されていないゴミたちは、何が入っているかわからずゆっくりたちにとっては危険物となるものも多い。 この分別所で主役となるのはぱちゅりー種だ。 体も精神も耐久力の弱いぱちゅりー種は、中身が生クリームであるため食用としての需要も高いが、比較的知能も高いため分別所では、指揮と分別指導の役割を担わされている。 がらがらと盛大な音を立ててゴミの山が築かれていくが、その過程に巻き込まれて死んでいくゆっくりも少なくない。 ぱちゅりーたちはいちいち声をかけて注意していくが、存在自体が死亡フラグと言われるゆっくりが、その程度で死なないわけがない。 人間たちの分別の手間を省くために無造作につめ込まれた「ごみさん」たちの山は、周囲に耐え難い悪臭を放つが、郊外で周囲に人家はない土地に分別所は作られる。 ゆっくりたちはそこで生まれ育ったものが大半であるため鳴らされてしまっている。 この「分別所」には1000匹ほどのゆっくりが生活しているが、その詳しい数は把握されていないし、人間たちは把握する気もない。 市役所から派遣された3人ほどの管理人が、ゆっくりたちの分別作業の進捗状況について監視しているだけだ。 もちろん、彼ら一人ひとりが「ゆっくり棒」を腰に刺しており、いつでもその気になれば1000匹以上のゆっくりはたちまち駆除される。 「むきゅ、けさのぶんはこれであつまったわね」 分別所の総リーダーであるぱちゅりーが、ひと通り持ち込まれたゴミと「ごみさんおみこし」とトラックで持ち込まれたコンテナを確認する。 分別所の指導指揮用ぱちゅりー種たちだけは多少のコストがかかっている。 彼女たちを養成するために、一匹の金バッジクラスのぱちゅりーが必要とされる。 加工所ではなくゆっくりブリーダーによって大事に育てられた金バッジクラスの知能を持つぱちゅりー。 これに子ゆっくり時代から教育用のケージに栄養剤を点滴しながら徹底的にごみの分別と作業管理のみを教育し、それ以外の行動を一切させない。 食事も睡眠も排泄すら許さないまま24時間体制で「教育」が続けられる。 こうして教育というよりも一方的な情報の入力と言ったほうが良い工程により金バッジぱちゅりーの生クリームのほぼすべてがゴミの分別と分別作業管理の情報体となる。 だが、もはや生命体としての自律行動さえ不可能になるほど生クリームの組成を作り替えられたぱちゅりーが、実際の作業に使えるわけがない。 この金バッジぱちゅりーは完成後、ただちに解体され、情報体となった生クリームを加工所で生産されたぱちゅりーたちに注入する。 デタラメ不思議饅頭のゆっくりの記憶や学習は、中身の餡のゆ糖と呼ばれる八炭糖(オクトース)の組成によるものであり、これらは物理的なやりとりができる。 このように、ゆっくりたちの記憶や学習は餡の注入や交換によっていくらでも操作可能であることが判明したのも、ゆっくりたちの管理や利用法が確立される大きな助けとなった。 こうして1体の金バッジぱちゅりーを消費するごとに約50体ほどのぱちゅりーが、生クリームを注入されることによってごみの分別作業の指揮がとれるほどの学習をした状態にできるのである。 こうしてパチュリーたちの指揮の下、生ごみ、食用油、ゆっくりゴミ、生きびん(リターナブルびん)、雑びん(透明)、雑びん(茶色)、雑びん(水色)、雑びん(緑色)、雑びん(黒色)、容器包装プラスチック、ペットボトル、雑誌・その他紙類、燃えるゴミ、スチール缶、アルミ缶、ダンボール、布類、破砕・埋立、なべ・釜類、電気コード類、蛍光管・電球類、新聞・チラシ、乾電池類とM市が定めた基準によって分別される。 M市では一般家庭が排出するゴミの量は一日あたり約100トンほどである。M市には30箇所ほどの分別所存在し、それぞれ約1000-2000匹ほどのゆっくりたちが作業を行なっている。 このうち、生ゴミと食用油とゆっくりゴミ、燃えるゴミの一部が分別所のゆっくりたちの食料となる。 極めて脆弱なゆっくりたちにとっては分別作業は極めて危険な作業だ。 「ゆぎゃあああああ! あんよがあああ、いだい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛、どっで、どっでええええ!」 「でいむもふんじゃっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ、い゛だい゛い゛だい゛」 「まりざのてんくうをかけるぺがさすのようなあんよさんがああああ!」 誤って蛍光灯を落としてその破片を踏んでしまったまりさがのたうち回ることでさらに破片を全身で回収してしまっている。 びったんびったんと暴れるまりさに巻き込まれ、隣にいたれいむも蛍光灯の破片を踏んで皮を傷つけてしまっている。 「ああならないように、きをつけてはこぶのよ!」 「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」 指導役のぱちゅりーが反面教師としてもみあげで、餡子を撒き散らしもはや跳ねまわる体力も失われのーびのーびして痛みから逃れようとするまりさとれいむを指す。 誰も助けようなどとは考えない。 さしてめずらしくもなく毎日のようにおきる事故である。 回収されたゴミのほとんどは、脆弱なゆっくりたち傷つけ殺す、重さ、硬さ、鋭さなどを持っている。 驚くほど簡単にゆっくりたちはこの作業で傷つき、餡子と命を撒き散らしていく。 だからといって人間がごみを加減するわけがないし、処理しきれないくなっていけば、すぐさま彼らは連帯責任で加工所行きだ。 そしてまた別の「運が良い」ゆっくりたちが処理用ゆっくりとして加工所から送られてくる。 だから精一杯生きるために彼らは慎重に、指導役のぱちゅりーから作業のコツを教えてもらいながら、力を合わせてごみの分別作業を行なっていく。 「ゆーしょ、ゆーしょ」 「ゆげぇ、これどぐづいでるうぅぅぅ」 「ゆっ、まりさ、おさげじゃなくておくちでくわえるんだよ」 だいたいの作業はゆっくりの舌と口を使って行われる。 汚物、酸、塩分、味、匂いなどを嫌っておさげやもみあげを使おうとすれば、力も精度も足りずによくておさげやもみあげが切れることになる。 たいていの場合は前述のまりさのように事故に遭い死ぬ。 少しでも作業精度を上げて死なないために彼らは舌と口でごみの分別作業を行うのである。 人間が見ていればその手際の悪さにイライラするような緩慢さであるが、ゆっくりたちはそれでも数時間かけて作業を行なっていく。 炎天下の夏や冬の日などはゆっくりたちは暑さ寒さにって自然死してしまう数が増加するが、さすがにそういう日は『ゆーぽん』が管理人の手で噴霧されるときがある。 朝の回収時間の分別が終わるのはだいたい午後になってからだ。 「むきゅ、かんりにんさん。あさのおしごとはおわったわ」 分別所のリーダーぱちゅりーが部下たちの報告を受けてマスク姿の管理員に告げる。 このぱちゅりーだけは「分別所」の外にある管理員の詰所に来ることを許されている。 報告を聞いた管理人はいつものように各コンテナに分別されたゴミを回収にくる業者に連絡する。 こうしてリサイクルできるものはリサイクルされるし、完全な廃棄物については、それぞれの分野に特化改造された処理場ゆっくりによって餡化される。 ゆっくりたちの数に任せた分別作業は一匹一匹の作業そのものは取るに足らない。 だが、一日二回に分けて各家庭、アパートごとに回収していくことと、コストが極限まで抑えられる上に、一箇所につき1000-2000匹というオーダーで命がけで行われるため、馬鹿にできない分別精度と効率を実現している。 実際、M市においてはゴミ問題はほぼ解決している上に、各家庭でも「ゴミの日」などに気を使わず、ゆっくりたちに出たゴミを任せれば済むのが大きかった。 現在ゆっくりにゴミの処理だけでなく分別にも使用するという試みはM市での成功を受けて全国的に広まろうとしている。 都市部では土地の利用が難しいとされているが、地下化や高層化、密閉型などさまざまな形式が検討されているという。 ちなみにさらに厄介な産業廃棄物については、前述した処理場ゆっくりの話となる。 「おー、ごくろうさん。今日もがんばってたな」 全身を作業服にマスク姿というのは、匂いや危険物に対する対策もあるが、一番の理由はゆっくりたちに個体識別をつけさせないことにある。 ゆっくりたちは人間たちの力関係を驚くべき嗅覚で把握する。 もし誰かが誰かに頭を下げているのを目撃されたら、「あのにんげんはしたっぱだよ」と自分たちとの力関係については考えずバカにした態度に出る者も少なくないのだ。 そもそもすぐ死に至る仕事と簡単に加工所行きとなる恐怖によって締め付けられているだけで、知能も教育も劣る量産品しかいない。 もちろんそんなゆっくりは問答無用で加工所行きであるが、管理人たちもまた多くがゆっくりが好きでこの仕事をしている者が多いし、また無駄に損失を出す必要もない。 管理人たちはやがて、ゆっくりたちに個体識別をつけさせず、みんな平等に「かんりいんさん」として恐怖され畏怖され感謝される存在であることが、もっともゆっくりたちのためであり自分たちのためであることを考えてこのような姿でいるのであった。 「んー、ぱちゅりー。今日はなにがいい?」 管理人はやさしく聞いてやる。ぱちゅりーは少し考えて、 「きょうはちょこれーとさんにするわ。りくえすとがいちばんおおかったの」 と答えた。一番安いお徳用のチョコレートをひとつかみリーダーぱちゅりーの特権である腰につけた「ぽしぇっとさん」に入れてやる。 毎日、りーだーぱちゅりーには作業が滞り無く完遂させたご褒美として、ゆっくりたちが求めてやまない「あまあま」───格安のチョコレート、キャンディー、クッキーなど───を一掴みほど与えてやる。 この「あまあま」の使い方については、いくつかの例を教えてやるだけで、基本的にリーダーぱちゅりーの裁量に任される。 非常用や医療用として貯めこむぱちゅりーもいれば、毎日作業のはかどった者の賞品とするものもいる。 部下の指導役のぱちゅりーたちに与えて裁量に任せる者もいる。 それぞれの使い方によって作業効率は微妙に異なったりもするが、許容範囲であればこのあたりはゆっくりたちの自治に任されている。 ちなみに、ぱちゅりーのおぼうしと髪の色によく似合ったピンクの革製のポシェットは、元々はとある分別所のゆっくり好きの管理人が、担当のぱちゅりーにつけてやったものであった。 だが、それにより作業効率の向上やゆっくり損耗率の低下という効果があったため今では全分別所で採用されている。 どうもゆっくりたちには、このぽしぇっとは「すごくゆっくりしている」ものに見えるらしく、リーダーぱちゅりーたちの指導力と権威を高める効果があるようであった。 またこの中に先ほどのような褒美の菓子や、対ゆっくり用の武器、医療用のオレンジジュースの小瓶などが入れられている。 「チョコレートは溶けやすいから早く食えよー」 「むきゅ、きょうはしょうきんさんにつかうわ」 そう言ってぱちゅりーは 中では次の回収に備えて、ゆっくりたちの食事を兼ねた生ゴミ・ゆっくりゴミ・燃えるゴミの処理が行われている。 彼らにとってはほぼ食事は地獄だ。 「がーつ、がーつ、ゆぐぅえええええええ、すこしどくはいっでるううう」 「まじゅいよう、まじゅいよう、でいむおいじいものだべだいいいい」 「むーしゃ、むーしゃ、ふしあわせのさんばいー」 「にぎゃい!にゃにごれえええええ」 「ゆぎゃあああああああ、からからざんだああああ、いだぃぃぃぃぃぃぃ」 生ゴミの匂いだけではない。腐った酸味、なにがなんだかわかったものではない苦味、人間も食えなくて残したであろう強烈な塩味、そもそも食べ物の範疇ではない燃えるゴミ、そしてゆっくりたちの死骸やうんうんなどを必死で口の中に入れては飲み込んでいく。 好き嫌いなど許されない、目の前にそれぞれ自分たちに分けられた「のるま」をすべて消化せねば仲間たちで「せいっさい」である。 もちろん「せいっさい」などで殺してはもらえない。全身を痛めつけられて結局は周囲によって倍以上ののるまを口の中に詰め込まれるだけなのだ。 そもそも毎日の過酷な作業により餡子が欠乏してしまっているために、なんとしててでも口に入れて自分の餡を補充せねばならないという、生存本能がいつでも全開に作用しゆっくりたちの空腹感を煽っているのだ。 消化したら「おといれ」に走ってうんうんとして出して、また食べなくてはならない。 朝の処理は次に夕方の回収が控えているため、食事処理の時間は決められているのだ。 「あっ、あまあまだよ!」 「あまあま?」「あまあまちょうだいねちょうだいね」「あまあまはゆっくりできるよ!」「ばりざのものだあああああああ」「わがらないよおおおおお」「でいぶにじあわぜざぜろおおおお」「あまあまあまあまああああ!」「ぐるなああああごれはありずがみずげだのおおお」「でいぶのものだよ!」「さいっきょうのまりさにこそふさわしいんだぜ!」「みょんによごぜえええええ」 極稀に甘味が人間が捨てた生ゴミの中に含まれているときもある。その時はさらに地獄絵図だ。 食事時で理性が失われているゆっくりたちの自制はたちまち崩壊し、あまあまの取り合いで殺し合いが起きる。 こればかりは指導役のぱちゅりーたちも手に負えないし、いちいち管理人たちもこんなことで介入したりもしない。 夕方の回収時間までほぼこの繰り返しであった。 ※ ゆっくりが人間社会に登場してすぐのころの人間社会の混乱は、ひとえに「ゆっくりとはなんなのか?」という正体不明さによるものであった。 生物としての概念をあらゆる意味で超越した所に突然現れたこの不思議饅頭は、脆弱な肉体と自分たち以外のあらゆる存在に敵対しようとする極めて不可解な精神を有していた。 特に彼らは好き好んで人間たちの家屋におうち宣言を行い、人間たちを見下し、畑を荒らし、ゴミ袋を漁り、ところかまわず糞尿を撒き散らし、性行為を行い、そのことごとくに人間たちの怒りを誘うセリフを実況するという極めて理解に苦しむ言動を行なう。 この奇妙な存在は、いったい何をしたいのか?人間にとってどういう存在なのか? 中には『善良』とされる個体やペットとして可愛がられるゆっくりなども現れ、その混乱に拍車をかけていく。 ある者は存在自体を駆除しろと主張し、ある者は虐待しがいのある存在として喜び、ある者は人間のパートナーになるべき存在だと認識し、ある者はただ盲目的に愛護しようとし、ある者は商用利用の道を考え、ある者はただの饅頭として扱おうとした。 それら一致しない人間たちの態度が、ゆっくりたちが絶滅する前に社会に蔓延り、増長する要因となっていったと後世では分析されている。 なぜなら、後の研究でそれらすべてがゆっくりたちが存在し行動する原動力となっていることが判明したからだ。 『十炭糖生命理論』 とある生化学研究者によって発表されたこの理論を嚆矢とするゆっくり研究の末、ゆっくりの生態とその行動原理がほぼ解明され、人間たちはついにゆっくりたちに対処するための統一見解を持つ至る。 それまで人間たちが発見していた九炭糖とはまるで組成の違う新発見の糖分、十炭糖『デカトース』こそがゆっくりの生態と行動律のすべての原動力であった。 ゆっくりは、彼らが生成する餡の中に含まれるデカトースを燃焼させるエネルギーによってすべての行動を行なっている。 さらにデカトースにはゆっくりの体内で糖分同士が複雑なニューロンにも似た組成ネットワークを築き上げるという性質を持っており、その糖化ネットワークと電気信号がゆっくりたちの知能や記憶などを司っているのである。 そのデカスートネットワークの中心でありオクトースの塊となるのが「中枢餡」である。 ちなみに比較的体内の餡にオクトースが少ない辛味のゆっくりであるめーりんが「じゃおーん」としか喋れないのは、言語中枢を司るデカトースのネットワークが不足しているためである。 また、このオクトースは極めて強固な糖分であり、彼らは糖分を酸化させることによって極めて強力な酸を口内と体内作り出す。 これはゆっくりたちの糖化ネットワークの司令によって行われるが、酸化した糖分はそのままうんうんやしーしーとして輩出せねばならないため、消費は最低限に抑える必要がある。 ゆっくりたちが『食べ物』として認識できないものを消化できず、また美味い不味いについてうるさいのも、彼らは自分の体内のエネルギーや記憶や知能の源泉となる糖分を消費して消化を行わねばならないためであった。 彼らにとっては消化して糖分にしやすいものが『美味しいもの』であり、その極限が糖分である『あまあま』になるのは当然であった。 彼らにとって『あまあま』とは直接取り込めるエネルギーであり、体を作る餡の主成分であり、知能と記憶のもととなる糖化ネットワークの原動力である。彼らがほぼ例外なく全身全霊をかけて『あまあま』を求めるのも無理はないのである。 そして、人間たちにとって彼らの扱いを決定づけたのが、ゆっくりが昔から言われているように「ゆっくりは虐待されれば虐待されるほど甘くなる」という現象の解明であった。 これは実に単純な話で、ゆっくりたちにとって「ゆっくりできる」という状態は体内の糖分をひたすら消費している状態なのであった。 ゆっくりたちは虐待やストレスや運動そのものなど「ゆっくりできない」状態に置かれれば置かれるほど、中枢餡を中心した糖分ネットワークが活性化してデカトースを精製する。 このためゆっくりは「ゆっくりできないほど甘くなり」、かえって生命力やエネルギーを増していくのだ。 つまりゆっくりたちは当人たちの主観では「ゆっくりできない」状態に置かれることによって生命維持をしているのである。 これによって長年の人間たちの疑問であった「ゆっくりたちはどうして危険や死亡フラグを招き寄せるような行動を人間や動物、大自然に対して行うのか?」という不可解さが解明される。 彼らは本能的に自分たちで望んで「ゆっくりできない」状態に陥ることによりデカトースを作り上げ、その糖分によって活動のすべてをとり行い、体を作り、知能や記憶を形成しているのである。 いわゆる「餡子脳」と呼ばれるゆっくりたちの精神構造は、当人たちの主観とは別に完全な本能により自らを「ゆっくりできない」状態に追い込むために人間や動物を挑発し、さらにわざわざゆっくりできない場所へと飛び込んでいくのである。 完璧な飼育条件でかわいがっていた飼いゆっくりが、それにもかかわらずゲス化するのも、「ゆっくりした状態」が続いてしまうことにより彼らは存在そのものの維持が危機に陥っていくためであった。 今までどうしても解明されなかった「金ゲス」問題や「大事に育てていたゆっくりが野良や野生より先に死ぬ」という不可解な生態の原因がこれであった。 つまりゆっくりとは、知能や知識において必死で「ゆっくりする」ことを渇望しながらも、「ゆっくりできない状態」に追い込まれていないとエネルギー、体組成、知能、記憶などのすべてが維持できないという、矛盾を抱えた存在なのである。 『十炭糖生命理論』を提唱した研究者グループたちは、このゆっくりたちの生態の解明により全員がため息をついたという。 なんという悲惨な矛盾を抱えてしまった『生命』なのであろう? この『十炭糖生命(ゆっくり)』たちは……。 何度とない反証実験の末『十炭糖生命理論』が証明されて以降、まずゆっくりの愛護団体が全滅した。それもそうだろう、彼らが行なっている愛護活動こそが、ゆっくりたちの存在を否定しまうのだから。 そして、多くの人間たちは憐れみながら、全力でその保護と管理に当たったのである。 ゆっくりをゆっくりさせないために。 ※ 「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」「ゆっくりしていってね!」 ゆっくりたちをゆっくりさせないための管理保護の中心となるのが、やはりこの加工所である。 どんなに他の場所でゆっくりできない状態に置かれているゆっくりたちも、未だに加工所だけは共通して地獄のように恐れている。 しかし、現在の『十炭糖生命理論』によって洗練された加工所では、それほど目新しい虐待行為を行なっているわけではない。 ただ、解明されていくゆっくりたちの生態にしたがって最も効率的な「ゆっくりできない状態」を作り出すかに特化しているだけの話だ。 ゆっくりの生態が解明されてみれば、ある意味これほどゆっくりたちに忠実に仕えている存在もないだろう。 現在、デカトースの精製に使われているゆっくり生産ラインの構造は単純である。 1000匹1セットのゆっくりをスプリンクラーで噴霧しているオレンジジュースの霧の中で成長させ、天井の無数のスピーカーで1秒間に3回のスピードで『ゆっくりしていってね!』という声を聞かせ続けているだけである。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ」 原種ゆっくりたちの頃よりゆっくりにとって最大の存在意義である『ゆっくりしていってね!』という言葉は、ゆっくりたちの中枢餡の奥底に染みこんでいる言葉である。 『ゆっくりしていってね!』と挨拶を交わすことはねもっとも大切な「ゆっくり」である。 この挨拶を交わすことによる「ゆっくり」は、「あまあま」や「おちびちゃん」や「すっきりー」以上のものである。 もちろん、この挨拶さえできないゆっくりは、すぐさま制裁されてもしかたがないというほどにまで、ゆっくりたちの存在そのものに染み付いたものだ。 加工所では、このゆっくりたちの最も重要な本能を利用して、1秒間に3回というゆっくりたちが認識できる最速のスピードで多数のスピーカーでエンドレスで呼びかけ続ける。 もちろん、ラインのゆっくりたちがそれに挨拶を返せるわけもなく、次々と返さねばならない「ゆっくりしていってね!」が彼らの脳裏に本能に刻み込まれていくのである。 ゆっくりたちにとって『ゆっくりしていってね!』と返すことが出来ないほど「ゆっくりできない」ことはない。 これが1秒間に3回のペースで、しかもゆっくりが認識できるスピーカーの数だけゆっくりの体内に刻み込まれていくのである。 単純な仕掛けであるが、これほど効果的なゆっくりに対する「ゆっくりできない」仕掛けはないらしく、加工所は常にさまざまな手段で虐待を行なってデカトースの量を計測しているが、現在のところ量産可能とするには最も効率の良い工法であると、デカトースの増加量で証明されている。 「ゆ? ゆっくり? ゆ? ゆっくち!」 生まれてからラインに投げ込まれたゆっくりたちは、最初懸命に挨拶を返そうとするゆっくりたちは、やがて「ゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆっゆ」とひたすら最初の文字を連呼していく。 そのうち痙攣のように「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ」という音を発し始めるが、これは決して「非ゆっくり症」になったわけではない。 というよりも1秒間に3回という数字は「ゆっくりに非ゆっくり症になる余裕さえ与えない」ための速度であった。 つまり、ゆっくりたちは明朗な意識を維持しながら、噴霧された『ゆーぽん』の糖分と栄養によって生存を続け、成長し、体内のデカトース濃度を濃くしていくのである。 極限までゆっくりできない状態により急速に糖分を精製させるゆっくりたちは、赤ゆっくり状態から強制的に成長させられ、わずか1日で成体ゆっくりにまで成長してしまう。 このデカトース工法の強みは、極限まで突き詰めた「ゆっくりさせない」ことによる強制的な糖分精製が行なわれた結果、ゆっくりの成長促進作用という副産物も伴っていたことにある。 現在ではこの「ゆっくり生産ライン」は全世界的に普及している。 ちなみに清掃ゆっくりや分別ゆっくり、などもこの工程で成長させられたものばかりだ。 彼らは特に教育しなくてもこのラインで生まれたというだけで人間社会を天国に思い、なおかつ加工所の恐ろしさを餡子に刻みつけられている。 さらにもっとも「生産効率として有効」な3週間ほどを経過したゆっくりが遠心分離によってお飾りと皮を剥がされるラインに送られ、そのままデカトース由来のアルコールことバイオデカノールとして精製される。 ゆっくりを1日で成体として成長させてしまうほどの強力なデカトース精製を3週間も続けていると、ゆっくりたちの餡は餡と呼べないほど純度の高いデカトースとなっており、透明感すら帯びるようになってくる。 この透明感ある餡は1万倍に希釈してもゆっくりを、そのゆっくりできなさで死に至らしめるほどの純度の高いゆっくり忌避剤となる。 このような純度の高いデカトースから精製されるバイオオクタノールは非常に高い燃焼効率を持っており、現在ではほぼ全世界の自動車や発電の燃料として使用され、エネルギー問題の福音として評価されている。 また一部の貧しい国ではそのまま酒として売られることもあるようだが、現在のところ人体への害はないようだ。 さらに人間社会で問題を起こしたゆっくりが流される処罰ラインでは、ゆっくりたちは同じ工程を1年ほど通される。 ほぼ処罰と見せしめと「加工所への臭い付け」のために行われるこの工程の映像は、ゆっくりたちが働く現場では一つはなんらかの置いてある。 1年もたちともはや餡そのものが完全にデカトース化し皮さえも糖化してしまっている。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛」とさえ言えなくなるまで餡が糖化した純粋なデカトースは透明であり、中央の中枢餡が気味悪いほどのスピードで蠕動しているのを見ることができる。 ゆっくりたちは本能で「ここまでされてもまだ意識ははっきりして、ゆっくりできないままにされている」ということを悟って、その映像だけでも気の弱いものは卒倒してしまう。 むしろ「処罰」が一年になっているのは、さらに糖化が進みすぎるとデカトース濃度が臨界を超えて発火を始めるからである。 透明化した「かつてゆっくりだったデカトースの塊」はデカトース分はゆっくりのゆっくり出来ない記憶を固めた存在となり、ゆっくりの極めて強烈な毒薬となり駆除などに使用される。 また道路や家屋などにも塗り込められゆっくりがごく自然に近づかないようにされている。 そして蠕動している中枢餡は天然成分のオレンジジュースのプールで生命維持をさせられ続け、1週間ほどで不純物やゆーぽんの成分やアクが完全に抜けたところで固められて厳重な検査の末に食用とされる。 生命維持用のオレンジゼリーの中に含まれたゆっくりの中枢餡は『罪と罰』という名前を付けられて売られているが、非常に高価で貴重なものであり、その甘味と口当たりはあらゆるすべてのスイーツの頂点とされるほどのものだという。 ただ、一つ欠点があるのは、これを食べてしまうと一週間ほどゆっくりたちにとっては死神そのものに見えるほどに「ゆっくりできない」においが漂うらしく、体質によっては近くに通っただけでゆっくりたちが餡を吐いて死んでしまうために、市販されていないという点だろう。 他にも加工所には赤ゆっくりたちを生産するラインやゆっくりたちのエサ作るライン、食用ゆっくりを生産するラインが存在するが、これらについては機会があったら語ることもあるだろう。 ※ 「むきゅ、きょうのおしごとはこれでおしまいね、みんなおつかれさま」 「「「「「「「ゆっくりがんばったよ!」」」」」」」 夕方の回収と分別を終えてリーダーぱちゅりーが終礼のようなものを行なっている。 もちろん、人間たちのように整列したしせず、また義務付けられているわけでもない。 ただ、リーダーぱちゅりーは終礼のときに、功績のあったゆっくりや、「おたんじょうび」(分別所にきて『たくさんのひ』ということだ)や、子ゆっくりをきちんとそだてることのできたゆっくりなど、いろいろな基準で人間から与えられた「あまあま」を配ってくれるので、自然に集まるようになっていた。 時たま、力づくでリーダーぱちゅりーの「ぽしぇっとさん」を奪おうとするゲスも現れることはある。 だが、ぱちゅりーは前述したゆっくり忌避剤を塗りこめた棒をいつでもポシェットから抜けるようにしている。 もちろん自分も非常にゆっくりできないので、出来れば使いたくない武器だ。 ちなみに管理人もできるだけ立ちあうように指導されている。まだまだ「分別所」については試行錯誤のまま運用されているため、トラブルも改善の余地も多いからだ。 「まりさ、れいむ」 「ゆっ! なんなんだぜ……」 どことなく元気のないまりさとれいむが現れる。 「あなたたちは、きょうがんばって『はばねろさん』をしょりしてくれたわね」 もちろんこういうゆっくりにとっての劇物とて容赦なくゴミの中に含まれる。 運悪く割り当てられてしまった二匹は、何度も死にかけながら、指導役のぱちゅりーに「ひとつずつ、つばをかけてから、ゆっくりとのみこむのよ」という教えを守って処理を終えたのであった。 「がんばったわね。よってごほうびにかんりにんさんにもらったちょこれーとさんをあげます」 「まりさおめでとーなんだねー」 「はばねろさんをたいじしさまりさはゆうしゃなんだみょん」 「れいむもがんばってたわ」 祝福をうけながらチョコレートを受け取る二匹。 「だいじにたべるのよ」 「ゆっ! まりさはたべないんだぜ!」 「れいむもだよ!」 とチョコレートをまりさのお帽子につめこむ二匹。 「まりさとれいむは、けっこんするのぜ!」 「おちびちゃんのために、あまあまはとっとくんだよ!」 と胸を張る二匹。 「むきゅ、こまったわ……ちょこれーとさんはとけやすいのよ」 困ったように教えるぱちゅりーにまりさが答える。 「ゆっ! とけてもぺーろぺーろすればいいんたぜ!」 「あー、ちょっといいか?」 びくっ! と条件反射的にゆっくりたちは上から聞こえた人間の声に振り向いた。 どの顔も恐怖に歪んでいるが、それはいつものことなので管理人は気にしない。 「チョコレートにこだわらんなら、こっちのキャンディーにしとくか? 紙に包まれているし少しは保存しやすいだろ」 と両側が捻られた紙に包まれたキャンディーをふたつリーダーぱちゅりーの前に置いてやる。 あくまでも管理人はリーダーぱちゅりーを通してしか物を与えない。これは絶対の服務規程でもある。 「まりさ、れいむ、このきゃんでぃーさんでもいいかしら?」 「まりさ、いいよね? このほうがおちびちゃんのためにとっときやすいよ!」 「わかったんだぜ、ぱちゅりー。このちょこれーとさんとこうっかんなんだぜ」 と二匹はリーダーぱちゅりーにチョコレートを返し、キャンディを受け取る。 その後もゆっくりらしい要領の得なさでありながらもなんとか終礼のようなものを終える。 「よーし、おつかれさん。これでお前らの仕事は終わりな。今夜もお前ら『ゆっくりしていってね!』」 「「「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」」」」 と最後の挨拶をしめて、ゆっくりたちは一日の重労働を終える。 管理人はゆっくりたちの前から出ていくと厳重に分別所の扉を閉めていった。ガチャンと鍵の音がする。 この密閉される音で、むしろゆっくりたちは安心するのだ。 やっとゆっくりたちだけの時間がくる。 そして、彼らは初めて素顔を見せる。 それは道で見せる泣き顔をさらに強めた滂沱の涙だ。 「ゆええええええええん、ゆぇぇぇぇぇぇぇん」「ひっぐひっぐ……」「わきゃらにゃいよー、わきゃらにゃいよー」「とかいはじゃないわー、こんなのとがいはじゃないわ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」「ゆえええええええええん」 恥も外聞もなくゆっくりたちは泣きじゃくる。 幸せな生活の筈だ。加工所でのゆっくりどころかすべての生命活動が「ゆっくりできない状態」にされるための機械的なラインの上よりも、ぜんぜん幸せな筈だ。 人間たちは基本的にゆっくりにやさしい。 どの人間たちもゆっくりの生態を理解し、社会のためになる益獣として愛している。 ゆっくりが誕生して以来、ここまで人間社会にゆっくりが受け入れられ、愛されている時代はないだろう。 ゆっくりはその生態も存在もすべてが理解され、そしてその存在は人間社会の生態系の中にしっかりと組み込まれようとしていた。 「ゆっくりしていってね!」 今、人間社会はすべてがゆっくりたちに向かってそう言ってくれている。 そのことを誕生から成長から理解させれる仕組みの中に生き、そして死んでいく中にあってさえ、ゆっくりたちはどうしても人間たちが見ていない(と思い込んでいる)所では、恥も外聞もなく泣きたくなってしまうのだ。こんなにもゆっくりが受け入れられ、愛される時代であり、理解され尽くした社会であり、加工所にいた頃に比べたら幸せなのに、どうして泣きたくなるのだろう。 「「「「「「「「ゆぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん !ゆぇぇぇぇぇぇぇん」」」」」」」」 いつしか種にかかわらずその泣き声は一つになっていく。 それを聞いている夜勤の管理人は、ゆっくりたちがしっかりと生命維持の糖分を精製していることに安心しながら、防音について少し対策が必要だな、と報告書に記していくのであった。 「ゆっくりしていってね……、と」 ゆっくりたちが理論的に愛でられた世界で。
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『いっしょにゆっくりしていってね!』 24KB いじめ 虐待 日常模様 野良ゆ 現代 虐待人間 リハビリ ゆっくりって元々こんなでしたっけ? 過去作 anko1548(前)/1744-5(中)/2170-1(後) 『よわいものいじめはゆっくりできないよ!』 anko2263-4『ゆっくりいじめはゆっくりできるね!』 anko2424-5『かけがえのないいのちなんだよ!』 『いっしょにゆっくりしていってね!』 ○月○日 びっくりした。 まさかこんなものを本当に目にするなんて思ってもいなかった。 世間ではそういうものが突然現れたといってニュースになっていた。 物珍しさからすぐに大騒ぎになり、ブームになったりもしたが、 人の関心というのは長続きしないもので、 依然として第一級の研究対象にありながら、市井の一般市民の間ではやがて話題にも上らなくなった。 なにしろ数が少なくて、半ばツチノコのような存在である。 受験勉強のためと称して、片田舎のアパートに越してきた。 親元を離れた気楽な生活に憧れてのことだが、もちろん受験勉強もきちんとやるつもりだ。 一週間ほどはほとんど勉強もせず、ごろごろと気楽さを楽しんでいたが、 そろそろ勉強にかかろうとしていた矢先に、それが家に上がりこんでいた。 近所の商店に夜食のカップ麺を買いに行っており、家を開けていたのは一時間もなかった。 家の鍵はかけていたのに庭に面した引き戸は開け放したままだったという雑なことをやっていたため、 どうやらそこから侵入してきたらしい。 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!」 家に入った途端に、ころころと甲高いその声が耳に入った。 ぽんぽんと気の抜ける効果音とともに、肌色の球体が廊下を横切っていく。 「ゆっくりー!!」 黒い帽子を被り、金髪を生やしたその饅頭は、 僕の部屋の座布団に座り、ゆふー、と息をついた。 世間でさんざん騒がれていたので、その名前と特徴はよく知っている。 バスケットボール大の肌色の饅頭で、髪が生え、頭に帽子や飾りをつけ、目と口がついている。 目の前に鎮座しているそれは、眉を八の字型に曲げ、ぱっかりと開いた口をしゃくれ気味に突き出している。 馬鹿にしているようにしか見えない。 口をぱっかりと開けたまま目を閉じ、座布団の上でゆらゆらと体を蠢かせていたかと思うと、 またぱちっと目を開いて叫んだ。 「ふかふかさんでゆっくりー!ゆっくりできるねっ!!」 僕は絶句していたが、そこで声をかけてみた。 「おい」 「ゆっくりびっくりー!!」 それは座布団の上で10cmほど飛び上がった。 今の今まで目の前にいた僕に気づいていなかったらしい。微妙に真正面からズレてはいたが、それにしても呑気だ。 驚いて飛び上がったらしいが、八の字眉としゃくれ口の表情は変わっていないから不思議な感じだ。 「ゆっくりびっくりだよっ!!ゆっくりふりむくよっ!!」 そう言い、座布団の上でぽんぽんと何度か跳ね、少しずつ角度を調整して僕の正面に向き直る。 「ゆっくりたかいたかいだよっ!ゆっくりみあげるよ!ゆっくり~~!!」 そうしてぐいーっと体を反らし、僕を見上げた。なんでいちいち宣言してから行動するんだろう? 立っている僕の、遥か上空にある顔を視界に捕らえようとして上体をぐいぐいと反らす。 いまにもひっくり返るんじゃないかと思っているうちに、ぱさっと帽子が落ちてしまった。 「ゆうーっ!!おぼうし!!まりさのおぼうしゆっくりもどってねっ!!」 こちらが驚くほどそれは慌てふためき、目に涙を浮かべてごろりと座布団の上から転げ落ちると、 畳の上に転がった帽子を口に咥えて置き直し、尻をぷりぷりと振りながら頭を突っ込むようにしてかぶり直した。 「まりさのおぼうしゆっくりおかえり!ゆっくりできるねっ!!ゆっくりーっ!!」 叫んでぴょんと飛び跳ねる。完全に僕のことは意識から消えている。 「おい」 声をかけると、「ゆっくりふりむくよっ!!」と叫んでまたぽんぽん跳ねようとしたので、 面倒になり、それを両手で掴んで座布団の上に置き直す。 饅頭というにはぶよぶよもちもちとした触感で、正直あまり気持ちのいいものではなかった。 というか……肉に近い。肉まん? 僕の前に向きなおったそれ……ゆっくりまりさは、 ちょっと首(体全体?)をかしげた後、しゃくれた口をさらにしゃくれさせて景気よく叫んだ。 「ゆっくりしていってね!!」 「……ゆっくりしていってね」 返答してしまった。 ゆっくりがこの挨拶をしてきたら同じように挨拶を返すと喜ぶ、という習性も知っていた。 そのゆっくりまりさはパァッと表情を明るくした(ような雰囲気。実際はさらにしゃくれた)。 そのままゆんゆんと体を揺らし、黙ってこちらを見つめている。 何かあるのかと思ったが、別になにもなく、ただ「ゆっくりしている」ようだ。 呆然と見つめ合っていると、別のところから声が聞こえてきた。 「ゆっくり!ゆっくりー!!」 まだいたのか。 部屋を出ると、台所にもう一匹の饅頭が蠢いていた。 今度は黒い髪で、頭に赤いリボンをつけている。後頭部だけでわかる、ゆっくりれいむだ。 「ゆっくりごはんさんをさがすよ!ゆっくりー!」 そう言ってゆっくりれいむが向かうのは、台所の隅に無造作に袋に入れてまとめてあった野菜だった。おい! 「ゆっくりごはんさんがあったよっ!!ゆっくりむーしゃむーしゃするよ!!」 宣言すると、ゆっくりれいむは袋の外に転がっていたジャガイモにかぶりついた。 「おいおい、やめろ」 「ゆーっ!?おそらをとんでるみたいっ!!」 背後からリボンごと髪の毛を掴んで持ちあげる。ジャガイモを取り落とし、ゆっくりれいむは間の抜けた声を上げた。 すぐにもるんもるんと尻を振りはじめる。 「ゆっくりできないよっ!!ゆっくりあたまがいたいよっ!!ゆっくりーっ!?ゆっくりーっ!!」 こいつらでも痛みは感じるのか。 台所のテーブルに置き直し、ゆっくりれいむと向かい合う。 やはり聞いていたとおりの顔だった。 赤いリボンのゆっくりれいむ、キリリと逆八の字型に釣り上った眉に、まりさと同じくぱっかり開いた口。こちらはしゃくれてない。顔はりりしい(のか?)が、目尻に涙が浮いている。 しかし、僕と向き合うと、少し首をかしげてからぽんっと小さく跳ねて叫んだ。 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりしていってね」 「ゆっくりー!!」 喜んでいるらしい。表情がほとんど変わらないのでよくわからないが。 とりあえず二匹(数え方は匹でいいのか?饅頭だから個じゃないのか?まあ、いいか)を座布団の上に並べて置き、 自分も座布団に座って、部屋の中で腕を組んで考える。 二匹のゆっくりのほうは、僕があの挨拶を返したというその事実だけですっかり安心しきったらしく、 僕の前で微妙に揺れながらすっかりくつろいでゆっくりしている。一応今は口を閉じていた。閉じれるんだ。 物珍しいので捕獲してはみたが、さりとてどうするかも思いつかない。 一応、会話はできるのか試してみる。 「どこから入ってきた?」 「ゆっくりまどさんからはいってきたよっ!」 ガラス張りの引き戸が開いていたことを言ってるらしい。 「お前らの家はどこだ?」 「もりさんにすんでるよっ!」 なんでここまで来たのか、までは言わない。聞かれたことに直接答える以上の気は回らないようだ。 その程度の知能らしい。仕方がないのでいちいち聞く。 「なんで森からここまで来たんだ?」 「ごはんさんをさがしにきたんだよ!ゆっくりしていってね!」 「……ゆっくりしていってね」 その上、会話の中でいちいち唐突に「ゆっくりしていってね」を挟む。 そうして期待に満ちた視線を向けてくる、試しに答えないでみたら表情がやや沈んだ。 答えを返したらぱっと明るくなる。 一応、こいつらなりに不安を感じているのかもしれない。 「ゆっくりしていってね」で安心できる相手かどうか確認しているのか? 「あのな、ここは僕の家なんだ」 「ゆっくりりかいしたよっ!」 「だからここにあるのは僕のご飯だ。お前らのじゃない。勝手に食べちゃだめだ。というか、勝手に入っちゃだめだ」 「ゆっくりりかいしたよっ!」 返事はいいが、別に出ていこうという素振りも見えなかった。 ゆらゆらもにもに動きながら座布団の上でゆっくりしている。 結局、放っておくことにしてみた。 別に可愛いとかそういうふうには思わなかったが、物珍しさから追い出すのもためらわれた。 もう少しどういうやつらなのか見てみよう。 参考書とノートを開き、勉強を始めようと机に向かったところで、ゆっくりはまた叫んだ。 「ゆっくりごはんさんをさがすよっ!!」 元気よく座布団から飛び出し、勝手にうろうろと跳ねまわり始めるまりさとれいむ。 さっきやめろと言ったばかりじゃないか。その程度の知能か。会話はできても意志の疎通は期待しないほうがいいようだ。 「いたいよ!!いたいよ!!ゆっくりできないよ!!ゆっくりできないよ!!」 「はなしてね!!はなしてね!!ゆっくりさせてね!!はなしてね!!」 掴みあげた二匹はもるんもるんもるんと忙しく蠢く。気持ち悪い。 ひとまずダンボールの空き箱の中に放り込む。 「ゆべっ!!」と叫び、痛みに涙を浮かべているが、表情はやはり変わらない。 「ゆっゆー!ゆっくりいたかったね!!いまはいたくなくてゆっくりー!!」 「はこさんはゆっくりできるね!!」 などと言いながら箱の中でゆっくりしている。 さてどうやら食欲はあるらしく、すぐに「ゆっくりごはんさんをさがすよっ!!」と叫び出した。 「ゆっくりはこさんからでるよっ!!ゆっ!!ゆっ!!」 「ゆっくりでられないよっ!!はこさんはゆっくりどいてね!!ゆっくり!!ゆっくりー!!」 「ゆっ!!ゆっ!!はこさんをゆっくりどかすよ!!ゆっ!!ゆっ!!」 「おなかがぺーこぺーこだよ!!ゆっ!!ゆっ!!」 そう言い、ぼすんぼすんとボール箱の内壁に体当たりをしているが、そうそう倒れない。 面白いのでそのまま放置して、今この日記を書いているというわけだ。 いちいち元気よくやかましい饅頭だが、腹が減ったら少しはおとなしくなるだろうか。 ○月○日 目を覚ましたら、ボール箱が倒れていた。 昨日見ていた時はただ無造作にぼすぼす体当たりを繰り返しているだけだからムリだろうと思っていたのだが、 たまたま二匹のタイミングが合ったのか、箱は横倒しになり、中の饅頭は逃げ出していた。 さて饅頭はどこかと言えば、探すまでもない、キンキン甲高い声を撒き散らしているのですぐわかった。 「むーしゃむーしゃ!!むーしゃむーしゃ!!」 「むーしゃむーしゃ!!むーしゃむーしゃ!!」 「「しあわせーっ!!!」」 台所の野菜を食い荒らし食べ散らかしている。 普段は緩慢とさえ言える動きだったが、野菜を前にすると、ガツガツガガガガとネズミのように激しくがっついている。 そうして野菜をかじり口に入れるのだが、入れるたびにいちいち「しあわせーっ!!」と叫ぶため、 口の中のものが涎と一緒に半分近く四散し、食べ方が汚いというレベルではない。 呆然と眺めていたが、野菜をかじっては叫び、四散した食べカスをはぐはぐと唇でかき集めては叫び、 農家の人たちに土下座で詫びたいようなありさまになっていた。 野生動物だってもう少し綺麗に喰う。 蹴りを入れることにした。 「むーしゃむーゆぶびぇっ!!?」 ゆっくりまりさの頬につま先を叩きこむと、ごろごろと二回転して床にへたり込んだ。 次にゆっくりれいむの方を見るが、片割れのまりさが蹴り転がされたというのに全く気付きもせず、野菜をかっこんでいる。 「しあわぜぼふぉおぉっ!!」 顔を上げるまで待ち、しあわせーと叫んだところで顔面を踏みつけてやった。 踏みつけたままぐにゅぐにゅごろごろと床に押しつけて転がす。 「ゆぼっ!!ぼぼっ!!ゆっぐ!!いだいっ!!ぼぶ!!ゆっぐりっ!!でぎだっ!!」 「ゆっくりやめてね!!ゆっくりやめてね!!いたがってるよ!!やめてあげてね!!」 見ると、まりさの方がぽんぽん飛び跳ねて抗議していた。 目から涙を流し、口の中の歯が何本か欠けていたが、八の字眉にしゃくれ口はそのままなのがシュールだ。 ちょっと思い立ち、足でれいむを転がして顔面を上に向けてから、大声で叫んでみた。 「ゆっくりしていってね!!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 れいむの顔もひどかった。 やはり何本も折れた歯が口の中でちゃらちゃら言い、ゆひゅーゆひゅーと激しい息をついていたが、 今の挨拶でゆっくりしたのか、まりさもれいむも涙を流しつつ明るい表情を浮かべている。 こいつら、面白い。 なんだか怒る気はなくなり、僕は二匹を元のダンボール箱に放り込んだ。 言ってもどうせ無駄だから放っておき、四散した野菜を片付ける。 農家のみなさんごめんなさい。今後は食べ物は高いところに置こう。 「ゆっくりごはんさんをさがすよっ!!」 どうやら全く懲りていないらしく、昼になる前にゆっくり二匹はまた叫び、 ボール箱に体当たりを始めた。 先ほど食べ散らかされて生ゴミになった野菜のカスを、三角コーナーから救い出してゆっくり共の頭の上からぶっかける。 すぐに「むーしゃむーしゃしあわせー!!」の声が聞こえてきた。 さて、僕は学校に行かなければならない。 こいつらを放置していると、僕がいない間に部屋をどれだけ荒らされるかわかったものではないので、 ガツガツ生ゴミをがっついている間に、ボール箱の蓋を閉めてしまう。 「ゆゆっ!!くらくなったよ!!まっくらさんだよっ!!」 「ゆーっ!!くらいくらいはゆっくりできないよっ!!あいてね!!あいてね!!」 どうやら暗闇は怖いらしく、中の二匹が叫び、ぼすんぼすんとボール箱の内壁に体当たりしはじめた。 「あいてね!!あいてね!!こわいよ!!こわいよ!!ゆっくりできないよ!!」 「ゆっくりしていってね!!ゆっくりさせてね!!くらいくらいはやめてね!!ゆっくりできないー!!」 叫び続ける二匹の声を聞きつつなんだか楽しい気分になりながら、僕はボール箱の蓋をガムテープで閉じた。 夕方になって帰ってきた時には、叫ぶ声は聞こえてこなかった。 しかしボール箱に耳を当てて様子を窺うと、嗚咽が聞こえた。 「ゆぐっ……ゆぐっ……ゆっぐじでぎだい……」 「ゆっぐじじだいよぉ……ゆっぐじ……ゆっぐじぃぃ………」 ガムテープを剥がして箱を開けると、中の二匹がこちらを見上げてパァッと表情を明るくした。 「ゆっゆーっ!!あかるくなったよ!!ゆっくりしていってね!!」 「くらいくらいはゆっくりできなかったよ!!あかるくなったからゆっくりできるね!!ゆっくりしていってねー!!」 「ゆっくりしていってね」 返事を返しながら、にやにや笑みがこぼれる。 こいつら、箱を閉じたのが自分だということを認識していないのか。 野菜にがっついている間に気づかれずに閉めたわけだが、原因を想像する、ということをしないのか。 「ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりできるね!!さびしくないねっ!!ゆっくりーっ!!」 涙でびしょびしょになった顔を輝かせて飛び跳ねるゆっくり二匹。 そんな二匹をにやにやと見下ろしながら、僕はダンボールに蹴りを入れた。 すくい上げるような蹴りでダンボールはひっくり返り、中の二匹が転がり出す。 「ゆゆんっ!?びっくりーっ!?」 「ゆーっ!!ゆっくりころがるよっ!!」 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 転がってうろたえているらしき二匹に挨拶を投げかける。 横倒しになったまりさと逆さまになっているれいむが笑顔で返事を返してくる。 見ると、髪が動いていた。 まりさの左側頭部にある黄色い三つ編みのおさげと、れいむの両側にぶら下がっている二本のもみあげが、 いかにもうれしそうにぴこぴこと跳ねている。 すっかり嗜虐的な気分になった僕は、二匹をさらに蹴り、踏みつけた。 「ゆぶっ!?ゆばぁっ!!」 「ゆ!?やめてね!!やめてね!!けらないでね!!ゆっくりやめぼぉっ!?」 「ゆっぐじでぎだいよっ!!やべでね!!いだいよ!!いだいよ!!ぶぼおぉ!!」 「あびっ!!ゆびいぃっ!?ゆっぐじ、ざぜでねっ!!ゆっぐじでぎだいよ!!やべでね!!やべでね!!」 「ゆっくりしていってね!!」 「「ゆっくりしていってねばびゅっ!!?」」 どれだけ虐げられても、ゆっくりしていってねと声をかけさえすれば大喜びで返事を返し、 楽しげに白痴じみた笑顔を浮かべる。この人はゆっくりできる、自分たちをゆっくりさせてくれる、と。 そこを即座に痛めつけ、急転直下の悲しみに叩き落とすのはなんとも言えない快感だった。 登校している間に、すでに心は決まっていた。 受験勉強のストレスをこいつらで発散しよう。 僕だって人並みにストレスを抱えていた。受験生のストレスは大きい。 将来安定した仕事につくために、遊びたいのを我慢して机に向かい、 周囲は勉強はどうした遊んでいる時じゃないぞお前のために言っているんだと顔を合わせるたびにしたり顔で説教する大人たち。 別に普通のことで、みんなが通る道だとはわかっているけど、それでもいやーな気分になって沈みこむことは多い。 そんな時期に、こいつらと出会った。 こいつらは世の中になんの不安もないというように、いつでもどこでもゆっくりする。 いつも喜色満面、ごろごろだらだらとゆっくりすることになんの疑問も持たず、 自分がゆっくりするのを邪魔されるわけがない、それどころか周囲が自分をゆっくりさせて当然だと思っているふしさえある。 人間は将来仕事について毎日食事にありつく、それだけのためにこんなに辛い思いをしているのに。 「ほらほら、どうした!!逃げろよ!!僕はゆっくりできないぞ!!」 「ゆんやあぁぁ!?やめてね!!いたいよ!!ゆっくりできないよ!!」 「そうだよ、ゆっくりできないんだ、さあどうする、ゆっくりしたかったら考えろ、努力しろ、どうすればゆっくりできる?」 「いだああぁぁ!!ゆっぐりじだいよっ!!やべでねっ!!おにいさん!!ゆっくりしていってねぇ!?」 「僕に頼るなよ、自分で考えろよ、逃げるか?戦うか?なにか差し出すか? のんびりするためには努力が必要なんだぜ?競争に勝たなきゃ食事にはありつけないぞ、座る席もないぞ、彼女だってできないぞ」 「ゆーっ!!ゆっくりしていってね!!ゆっくりしてね!!ゆっくりしてよぼぉっ!!」 「だから他人に期待しちゃダメだって、アテにするなって、さあ自分で考えろよ、この状況をどうするんだ、考えてみろよ!」 「わかんないよ!!わかんないいぃ!!ゆっくりしてよおぉぉぶばぁっ!?」 「わかんないんなら無能だってことだな!無能は淘汰されるのが世のならいだぜ、恨むなよ、お前らもうゆっくりできないぞ!!」 「「ゆんあああああーーっ!!?」」 「おわっ!?」 泣きながらも八の字眉と逆八の字眉、しゃくれ気味の例の笑い顔を張りつけていた二匹が、 ここで表情を大きく歪めて叫び、じたばたと暴れだした、というよりだだをこねだした。 「ゆっくりしたい!!ゆっくりしたい!!ゆっくりできないのはいやだよおおおぉ!!ゆっくりさせてよーっ!!!」 「ゆっくり!!ゆっくり!!ゆっくりさせてね!!ゆっくりしたいよおおぉぉ!!」 どうやら、「ゆっくりできない(させない)」と言われるのが一番こたえるらしい。 あのムカつく笑い顔を歪ませられたことが、いよいよ僕の興をつのらせた。 「……ダメだよ。ゆっくりできないんだよ」 「いやだよぉーっ!!ゆっくりしたいいいぃぃ!!!」 「したい、したいって、希望を僕に言われてもねぇ。君たちの希望を叶える義理なんてないしねぇ。 ゆっくりしたかったら自分ですればぁ?」 「おにいさんはゆっくりできないよ!!れいむたちはゆっくりするよ!!ゆっくり!!ゆっくりーっ!!」 「ゆっくりにげるよ!!ゆっ!!ゆーっ!!」 二匹は僕に背を向けて、必死にぽむぽむと跳ね始めた。 ようやく逃げるという選択肢を採る気になったようだ。 窓も玄関も締め切った家を、僕から逃げようと必死になって跳ね回るゆっくり二匹。 そんな二匹の姿を見て僕はいよいよ楽しい気分になり、放置したまま、こうして日記をつけている。 ○月○日 結局、昨日は日記をつけたあと、家の中を逃げ回るゆっくり二匹をのんびりと追いかけて虐めて回った。 「こないでね!!こないでね!!こっちにこないでね!!ゆっくりしたいよ!!」 廊下を跳ねるまりさにとことこ歩いて追いかけ続け、玄関の隅にゆっくり追い詰めてぐいぐいと足で踏みつけた。 「ゆ゛ぎゅうーっ!!ゆ゛ぶぶうーっ!!」 口のあたりを狙って踏みつける。口の皮に引っ張られて目が縦に延びている。鳴き声がまったく面白い。 ぱきぱきと口の中で歯が折れる音がしたところで解放してやったが、なかなか形が戻らず、 口を閉じてべっこりへこんだままぶるぶる震えて涙ばかり流していた。 それでもしばらくしたら輪郭は元に戻っていた。不思議なものだ。歯は折れたままだったが。 「べばぁーっ!!」 狭い自室の中にれいむと二人きりで楽しいひとときを過ごした。 僕は部屋の真ん中にあぐらをかいて座りこんでいるだけだが、 四畳半程度の部屋の中ではゆっくりがどこに逃げてもちょっと腕を伸ばすだけで簡単に捕まえられる。 「ほうら、逃げないとゆっくりできないぞ~」 「ゆびゅう!!ゆぶううぅ!!ゆっくりしだいで、にげるよっ!!そろーり、そろーり!!」 面白い習性がまたひとつわかった。 相手に気づかれないで逃げようとするとき、「そろーりそろーり」と発声してずりずり這うのだ。 目の前に相手がいるのに、そう発声するだけで気付かれていないつもりでいるらしい。 当然、僕に掴まる。そして壁に投げつけられる。 「はーい、いらっしゃ~い」 「ゆびゃばぁ!!」 壁に叩きつけられ、ずるずると床に滑り落ちていくれいむ。 やはり歯が折れ、笑顔は消え、表情をぐしゃぐしゃに崩して泣きじゃくる。 「さ、もう一回投げちゃうぞ~、逃げなくていいのかな~?頑張れ、頑張れ」 「ぼ、ぼう、ゆっぐじ、なげられだぐ、ないよっ……ゆっ、ぐじ、にげる、よっ………ぞろーり、ぞろーり……」 「いらっしゃ~い」 「ばびいぃ!!」 そろーりそろーりと言いながら目の前を横切ろうとするれいむを再び掴みあげ、壁とキッスを交わさせてやる。 げほっ、ごほっ、と少量の赤黒いものがれいむの口から飛び出す。餡子か。部屋が汚れるけど、これぐらい構うものか。 「ゆ……ゆ゛…………ぞろー、り………ぞろー………」 ひいひい泣きながらナメクジのように遅々とした歩みで這いずるれいむに、ふと思いついて言ってやる。 「ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりしていってね!!」 パァッと表情を晴れやかにするれいむ。 その満面の笑顔が、ゆっくり、ゆっくりと沈み、泣き笑いになり、やがて歯をくいしばった泣き顔に変わってゆく。 そう、もう二匹のゆっくりは学習していた。 ゆっくりしていってねと言ってくれた。ゆっくりさせてくれる。これでゆっくりできる。 言われた瞬間は本能的にそう喜ぶが、すぐに経験と記憶が反復される。 そうだ、この人間さんはゆっくりできない。ゆっくりさせてくれないんだ、と。 目の前でくっきりと起こる、その感情の振れが面白すぎて、僕は何度もこれをやるようになっていた。 絶望そのものの表情で涙を流し、ゆひっ、ゆひっ、と震えているれいむを、僕は大喜びでまた投げつける。 毎晩寝る前には、ボール箱の中に押し込んでガムテープで閉じてしまう。 最初はゆっくりできないと泣き叫ぶが、すぐに泣きじゃくりに変わり、おとなしくなる。可愛いものだ。 ついつい没頭しそうになるが、しっかり勉強もする。ストレスを発散できているおかげではかどる。 ○月○日 今日は寝過して、つい放置したまま学校に行ってしまった。 帰ってからボール箱を開けると、ゆぐゆぐ泣きじゃくっている。 箱をひっくり返して転がしてやると、「ゆっくりころがるよっ!!」などと叫んでいる。 何かをするたびにいちいち宣言するという間抜けな習性が、虐待されている現状とミスマッチで面白い。 野菜屑をばらまいてやると、ガツガツと貪り喰う。 喰っているところをシャーペンの先でつついてやる。 「むーしゃむー、ゆぎぃ!!いだいいぃ!!やべでえぇ!!」 「しあわゆごぉっ!!?」 しあわせーと叫ぶまりさの口の中にシャーペンの先を突き入れる。 したたかに喉を突いたようで、げほげほ激しくせき込みながら転げ回っていた。 そこまでされても食事をやめようとしない。一つのことしか見えないんだろう。 ゆっくりと出会ってからそんなに日は経っていないのに、もう僕の行為はエスカレートしていた。 学校で文房具を見かけるたびに、これは使えるな、これで虐めてやろうなどと考えていた。 ホチキスでれいむの舌をばちんばちんと挟む。 「いだっ!!いだいいぃ!!いぃぃだあああああぁぁぁ!!!」 「いだがっでるよっ!!やべであげでねっ!!やべであげでねっ!!いだがっでるよおおぉ!!」 引っ張り出した舌はけっこう長く、30cmぐらいはあった。 その舌をホチキスの針まみれにする。 手を放しても舌はべろんと伸ばされたままだった。動かすだけで痛みが響くんだろう。 そんなれいむの舌を掴んでぶら下げてやると、すごい悲鳴を上げてもるんもるんと尻を振っていた。 「ゆっくりしていってね!!」と言ってやると、そんな状態でもきちんと「ゆっくりしていってね!!」と発声していた。 どうなっているんだ。 チューブ入りの糊をまりさの口に流し込んでやる。 「ゆげっ!!ゆっげええぇぇ!!まずいいぃぃ!!これどくはいってるううぅぅ!!」 げえげええずこうとするまりさを抑えつけ、さらに糊を流し込む。 ついでに左目にもべたべた塗りつけてやった。眼球をぐりぐり回しながらいい声で叫んでくれた。 必死にチューブの先から逃げようとする黒目が面白い。 体中に糊をまぶしたあげく、鉛筆削りに溜まった削りカスを全身に振りかけてやる。 「ゆい゛いいいぃ!!いやだああぁぁ!!ぎぼぢわづいよおおおぉぉ!!いだいよおおぉぉ!!」 とくに糊のたまった左目に削りカスをまぶしてやったときの声が傑作だった。 そのまま動き回られて糊とカスをあちこちにこすりつけていったのには閉口したが。 思い立ち、二匹の底部、あんよに画鋲を刺してみた。 「ゆづううぅぅういだああああいいいいぃい!!」 「いだーっ!!いだああーーっ!!ゆっぐじ!!ゆっぐじでぎだいいーっ!!」 「ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 反応を楽しみつつ、動きを完全に奪うのもつまらないので、 ちょうど五個ずつ、底部の中心と四隅に挿し、上からガムテープを貼って固定した。 これで動くたびに痛みが走るというわけだ。 「さあ、おめでとう、これでお前たちはこれから一生、一秒たりともゆっくりできないぞ。よかったな!!」 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーっ!!いやだーーーーっ!!いやだよおおおおぉぉぉお!!!」 「ゆっぐじじだいよおおおおぉおぉ!!ゆっぐじじだいいいいいいいいい!!!」 泣きながら跳ね、這いずり、そのたびに画鋲の痛みにぼろぼろと涙を流して呻くゆっくり。 その前で僕は腹をかかえて笑い続けていた。 ○月○日 今、僕の生活はとても充実している。 ストレス発散のおかげで受験勉強は大変はかどり、センター試験ではいい成績を出せた。 講師には志望校のレベルをワンランク上げてはどうかとまで提案された。 実際、辛い勉強も苦ではない。 合間合間に、あの饅頭たちを虐待する楽しさが、勉学の辛さを吹き飛ばしてくれる。 あの二匹は、すっかり使い古してしまった。 「……ゆっぐ、り…………じだぃ………」 「…………ゆ゛…………」 自室で机に向かっている僕の足の下には、ゆっくりまりさとゆっくりれいむが敷かれている。 二匹とも髪はほとんど抜け落ち、全身傷だらけ、 べたべたと張り付いた各種のテープやらゴミやら刺しっぱなしのホチキスの針やらで汚れきっている。 切り傷、黒焦げの火傷なんか数えきれない。 死なない程度に短い鉛筆があちこちに刺さっている。 目は耳かきでえぐり抜き、まりさの右目が残っているだけだ。 生殖器があったので、シャーペンの芯やら爪楊枝やらまち針やらを突っ込んでいじくり回していたら、 しーしーの穴とまむまむとあにゃるの三つともずたずたの状態でがばがばに開いたままになり、今は消しゴムが突っ込まれている。 飾りを奪ってやった時が一番の大騒ぎだったが、目の前で切り刻んだあげく燃やしてやったら、 廃人、もとい廃ゆっくりみたいになった。 体のあちこちに刺さった異物が激痛をもたらすので、今ではほとんど動かない。 それでも虐めればいい声を出すので問題ない。 すっかりぼろぼろだが、使い込んで愛着の湧いた可愛いやつらだ。 今日も勉強が一段落した僕は、二匹の前に屈みこんでこれからすることを説明してやる。 「ごめん、待たせちゃったね、僕のかわいいゆっくりちゃんたち! 今日も沢山いっしょに遊ぼうな。今日はこんなのを持ってきたんだ」 学校から持ち出してきた糸鋸を二匹の前で振る。 「刃がサビちゃってるけど、これで面白いことができるかと思ってさ。 これでさ、君たちの横からがりがり挽いていくよね、それだと真っ二つになっちゃって死んじゃうだろ。 でも、刃がすっかり入ったところではしからオレンジジュースで直していけばさ、 死なせないで刃を右から左に抜けさせることができるんじゃないかと思うんだ。もちろん中枢餡は裂けて、頭のほうをやるよ。 失敗しちゃいけないから、一時間ぐらいかけてゆっくり、ゆっくりやってみるつもりだよ。 大丈夫、死なないさ! すっ………………ごく、痛くてゆっくりできないと思うけどね」 説明を聞きながら、無表情の二匹はぷるぷるぶるぶると震えだし、その瞳からぼろぼろぼろぼろと涙があふれ出ていく。 そういえばもうずっと、この二匹の笑い顔を見てないな。初めて会ったときにはあんなに顔に張り付いてたのに。 ふとそう思った僕は、久しぶりにあの言葉をかけてみた。 「ゆっくりしていってね」 「「ゆっくりしていってね!!」」 〔終〕
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各キャラ紹介文 プチゆっくり プチゆっくり4 ■ちび橙にデレデレな藍しゃま ∧ ○、,_ ○、.,_ / ', / `ヽ.`ヽ. /´ `ヽ)!へ,/V/、 ' ,_,ノト 、 ,' _[_`ゝ-‐''´ヽ、/ !/ ,ハ ,| ,' ´ |レへ,! / ! /_.7-‐ァ' ̄!二7´ ̄7ヽ、/`ヽ._! !/ | ワカルワカルヨー r' ̄7-‐'"´ ̄  ̄`ヽ、_!`ヽ、___! |、/ヽ| , -──‐-、 !ァ'´ , _!_ , ,ハ-‐! 、`ヽ、___7、 ,ハ |__ィ,、_r、_、r_z_,\/ァ ;' ,' /´/、!. / ァ'\ノハ/! ヽ. ヽ ! / /丶e ヽ_wwwwヘ;;c/ ! ! ;' == V == ! /! ハ!/ / `ム /ノノ_,レ从ノ_ノヾィ `ヽ! !'/// ,_i__i_, //// .レ' ,' ./ |‐--‐< ! i イ ヒソ ヮ ヒンY リ レ'7 ┃┃ .,' レ' ./ く\ | n 1" ")ル 〈 ヽ、 ┃┃ ,イ / ハ 〉 < `> レ ハ h――― ' ハ `ヽ./!>.,、.,___ ,. イ;'/、/_!/>、,__,.>'´ ■プチルーミア ,. - ―‐-,.、/ヽ_ / /ヘ∠ / /ヽ ハレ/,イヽ!ハ レヘl(ヒ],_,ヒン ,l l l ~~ i l "ヽ_ン " l i l 1乙なのか~ ルゝ、___,,イヘハレ' と二 i V´ l(二二つ ー∞‐'´ヽ ~~ ヽ_,_,_,_,_,ノ、 し' ヽ_ノ ■お断りします _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、!イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' / \ / \ ((⊂ ) ノ\つ)) ((⊂ ) ノ\つ)) (_⌒ヽ (_⌒ヽ ヽ ヘ } ヽ ヘ } ε≡Ξ ノノ `J ε≡Ξ ノノ `J ■媚びるプチ秋姉妹 ヘ ___ ,---c08) ̄ ヽ Z蟹ノ ハ ヽ、 ( Y^´丶へ_う.-、 l ,'ズ 」ノレレハノノ)〉 〈(ヘノ人从リ/コしヘ i l i ノヒソ ヮ ヒンYノ i Vヒン ヮ ヒン)/ ミ-i ハ ハ" ")ハ ノ (" "∠人l ヽヘ、)――― ´ シ ゝ´ ー――<_Z_ノ ヘ ___ ,---c08) ̄ ヽ Z蟹ノ ハ ヽ、 ( Y^´丶へ_う.-、 l ,'ズ 」ノレレハノノ)〉 〈(ヘノ人从リ/コしヘ i l i ノr=- r=ァYノ i Vr=- r=ァ)/ ミ-i ハ ハ" -=-'")ハ ノ (" -=-' "∠人l ヽヘ、)――― ´ シ ゝ´ ー――<_Z_ノ _ヘ,_ 'ト-、_ __ `ヒ_!、>ヘゝ‐-ゝ <ノノ´ `ヽ ,'(( / 〉 〉 'ノ ,ン ノレ' レ' ソ、ソ ( ( |´ レ〈 (ヒ] <〈ハ ミ☆ ヽ 人ゝ" 、─ッ "イソ )( ゝ > 、`_´, イン テ 〉, ヽ| /' ヽ , / `/ /、 (_/ヾ_) ■プチみすちー ,、,-、ノL Σ_ '-'ー-'-、_ , '´ __,. - 、__ 〉 '; _,. - _,ゝ―<イ┐ r>,ゝ' , ; ! ヾ7 |,.ィ| ,'__,. !、/レ'、__ハ`| _!_レ7 r=- r=ァ ',,フ `iヽ_ハ'" -=- "' ,'ヽ. ! !`, ヽ、___,.イ ! ', ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,._,ゝ====<イ┐ |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ _!_レ7 r=-, =ァ Y,,フ `iヽ_ハ'" 'ー=-' "' ,'ヽ. ! !`, ヽ、___,.イ ! ', ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,._,ゝ====<イ┐ |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ _!_レ7 r=- =ァ Y,,フ `iヽ_ハ'" 'ー=- "' ,'ヽ. _, ! !`, ヽ、___,.イ ! ',/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ\ヽ、 ー / ー 〉 \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-く ,ャ、,--、ノ! Σ_,, -‐'ー'-, 、 ,,r' `'; 〈 ;_-――-,.、 〉 r -ニ7´_,,、v,,、,,w、 ヽ i イ /(ヒ],_,ヒン)Y.i ! ヽニ' ハ " ヽ_ン "ノiニフ ゞ、ヘ,ヾ、___,,イ ハリ ? ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,._,ゝ====<イ┐ |,.ィ| ,''ナ,!、/レナハ`ハ _!_レ7 (ヒ] ヒン Y,,フ `iヽ_ハ'" o "' ,'ヽ. ! !`, ヽ、___,.イ ! ', ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,. ,ゝ==== イヾ7「 |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ _!_レ7 ヒン _ヒン) Y,,フ `iヽ_ハ'" ヽノ ",'ヽ ノ ノ`,ヽ、___,.イ ! ',○クックル ,、,-、ノL __Σ_ '-'ー-'- 、_ , '´ . 〉 '; _,._,ゝ====<イ┐ |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ _!_レ7 (ヒ] ヒン Y,,フ `iヽ_ハ'" ∋ "' ,'ヽ. ! !`, ヽ、___,.イ ! ', /⌒\/ヽ | | | | \\ // (ヽミ彡)ヽ ミ⌒ ) )○ゲラゲラゲラ ,-、 nn r-、 _00 / '┴'r' | '´ r┘ !「`L00、|.l└ク_;厂 / 「`L00、 | 「| | l| |Ln r┘|.l _lニユ、 ./ Ln r┘∥  ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ / / r-‐7┘ .∥ . 、ヽ、 ,ゞ´_ | l| |「二 7 .|.l └′/ 「二 7 ∥ / \\`´ | |. l| l 〈 / 、 ! 〈 / ∥ / _,,....,,_ ,、,-、ノL -'' `''、 __Σ_ '-'ー-'- 、_ | ; ノ´\ \_,.-‐ァ , '´ . 〉 _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ '; _,._,ゝ====<イ┐ ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、 |,.ィ| ,''_!_,!、/レ'、_ハ`ハ !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 _!_レ7 (ヒ] ヒン Y,,フ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| `iヽ_ハ'" ∋ "' ,'ヽ. ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ! !`, ヽ、___,.イ ! ', ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' ■プチ橙 |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ./..\\ \/ \|=========================| ノ , -──‐-、 . \ /__ィ,、_r、_、r_z_,\/ァ \ / 丶e ヽ_wwwwヘ;;c/ Zzz... \/ `ム /ノノ_,レ从ノ_ノヾィ \ | n 1ー _,ー)ル レ ハ h――― ' ハ 、一"  ̄ ̄ ̄`)___ 、,r'´ ゝ___ゝ< ( ン、 -,/⌒ァ γ\ ,.}⌒イ___/ .∧ λ ヽ ヽ フニノ l , /\! ノ _/ ', i 〈´ ハ (,i (ヒ_] V ヒ_ン)V| | V レ(,ハ//// ____////ハ .| ┃∵∴.. ヽ ン ノ V┃ (二二二二二二二二二二二二二二二) \王王王王王王王王王王王王/ \王王王王王王王王王王/ |\ ̄`ヾ玉玉玉玉玉玉玉玉レ ̄\ ./..\\ \/ \|=========================| ノ , -──‐-、 . \ /__ィ,、_r、_、r_z_,\/ァ \ / 丶e ヽ_wwwwヘ;;c/ Zzz... \/ `ム /ノノ_,レ从ノ_ノヾィ \ | n 1ー _,ー)ル レ ハ h――― ' ハ ■ドス黒い感情 _,,....,,_ -'' `''、 アハハハハハ!マテヨ、カワイコチャ--ン♪ | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ___ ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 / =ニニ二ニヽ、 !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ / i//l/lノヽ ヽ キャッ♪ キャッ♪ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! / /ヒン_ ヒン ヽ! ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 l l/ " ヽノ " ! ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ i从イ、 ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ,,. ' "´ ̄`"'' .., , '´ _,,-======-,, `ヽ、 r´ .r´,、 i´ `ヽ、 、', ', ノi レ' ルi λ ,、i ノi '、i レi ,.イ -─レ´ V ─- iイル' .i i i イ ( ヒ_] ヒ_ン ) i iイ i < キャッ♪ キャッ・・・ イ!/i "" ,___, "" i iレ' ゝ _,,....,,_ ノ i iヽ、 ヽ _ン ,.イ i ゝ'i -'' `''、 〈/レル`' ー,--,.'´ ルレVノ〉 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ ゝ'=ニ=r'" `ヾ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 .ナ . . |_ ', _`ゝ___ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 . ナ . . レ、_,.ヘ,_r/ =ニニ二ニヽ、!イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ;ハ . . . . . ._', / i//l/lノヽ ヽ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! lコ--‐'"_ / /ヒン_ ヒン ヽ! ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 l l/ " ヽノ " ! ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ i从イ、 ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ /二ハ キャッ |、 ルl _▲_ 〒 /三ハ メ(∵ハ レ(∵ノ _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ -''" `''-、> マジこわいこわいだぜ!!! < ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | \_,. -‐ァ __ ______ _____ | \ (.__ ,´ '-´ -) ̄ヾ=- ` _,.! \,_7  ̄ /| |=\ |_..,,-" _________/ "'''- ,,. ,'' // | | ヽ \ ' |"-..,,_ ァ' '" i / / .| | ヽ \ | `!ソ二‐ 二ハ二,!i; レ ===| |=== ノ `! ミミフゝソ二ハ二`ゝソ二"イ )' | | | | ,' ノ ノ ) "' i .レ' | | | | | | ノノ ( ,( ( 、 `、 |.| WWノ | | ( ,.ヘ ,)、ソ. . ) ノ 人 ,.) .) ( |ルレ ル`-------‐イルリ ■マトリックス ≦⌒\ | ;'⌒ヽ\ _,. -‐ァ _| / ‐ __/ ( _;'ニ二>- ハヽ/`7 「イ / /|∧/|∧l 」∨ 〉 /レ,,(ヒ] ヒンレ| ィク / ノ l ヽニ' 从| | | くニ} {fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj ∧〈 )>‐--‐<,ハ' /くニ} {fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj{fj //``ヽ//``'''''''ヽ 〈;i' `` ヾ``i l / / {二) ヾ_') ■魔理沙の独占 _人人人人人人人人人人人人人人人_ _,,_ _,,_ _,,_ > 全ての魔理沙は私のものよ! < -'' \ -'' \ -'' \  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y' ̄ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ _,,.. --─- 、..,_ _,..!イ,.ヘーァ'ニハ_,..!イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ、_,..!イ,.ヘーァ'ニ、ヘ,_7 ,. '"´ ___,,,,....、,,,_ `ヽ. rー''7コ|_,‐" rー''7コ|_,‐"リ´V rー''7コ|_,´V、!__ハ + , '´,.- ''"´ ̄ ̄`"''ヽ ヽ, ' , !イ´,'イ ノ=- !イ´,'イ ノ=- -=Y!イ´,'イ ノ=- -=Y.i ! / /' / , i ,ハ Y ヽ. ', ( ,ハ"U Д U( ,ハ"U Д Uノ人( ,ハ"U Д Uノ人 __人__. ,' i !/ー- ハ /!-┼ _,ハ ', i ,)、 .ヘ,、)― ,)、 .ヘ,、)― ‐'´'レ,)、 .ヘ,、)― ‐'´'レヽ `Y´ i ! ' (ヒ_] レ' ヒ_ン )i !ハノ ,' _ -'' \ -'' \ -'' \ i`ヽ. !ヘ ,ハ !" ,___, "" !/ i 〈 / i | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ ,.-‐ゝ ヽァ- ...,,_ _)ヘ,ハ、 ヽ _ン ハ〈 ,ハ _,,.. -t''i ├-- 、,.ヘーァ'ニハ'ヽ、_,..!イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ、ーァ'ニハ'ヽ、ヘ,_7ヘ,_7 ヽ、 i i | `"T'i `ヽ. ,.イ/T''´´ ̄T'i"´ | i ノ7コ|_,‐"リ´V rー''7コ|_,‐"リ´V、 rコ|_,‐"リ´V、!__ハ!__ハ 'ー---r!/ i、i `r=i'´レ'!, i i 丶丶-- ー'','イ ノ=- -=Y!イ´,'イ ノ=- -=Y.i!イ´,'イ ノ=- -=Y.i ` "'' ー-..,,ゝヘ / /ハゝヘ ` //,,..-ー゙゙-´ ( ,ハ"U Д Uノ人( ,ハ"U Д Uノ人 ( ,ハ"U Д Uノ人 `!ヽト、__ / __i_ ', . __// _,,_ ,)、 .ヘ,、)― ‐'´',)、 .ヘ,、)― ‐'´'レ ,)、 .ヘ,、)― ‐'´'レヽヽ ┼ `ヽ.,__r' __i_. Y__,___/ -'' \ -'' \ -'' \ -'' \ -'' \ __人__ 〉 __i_ .i | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ | ;ノ´∨\ `Y´ ,.「ヽ.,、_____ハ____」、 _,..!イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ、,_7ァ'ニハ'ヽ、,_7ニハ'ヽ、,_7ーァ'ニハ'ヽ、,_7ーァ'ニハ'ヽ、ヘ,_7 / /ヽ、_ }l l{ ,.イヽ. rー''7コ|_,‐"リ´V、!__ハ_"リ´V、!__ハリ´V、!__ハ,‐"リ´V、!__ハコ|_,‐"リ´V、!__ハ /  ̄.|'´| i ヽ. !イ´,'イ ノ=- -=Y.i !ノ=- -=Y.i !- -=Y.i ! ノ=- -=Y.i ! ノ=- -=Y.i ! / .,' .!. 」 i ヽ ( ,ハ"U Д Uノ人"U Д Uノ人U Д Uノ人ハ"U Д Uノ人ハ"U Д Uノ人 / ; ヽ. ,)、 .ヘ,、)― ‐'´'レヽ)― ‐'´'レヽ― ‐'´'レヽ,、)― ‐'´'レヽ,、)― ‐'´'レヽ / / i ヽ. . | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| rく | ノ,!. | アリス専用 | `、 \ ! ノ_' | | ■弾幕はパワー |||⌒\| ;'⌒ヽ\ _,. -‐ァ|/ ‐ __/|ニ二>- ハヽ/`7 _人人人人人人人人人人人人人人_|/ /|∧/|∧l 」∨ > 弾幕はパワーだぜ!!! <|レ,,(ヒ] ヒンレ|  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄| l ヽニ' 从| |)>‐--‐<,ハ―┐| ̄\―┘\GA | ドルルルルルルル|┘ | _ .|./‐┘ /|/|/し、_|/ ̄ ̄/ ̄┌┐ /|/ ∠__|二□二コ[ ̄缶〔卅三〔〔=(三 _ ̄ ̄| /.__\┐└―┘ \へ < ̄  ̄ ̄| |[ ]| | \|\r ■うるさい黙れ ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていって ね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしてい ってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりし ていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっ くりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていって ね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしてい ってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!ゆっくりし ていってね!ゆっくりしていっ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\てね!ゆっくりしていってね!ゆっくり\ していってね!ゆっくりして| うるさい黙れ | ってね!ゆっくりしていってね!ゆ/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___ ∨ 《_,ニ=─-< ̄》 \`フゝ-、____ノ,≦=- -=≧、ヽ ζ / ィ\人レ/∧ lハ| /;;;;;/ レリ|(ヒ] ヒン,,| l l || レ'/______「_l、 ヽニ' |_| l リ レレ>‐--‐<レレ \\\ ■パン 《_,ニ=─-< ̄》 ,≦=- -=≧、ヽ l ィ\人レ/∧ lハ| レリ|(ヒ] ヒン,,| l l || ゆっ?. (⌒⌒⌒).) 「_l、 ヽニ' |_| l リ | | |. .レレ>‐--‐<レレ ──| | |‐─○──○──  ̄ ̄ ̄~ 《_,ニ=─-< ̄》 ,≦=- -=≧、ヽ l ィ\人レ/∧ lハ| レリ|(ヒ] ヒン,,| l l || (⌒⌒⌒).) |_| l リ | | | ムギュ (つ___と)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _. (⌒⌒⌒).) |(ヒ] ヒン| |. ──| -- | |‐───────  ̄ ̄ ̄~ ■ののワさん _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 ぃゃゃゎ/// ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ /| . . ̄\ / .| |) ) し| ε/,_ __ .| | r, __,`ィ-r、'__-イ、 | /ωヽ .| ,'イゝ、イ^ル/ルン、 っゃっゃゃ ⊂_((⊂` レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| | |_ L! " ヽ_ン " []ノ i `ー―レヽ、___,,,''レル'ヽ) ■首輪付き 《_,ニ=─-< ̄》 **ミ ,≦=- -=≧、ヽ l ィ\人レ/∧ lハ| ゙' * ブアッ レリ|(ヒ] ヒン,,| l l || ゙' * (ヽ;「_l、 ヽニ' |_| l リ/) ミ ゙ `ミ ===[=]======"ミ ゙'* ミ ミ*ミ ミ ミ ゙ ミ 彡 ミ *゙ ゙ミ* (⌒";',,,.,(⌒";'彡 ミ゙* `'"'* ミ ゙''' *`"'' ゙ * * ゙ *゙ * ゙ * ■松岡修造 も~がまんできにゃいよぉ~! _,,,, -─- ,,,__ , '´ __ `ヽ、,ヘ .くヽ_r'_ヽ .、,、_) ヽ ,___r'´イ´ ['イ__,-イ、ゝ,_, ,イ_,-,_ゝヽ_〉 ,! 、!-|ーi、λ_L!」/_-iゝイ レリY! >// < ,! ! ..| || !',' // ~ ////.入、.| .ヽiノ|ヽ、_` ´_ ,イノ 丿| | 〈ノ [ヨ ヘ ___ ,---c08) ̄ ヽ Z蟹ノ ハ ヽ、 ( Y^´丶へ_う.-、 l ,'ズ 」ノレレハノノ)〉 〈(ヘノ人从リ/コしヘ i l i ノ >//< Yノ i V >// < / ミ-i ハ ハ// ~ //)ハ ノ (// ~ //∠人l ヽヘ、)――― ´ シ ゝ´ ー――<_Z_ノ __,,_ ___ _ __ . / `フ / =ニニ二ニヽ、 r , -`―'- 、イ、 r‐- .,_/∨`ノ; i / i//l/lノヽ ヽ イi イ人ルレ ン、 7_,ヘ、/'ハニ'ィーヘ、rヽ!.,_ / />// < ヽ! / >// <| i、| ハ__!、V`リー;,_レヾ''ーァ . l l/ // ~ // ! 〈 // ~ //[]ノ i ! i.Y>// < ,ゞイ`、`ト、! i从イ、 ノ ー―――'レル' 从// .~ .//ハ、 )'  ̄ ̄ ̄ .''ルレ'`ー -‐(,ヘ.、( …と思ってるあなた。 _,,,, -─- ,,,__ , '´ __ `ヽ、,ヘ .くヽ_r'_ヽ .、,、_) ヽ ,___r'´イ´ ['イ__,-イ、ゝ,_, ,イ_,-,_ゝヽ_〉 ,! 、!-=、_,ハ、__,.=-/_-iゝイ レリY! rtッュ; ゙';rtッュ ,! ! ..| || !',' /rェェェュヽ' / 入、.| .ヽiノ|ヽ、_'、__ノ ,イノ 丿| | 〈ノ  ̄ ̄ ̄ [ヨ 諦めんなお前!どうして諦めるんだそこで!! ヘ ___ ,---c08) ̄ ヽ Z蟹ノ ハ ヽ、 ( Y^´丶へ_う.-、 l ,'ズ.」=、_,ハ、__,.=)〉 〈(ヘ-=、_,ハ、__,.=-ヘi l i ノrtッュ゙;rtッュYノ i Vrtッュ゙;rtッュ/ ミ-i ハ ハ .,ェェェ、 )ハ ノ (. ,ェェェ、∠人l ヽヘ、)、..二二´,,' シ ゝ´ヽ、二二<_Z_ノ ダメダメダメダメ諦めたら!!! __,,_ ___ _ __ / `フ / =ニニ二ニヽ、 r , -`―'- 、イ、 r‐- .,_/∨`ノ; i / i=、_,ハ、__,.=ヽ イ-=_,ハ_,.=- ン、 7_,ヘ、/'ハニ'ィーヘ、rヽ!.,_ / /rtッュ゙;rtッュヽ! / rtッュ;゙;rtッュ| i、| ハ__=、_,ハ、__,.=_レヾ''ーァ . l l/ /rェェェュヽ ! 〈 .,ェェェ、 .[]ノ i ! i.Yrtッュ;゙;rtッュゞイ`、`ト、! i从イ、 '、__ノ ノ ヽ、. .二二,,''.レル' 从 .,ェェェ、ハ、 )'  ̄ ̄ ̄ .''ルレ'ヽ二二,(,ヘ.、( ■ょぅι゛ょ(全部小文字で会話するスレ) _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ ぁゃιぃ ゃっ… _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、!イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ゎぃ ゎ ょぅι"ょゃ ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' / , - _ン `) . / , - _ン `) ィオ二ノ}` 幺ィi'´ ィオ二ノ}` 幺ィi'´ ´ l .. ... .. l ´ . .l .. ... .. l /゙,,、_ .. ! /゙,,、_ .. ! ! 、/ `ヽ、_,゙、 ! 、/ `ヽ、_,゙、 ン_,i `メ_) ン_,i `メ_) ■0080 Can't you see that you are sweet? oh let me love you so.... 見上げる空は遠いけど 抱えきれない夢がある _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、 !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,×)Y.i レii >,_,ヒン) ||i、| ( ,ハ " ヽ_ン( "ノi /っ ) ヽ_ンU" []ノ i ,)、ヘ,、)、_ /#(⌒∂___/ /.、___,,,''レル' /⌒ /乂ノ⌒\ \(_ /_/⌒入ノ´ ⌒ヽ | |\  ̄) ̄ .| | |  ̄ ̄ ̄| | _人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ > もう戦う必要は無いんだよバーニィー!!<  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ クリスマスといったら0080 ■全員集合 |二 __ ___ ,.┐ _)◯◯| B / \ | ̄r┐ | /`フ〈 _う /` ー- 、._ 十 !! |ー 「7, / ,.へ、`ヽ、|_二__j / ニ ニコ / r‐ - 、__/ / 二 ナヽ o/ r─‐¬、ノ r──一¬ヽ1 ー ‐┤ / ,ィ-─┐ \/ コ 匸 | ニl | |___ニ ニl く /,ニニニ-┐ ( ゚ ) ( ゚ ) └i ┌┘ | ‐┘ | r─‐┘└‐┐`´│ r‐i │ _,,_ ┌ ┘  ̄] フ ,ィ lニ、 フ¬ <´ | `´_」 -'' \ └─¬ ̄ <__,/ ∟ノ、〉└-'^l_ト、_>  ̄ ̄ ∩∩ノ´∨\_,. -‐ァ__ __ ∩7/ (,. f"イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ7r , -`―'- -、ヽ )\ }ヽ=ノ´{/( /. /ヽ | ''7コ|_,‐"リ´V、イi イ人ルレ ン)/'''' ヽ)) }フ⌒⌒ヾ{ L_|/ /」 |イ ノヒソ _ ヒン/ヒン__ ヒン)| i (_((_(_(_(=∞ くノメ人ヾゝ | |\ \ ,ハ" ヽノ (" ヽノ " []ノ(人^ー^ ノ() リ ゚ヮ^,l〈//彡 \/ .ヘ,、)― ‐' ー―――'レル() ~~~ () ~⌒ /彡 | |ー、 / ̄| //`i /彡. l | | / (ミ ミ) | | | | | | / \ | | ■ちびゆっくり _人人人人人人人人人_>ゆっくりしていってね!!!< ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ _ `ヽ,`ヽ _ _ ,.' -─ヽ. | `宀´/ <ノノハヾ> ノノハヾ ノノ*^ー^) (’∀’*川  ̄  ̄ ■プチリグル ,-、 / '´ , - 、 / / -´ ,, ---/─-/、 ./ , - ヽ、 ,' ,.' , 入、 、 .', i i /,__,,ノレ' ,,__, )イV i i イ,(ヒ] ヒン;ァルレ' 冬はこたつで桃 ル从人." 'ー=-'"ノ从 ゝ人ル`'r''''ヽ''ヽ'レヽki /.\ ̄ ̄ ̄ { ' }  ̄ ̄ ̄\./◇ \ ( ( )____ノ \(\ ◇ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ..\\. ◇/ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ヽ \\/ ヽ \( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■チョコボみすちー ,Σ Θゞ、.., クェー i" 〉 、 ノレノハルハレル!ゝ // <川 (ヒ] ヒン .|||> / /_ /||.ト、 ヽニ' ノll ,/) / / ム|ハ!`ー ‐'"ノ!! フ、 、、> " ( フ __> ヽ \、、 _フ' ノ \、__、、,_ノ゛ 〉ニ〉ニ〉 ,、_/ニ/ニ/ ∠l∠l、ニ> ■アーマード・コア メインシステム 戦闘モード、起動します。 _ 《 ;ニ=─-< 》 rュ ┌‐rト゚┤,≦=- -=≧、ヽ/冂ト.._,...., |--| |-┤l ィ\人レ/∧ lハ||ヒヨ|こ'ー-| |‐-| |‐┤レリ|(ヒ] ヒン;;| l l ||(◎)i三ヽヽ. r─|ュrrーュ‐ュ「;;l、 ヽニ' |_| l リ〔 _| |「__」回 | :1ノ|  ̄ |_レレ>‐--‐<レレ__|ヽニ‐LL、 l | `レ ̄|__/ | /\ |同| /', |\_〈 /.|‐ | l |.」 〔ー〕 ` ',__/局',__,..ノ´ ` |ニ| l | ヘ/ナ.ノ7 」 ,Y, 〔_ |ー|__j // ,'// ,√ヽ_「 ̄レ' ̄ト、 `¨´ _/,/ 7/ /_ ∧__;ヘ _ . __」 //ソ.7´ / | ) ヽ ヽ \ /,'ム/`´ ,ムー、,レ′ \_ 、 | / .イ /7 /,L ,..」ヽ__冂 ,. // ,' .√'7 | { ``ヾ | く/`'´ / / 八.〉 〉,.ヘ・┘..ヘ, ソ / / ` 〉,´ ヽ、 /L_/ 〈 〔_ \/<、 /,.._ | / ,.ヘ ____.入 ' 7 孑..ム . . ...... . . . ` ' ' └-- ...,,,_ /_/.リ_〉 . . /__....ノ/ . . . 「イレギュラー要素は抹消する、ボーダー商事はそう判断した」 ≦⌒\ | ;'⌒ヽ\ _,. -‐ァ _| / ‐ __/ ( _;'ニ二>- ハヽ/`7 「イ / /|∧/|∧l 」∨ 〉 /レ,,(ヒ] ヒンレ|丿 r─|ュrrーュ‐ュノ l ヽニ' 从| ┌───┐ | :1ノ|  ̄ |〈 )>‐--‐<ハ|┤□□□│ `レ ̄|__/ | /\ .|同|. /', |┤□□□│ 〔ー〕 ` ',__/局',__,..ノ´.│□□□│ ヘ/ナ.ノ7 」 ,Y, 〔_ .└───┘ // ,'// ,√ヽ_「 ̄レ' ̄ト、 _/,/ 7/ /_ ∧__;ヘ _ . __」 //ソ.7´ / | ) ヽ ヽ \ /,'ム/`´ ,ムー、,レ′ \_ 、 | / .イ /7 /,L ,..」ヽ__冂 ,. // ,' .√'7 | { ``ヾ | く/`'´ / / 八.〉 〉,.ヘ・┘..ヘ, ソ / / ` 〉,´ ヽ、 /L_/ 〈 〔_ \/<、 /,.._ | / ,.ヘ ____.入 ' 7 孑..ム . . ...... . . . ` ' ' └-- ...,,,_ /_/.リ_〉 . . /__....ノ/ . . . └─ '’ ■北斗の拳 ,_ __ _ _ _ _ _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧_ r, __,`ィ-r、'__-イ、 イ、 イ、 イ、 イ、 > そ、その動きはトキ! < ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ン、 ン、 ン、 ン、.  ̄∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ̄ レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ||i、| ||i、| ||i、| ||i、| L! " ヽ_ン " []ノ i []ノ i []ノ i []ノ i []ノ i レヽ、___,,,''レル' .レル' .レル' .レル' .レル' ■グスタフVSトキ ─ _ _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧_ /! r─-.、 - - ─= = > イグナイト・ファング! </-‐| / \ ,,.. -‐.、 ト..、ト、  ̄∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ̄| ゝ、 、 >r-< i / ゝ'r--‐ァ.Y´ ,へ、 ;> '"´ ̄ ̄`゙ </ !__/ー'i- 〈/\_/ i´ \-‐ァ'ヽ._/ヽ、_」 ー'´ / ,! ヾ.\/ ー/ / / , / | /'! , . Y〈〈〈 ヽ ,_ ,_ ,_ ,_ ,_ ,_ __ _∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧_ヽ; / |__,i i /! メ、 !__/ | /! | |⊃ } r, _ r, _ r, _ r, _ r, _ r, __,`ィ-r、'__-イ、 > そ、その動きはトキ! <`7 `レ' ´( ゚ ) レ'__| ,' !"'''-メ、. ,' イ ,' イ ,' イ ,' イ,' イゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ̄∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ̄/ / | ( ● (゚ )/ , /"''ーメ'"ヽ、 レ ii レ ii レ ii レ ii レ ii レii (ヒ],_,ヒン) ||i、|,' . / !. \. /(入__ノ ミ/レ' /\ L ! L ! L ! L !"L ! L! " ヽ_ン " []ノ i. / / | |ハ (_/ ,ノノ / レヽ レヽ レヽ レ レ ヽ .レヽ、___,,,''レル',' / ,>-'く.レ^ 、 ´_,. イ / ■クリスマス ,-、 nn r-、 _00 / '┴'r' | '´ r┘ !「`L00、|.l└ク_;厂 / 「`L00、 | 「| | l| |Ln r┘|.l _lニユ、 ./ Ln r┘∥  ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ / / r-‐7┘ .∥. 、ヽ、 ,ゞ´_ | l| |「二 7 .|.l └′/ 「二 7 ∥ / \\`´ | |. l| l 〈 / 、 ! 〈 / ∥ / ○< ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄>○ |,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,\ /,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,| (,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,) (,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,) ,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' ■プチヤマメ _,,-、、 「 ̄ 丶ソハ___ ヽ ;./~丶 ̄ ア 7//{ ノト}ハヽ/ {{ (r=- r=ァj/,〉 `トゝ ,-=-' ム// /{ハイ r-v {イ ■捕まった宇宙人 _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ,_ __ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 r, __,`ィ-r、'__-イ、!イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ,'イゝ、イ^ル/ルン、 ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! レii (ヒ],_,ヒン) ||i、| ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 L! " ヽ_ン " []ノ i ,)、ヘ,、)、___,,イ ハ レヽ、___,,,''レル' ( ニニニニニニニニニニ_ア / ;\ | l | //´| l | | | | | | | 卍 | | / /| | // / /| | | / Uヽ /U | / | | | || | | | __| | | || | U | || | | / r=ァ/ | || |. | / | | /r=- ) | / | | // | | | ー=‐/ // .| | // | | | /| | // .| | // | | // | | // | | U U U .U .U U ■八頭身風 \ かわいくてごめんね~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _,,....,,_ -'' `''、 | ; ノ´\ \_,.-‐ァ _,.!イヘーァ'ニハニヽヘ,_7 ノ rー''7コ-‐';"´', `ヽ`7 !イ´,' | /__,.!/V 、!__ ノ,ゝ ⊂二 ̄⌒\ ノ イ ノ(ヒ],_,ヒン)Y.i ! ノ) )\ ( ( ,ハ " ヽ_ン "ノi、 / \ /__ ),)、ヘ,、)、___,,イ ハ _____/ /^\) //// / ⌒ ̄_____/ / / / // ̄\ | ̄ ̄/ / / (/ \ \__((/ ( ) / / ̄ ̄ ̄ ̄/ / / / / / / / ( / / / ) / / / し′ ( / ) / し′ 各キャラ紹介文 プチゆっくり プチゆっくり4
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/458.html
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ -''" `''> ゆっくりしていってね!!! < ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 _,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | !イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 「むーしゃ むーしゃ しあわせー」 「食わせろ」 「お断りします」 「そうか じゃあ餃子食べてね」 『東方Project』のキャラクター、霧雨魔理沙(左)、博麗霊夢(右)を元に作成されたキャラクター。 「ゆっくりしていってね!!!(『!』は三つ)」が正式名称である。 それぞれ一般的にモデルとなったキャラから取って「ゆっくり魔理沙」「ゆっくり霊夢」と呼ばれる。 …が、どちらも正規の東方キャラではない。くれぐれも一緒くたに扱わないように。 また、ゆっくりに限った話ではないが、人によってはこの手のネタを受け入れられない場合もあるので、 使いたい場合は使う場所や見る人の事を頭に入れておく必要があるだろう。 PeerCast配信と同人作家でもある 「アレミ」 氏のファンが作成、アレミ氏スレに書き込み、 それを一部の東方ファンらが気に入って他の掲示板などにコピペ。 信者、アンチを巻き込んでの大流行となった…という説が有名だが、 アレミ氏本人がこれを否定しており、発祥地や誕生のきっかけについて統一された見解は未だ存在しないと言われる。 起源について、割と真面目に 詳細な調査をしている方々 もいるのでその辺りも参考に。 元々は荒れ気味のスレや動画にてその独特の腹が立つ顔で「とっととここから出て行け」という意図を持って使われていたAAらしく、 東方界隈のスレでは、明らかな新参・知ったかぶり・あるいはそれを装う荒らしが現れた際に、 実際に以下のような会話がスレ内で行われた事がある。 「おい、お客様がいらっしゃったぞ。アレ持って来い」 「よしきた。何もないところだけどゆっくりしていってね!!!」 ところが、様々な場所で使われていくうちに「ふっくらとしていて可愛い」「間抜けで愛嬌がある」と、予想だにしない人気を博す事に。 「サムネがゆっくり系列な動画は伸びる」とまで言われ、果てはアニメに登場したり商業広告にインスパイアされるまでに至っている。 最早東方から独立した一つの勢力と言っても過言ではない。本当に追い払う意味で使われていたとしたら、皮肉な物である。 ネットコミュニティの作者不詳キャラクターという事もあり、設定のようなものは本来存在しなかった。 だが人気を成す内にファン達の間で独自の設定が作り上げられていった。以下はその代表的なもの。 おいしい物を食べる時に「むーしゃむーしゃ、しあわせー」と言う(元ネタはケンタッキーのCM)。 表情も豊富でニヤニヤしたり「うわーん」と泣いたり「うわああああ」と絶叫したりする。 跳躍、若しくは地面を這って移動するものや、翼や魔法で飛んだり、 台車のような物でスィーっと移動するものも存在する。 大きさはもっとも設定があいまいで、手のひらサイズから惑星レベルまで確認されている。 下記の動画からの由来でドラクエの防御魔法「アストロン」を唱えて鋼鉄化する事もある。 性格は基本的に元となったキャラクターに似ている事が多い。 生首のイメージが強いが、二~四頭身ぐらいにデフォルメされた胴体が付いてる事も多い。 生首だと言う事で饅頭に似たキャラ、もしくは饅頭そのもの、なんていう設定まで存在 (元々饅頭は生贄用の生首の代わりとして作られたと言われている。そのため中国で饅頭(マントウ)とは肉まんを指す)。 ゆっくりの生態 MUGENのキャラは萃香の夫氏(元翡翠の夫氏)が最初に製作。 声は元々存在しないため、 SofTalk の合成音声アプリケーションでボイスを作っており、 その影響のためか、現在でもゆっくりの音声はSofTalkが定番となっており、時報などでも用いられている。 その独特の抑揚のなさから、棒歌ロイドとして様々な歌を歌ったりもしている。音程が来い。 一見ネタに思われがちだが「本気で歌うゆっくり」シリーズではそのハスキーな美声を存分に聞かせてくれる。 また、ニコニコでは逆にSofTalkに「ゆっくり」の愛称が定着し、このゆっくりボイスによる実況プレイ動画などが某魔界ゲーを境に広がり、 ゆっくり実況プレイ動画という一大ジャンルに発展し、それに限らずゆっくりに読み上げさせる動画スタイルをニコニコの数多のジャンルで確立。 さらに東方手書き劇場や東方MMDでも台詞の読み上げにSofTalkが使用されるにつれ、 各キャラに定番のゆっくりボイスイメージが付く(例:パチュリーはダミ声)事となる。 この「読み上げツールの声にキャラを関連付けて実況や解説をさせる」というスタイルが、 結月ゆかりを始めとするVOICEROIDの実況・解説への利用が広がる下地となった事は想像に難くない。 勿論合成音声故のクセは避けられないが、それに視聴者が慣れた事もあり、 何より版権作品のMADと違い自由に台詞を生み出せるという点で敷居の低さと無限の可能性があるのだ。 以上のように、AAがマスコットとして人気を博した事、及びMUGENでsoftalkが使用された事から始まり、 MUGEN内でも夫氏製のゆっくり達が後述の多彩な派生キャラに出番を譲るようになってもなお、 MUGEN外部 に進出どころか東方二次創作やニコニコ全体、YouTubeでの日本語動画全体にまで多大な影響を与え続けている。 誇張抜きで、この時代のサブカルチャーを語る上で欠かせない要素なのだ。 MUGENにおけるゆっくりしていってね!!! 上記の通り夫氏のものが有名。キャラグラは 某サイト のAAイラストを拝借している。 MUGENキャラとしての名前は、「ゆっくり」(左)「していってね!」(右)となっているが、 やはりこちらも「ゆっくり魔理沙」「ゆっくり霊夢」と呼ばれるのが普通である。 あと彼は仲間とか亜種とかじゃないよ、念のため。 以下は彼女達をはじめ、様々な派生キャラ達も併せて紹介する。 夫氏製作のゆっくり達 + ゆっくり魔理沙、ゆっくり霊夢 ゆっくり魔理沙 立ち絵もやられ絵もほとんど共通しているため、状況を声で伝える独特なキャラ。 攻撃手段の一つである「ゆっくりしていってね!」の吹き出しの性能が霊夢・魔理沙共に異常に良く、これだけを連射して相手をハメ殺す事も可能である。 というか判定が異常。 超必殺技ででかくなったり、瞬獄殺を決めたり、口からマスタースパークを放ったり、時を止めたり色々狂った性能である。 またゆっくり食べていってね!中には敵に自慢の一口餃子を沢山食べさせる。ヒット数から察するに一人前(一回)分の餃子は約30個。 中国製冷凍餃子 に毒物が混入し回収騒動が起きた…という2008年1月下旬当時の時事ネタに由来し、 この毒餃子を作っていた中国の会社「天洋食品」と瞬獄殺にちなんで、いつの間にか「天洋殺」という名でも呼ばれるようになった技である。 さらに空中技版の「ゆっくりすべっていってね!」と投げ技の追加、地上ダッシュの性能変化(スレイヤーやネロのような移動中は無敵のステップタイプに)、 吹きだしの判定と天洋殺の仕様の変更、それに伴ったAIの更新が行われた。 ストーリーモードも搭載されており、攻略にはパターン化やブロッキングが必須である。 ちなみに固いイメージを持っている人がいるようだが、LIFE1000・DEF100と、標準キャラと全く同じ防御力である。 嫌らしくも強いAIがデフォルトで搭載されており、性能と相まって凶キャラレベル。 密着時は吹き出しを連発して突き放し、離れれば弾速の遅い「ゆっくりすべっていってね!」を放ち続け、 それをジャンプで躱そうとするとすかさず対空技の「ゆっくりあがっていってね!」で迎撃。 ゲージが溜まっている時にちょっとでものけぞれば確実にゲージ技を叩き込まれ、「ゆっくり食べていってね!」を絡められれば1コンボ死亡も有り得る。 当初はぶっちゃけブロッキング系の能力持ちのキャラならパターン化で案外どうにでもなっていたが、 更新によりAIが弾幕攻撃だけでなく接近戦も挑むようになり、悠長にブロッキングを狙っている場合ではなくなった。 接近戦のスキルは高く、投げ技の存在もあるため攻撃パターンはかなり豊富。 リーチの長さに反比例した出の早さを備える吹き出し(大)による牽制が的確で、対人・対AI問わず非常に強力。 さらに空中版すべっていってねのお陰で今まで以上に近寄り難くなり、 かといってガードを固めて攻撃終わりを狙おうにも、吹き出しの性能上攻撃後の隙は皆無。 そして何よりやっかいなのは吹き出し(通常攻撃)に削り殺し性能が付いているという事。 体力数ドットの状態ではガードすら許されない状況となる(ただしこの性能自体は更新前にも存在していた)。 これらの要素によりさらに攻撃性能の高まったゆっくり魔理沙だが、ガードの方は甘めで、飛び道具に対してもかなり無防備。 波動拳系を持っているかいないかで戦いやすさがガラリと変わる。 さらにstartを押しながらZでキャラ選択する事によってゴールドカラーとなり。パワーゲージMAX、自動体力回復、防御力2倍などが備わる。 このゴールド魔理沙はハメ技によりエルクゥを倒す事さえ出来る。 外部AIはIX氏によるものが2013年9月15日より公開中。6段階にレベル調整が可能(レベル1は夫氏デフォAI)。 ゆっくり霊夢 魔理沙とは正反対に接近戦に特化したゆっくり。 運送技やハイパーボッ(ハイパーボムではないので注意)を持ち、 「上から来るぞ、気をつけろ」と言いながら横から突進してくるウソつきである。たまに本当の事も言ったりするので始末に負えない。 AIは特殊カラーでないとあまり使ってこないが、何故かAAD版の閃鞘・迷獄沙門も使えたりする。なんでさ。 魔理沙と比べると、「ゆっくりすべっていってね!」に相当する飛び道具が無いため鳥かご戦法はできず、 天洋殺ほどの超威力の技がないので幾分かは与し易い…かと思いきや、 近付く事こそ容易ではあるが、魔理沙同様反則じみた発生の早さと高いダメージ、ゲージ回収率を備える吹き出し攻撃の近距離連発がなんとも極悪。 戦ってみれば分かるが、生半可なキャラでは吹き出しで封殺されてほぼ詰みゲーとなる。 吹き出しがいかにぶっ飛んだ性能を備えているかを思い知らされる事だろう。 むしろ、遠距離から飛び道具を一定間隔で放つだけの魔理沙の方が有情に見えてくる。 加えてこちらの吹き出しも削り性能があるため固めやコンボ(特に壁端)が強力。 コンボの〆には確実に運送技か各種超必を決めて3~4割を安定して奪っていき、 固め中は相手がガード硬直中でも掴める超必投げ「ゆっくりボッ!」でダウンさせて反撃の隙を与えさせず、接近戦ではほぼ霊夢の独壇場。 一度ダウンを奪われると、起き上がりざまに「〇〇から来るぞ、気をつけろ」を重ねてくるのがとても厄介。 左右から来る分には問題ないが、上下から来られた場合下段か中段かの二択を迫られる上に、、 読みを外せばどちらの攻撃でもダウンを奪われ、再度同じ攻撃を仕掛けられる。 おまけに威力がやたらでかく、読みを4、5回も外せば死んでしまうほど。 とはいえこちらも魔理沙同様ガードが若干甘いという弱点があり、チェーンコンボができるキャラなら下段チェーンをほぼ確実にもらってくれる。 また、吹き出しで距離を離した後再度ダッシュで突っ込んでくる行動パターンがあるため、そこに差し込める技があればなお良い。 他にもシールドなどの防御システムがあれば大分楽になるのだが、それでも1ミスであっという間に形成を逆転させられるため、油断は禁物。 なお、これらの対策はプレイヤー操作だからこそできるものであり、AIにそこまで完璧な対応を求めるのは酷というもの。というかできない。 さらに各種技にはAI殺し要素も豊富なため、AI戦をさせた場合、正直常識の範疇の強キャラ、強AI程度では勝てないレベル。 実際ニコニコMUGENで出場する場合、凶に片足突っ込んだ強キャラが入り乱れた大会か、凶悪キャラ達の中に12Pカラーで参戦している形となっている。 魔理沙同様こちらにもゴールドカラーが用意されている。 ゴールド魔理沙が上から吹き出しを降らすように、こちらはちび霊夢が横から襲ってくる。 このちび霊夢はダウン追撃すら可能であり、合間を見て避けない限りガード以外の行動が取れず、ガードしているとゆっくりボッが…。 ステータス的にも同じであるゴールド魔理沙をも封殺できる凶性能となっている。 更に狂キャラ化するcnsファイルが同梱されており、 こちらを適用するとステータス2倍、回復速度上昇、被ダメージ固定などの強化を受け、スーパーメカ翡翠の花火に耐えるとか。 このように、両者とも狂キャラ一歩手前の性能を持つが、魔理沙がイントロ時のセリフで 「戦う前にひとつ言っておくことがある。お前は私が厨キャラだと思っているようだが、別にカンフーマンでも倒せる」 と言っているように、一応カンフーマンでも倒せる。作者のマイリストに実演動画があるので見てみよう。 実際、AIにとってはかなりの強敵だが、 プレイヤー操作(特にパワプロくんやすごい漢のように飛び道具反射技を持つキャラ)ならパターンさえ掴めばなんとかなる事が多い。 また、飛び道具の連射力は高いが速度が遅い為ブロッキングの練習には最適な相手でもある。 ゆっくり魔理沙とゆっくり霊夢をタッグで出すと、登場時に特殊イントロがある(上と下のセリフ)。 ちなみに上のイントロでゆっくり霊夢がダメージを受けているときに試合を開始すると……。 ゆっくりコンビの製作過程・やりたい放題な活躍は作者である 萃香の夫氏のマイリスト からどうぞ。 お勧めコンボ コマンド 備考 2A*n 2B 5C 214C 41236A 魔理沙/ワンゲージ安定コンボ。C 214Cは割とシビアなので214B 41236Aでも可。地上ヒットで2ゲージあれば63214Cも。 2A*n 2B 5C 236A系統 霊夢/基本コンボ。Cだと威力が上がるが端に運べないのでお好みで 5A*3ぐらい 41236B 霊夢/ワンゲージ、ガード硬直も吸うのでヒット確認不要のお手軽コン 5A 5B 5C 63214B 霊夢/ワンゲージ、空の相手専用のコンボ。 (端立ち食らい)昇りJA*2 下りJB 昇りJA... 共通/割と楽な永久 「光の使者 霧雨 魔理沙」 「光の使者 博麗 霊夢」 「「ふたりはプリキュア」」 …お前らのようなプリキュアがいるか! 出場大会 + 一覧 男女対抗作品別トーナメント タミフル杯 世の中手だけは出しちゃダメトーナメント 主人公連合vsボス連合対抗番外編【タッグ】 最終鬼畜全部世紀末タッグトーナメント 覚悟は良いか!?レアアクマくらいタッグ・シングル混合大会 第2回俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】 幻想郷お祭ランセレトーナメント 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 狂下位以上狂中位付近ランセレバトルおまけ大会 最も狂ったスタイル決定トーナメント 第1回たぶん強以上ごちゃまぜトーナメント 削除済み 凶悪キャラタッググランプリ 会話付きタッグトーナメントッ!! ゆっくり大会【していってね!】 ゆっくり霊夢 人外キャラクタートーナメント 第一回mugenハイスコア選手権 「Mリーグ」1stステージ SMH+1クラストーナメント トキ&アミバがトーナメントに参戦 レシオトーナメント 凶強タッグトーナメント ドッペルゲンガートーナメント【俺がお前でお前が俺で】 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 大規模ネタチームトーナメント【大将以外全員かませ】 【ゆっくり主催】お前ら動物園に来るなタッグトーナメント 遊撃祭 狂+神キャラタッグトーナメント デススター2nd未満トーナメント 最強女王決定トーナメント 自重率0%世紀末チームトーナメント【全部チート級】 電波的な彼女彼氏他のトーナメント 霊夢トーナメント タタリフェスティバルッ!! 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 高性能大将クラスチームトーナメント 【クレイジークラスの】ランセレタッグバトロワ大会 続☆【たぶんSMH未満】凶&狂キャラシングルトーナメント 天下一MUGEN大会Z 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 強以上上限無しトーナメント【強~神クラス】 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ 【ゆっくり主催】お前ら魔界でやれタッグトーナメント 続☆続【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 大乱闘!強以上際限無しトーナメント【強~神クラス】 mugenオールスター?タッグファイト 新秋東方タッグ杯 東方狂キャラ タッグ大会 自分殺しミニトーナメント 紙~論外クラス総勢1800人でランセレ大会 お前ら魔界でやれチームトーナメント 9条流!全部全画面攻撃ランセレタッグトーナメント! クッキー☆杯タッグトーナメント 第2次:ポイント強奪サバイバル! 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ここはグリーン・ウッド(ゆっくり魔理沙) 咲夜の奇妙な冒険(ゆっくり霊夢) 志貴と無限市物語(ゆっくり霊夢) すごい漢シリーズ(ゆっくり魔理沙) 大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-(パーフェクトソルジャー枠、非戦車) 積みまっくす!(一発ネタ) 道具屋の異世界日誌 東方腋巫女虎闘記(霊夢)(一発ネタ) パチュリー・ノーレッジは静かに暮らしたい 便利屋のリーゼさん 魔王の策略(ゆっくり霊夢) むげコン! (第1回)└ 恐怖饅頭の計 (第1回)└ MUGEN落語劇 無限市吸血鬼事件(ゆっくり霊夢) 無限旅行 燃えよ陰陽!! 厄神さまのおしごと(ゆっくり霊夢) リュウが咲く!(ゆっくり霊夢) ロック・ボガードの憂鬱(ゆっくり霊夢) ロックマンゼロが幻想郷の住人と戦うシリーズ(ゆっくり霊夢) + ゆゆゆっくりり ゆゆゆっくりり ただでさえ強いゆっくり魔理沙が、カンフーメン並の人数で襲い掛かってくる。正にカオス。 なお、ゆっくり霊夢にパッチを当てる事でこちらも同様に増殖する。 可愛く思えてきたら負け…いや勝ちかもしれない。 詳細は個別ページを参照されたし。 + 霊夢戦車 霊夢戦車 その名の通り、ゆっくり霊夢の顔に戦車の体が付いたキャラ。 前は声が野太かったが、現在はゆっくり霊夢と同じ声である。 マスタースパークをほぼコスト無しでブッ放したり上海人形、ミッシングパワーで巨大化した紅美鈴を射出するなどやりたい放題である。 負けじとこちらも凶キャラを使おうものなら「博麗有情破顔光線」でテーレッテーされる。 常にマスタースパークを放射しながら上海人形や巨大美鈴で押し込むというシンプルながら強力な戦法をとる。 その強さはエルクゥ2体を相手に軽く勝利してしまうほど。 しかもリザレクション可能状態のギルにはテーレッテーからさらにコンボが繋がってしまうという有様である。 後にのりものが大量発生した際もそれらに圧勝出来る辺り、お察し下さい。 長らく攻略法が発見されていなかったが、「ハイパーアーマー持ちでヒット&アウェイ」という常識外れの戦法で撃破に成功したという報告がある。 また、回り込み リーチの長い一般キャラで倒した動画もある。 いずれにせよAIにとって強敵である事に間違いはない。 + 参考動画 ※MUGEN動画ではありません 0 50~から完全体 出場大会 + 一覧 即死当身なしトーナメント 凶悪キャラダブルストーナメント 遊撃祭 タタリフェスティバルッ!! たたかうのりものといっしょにたたかうたいかい 【狂100人 VS 神1Pカラー50人】神々への挑戦トーナメントII 続☆【たぶんSMH未満】凶&狂キャラシングルトーナメント ふたたびのりものたいかい 神々への挑戦トーナメントIII 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 強以上上限無しトーナメント【強~神クラス】 狂キャラシングルミニ大会 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ 続☆続【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 大乱闘!強以上際限無しトーナメント【強~神クラス】 お前ら魔界でやれチームトーナメント MUGENモーターショー アライメント対抗天地魔闘武闘会 メジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会 ○○でやらせねーよ!!トーナメント クソゲーVS核ゲー 無理ゲー大戦 永久vs 【ターゲット式ワンチャン】 北斗四兄弟前後!!世紀末!!最狂チームトーナメント 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 出演ストーリー 風と星の夜話 サウザーの拳 パーフェクトソルジャーは動かない ロック・ボガードの憂鬱 ウドン13 リュウが咲く! 他製作者のゆっくり達 + I.M.R.F氏製作 ちびゆっくり I.M.R.F氏製作 ちびゆっくり 手描きで製作された文字通りの小さなゆっくり。 ガ板のネタが多く、夫氏制作のものとは一味違ったウザ可愛さがある。 詳細は個別ページを参照されたし。 + maitake氏製作 D4霊夢 maitake氏製作 D4霊夢 一見するとD4で描かれた綺麗な霊夢だが、イントロでそのゆっくりした本性を現す。 詳細は個別ページを参照されたし。 + takoz氏製作 旧作霊夢 takoz氏製作 旧作霊夢 キャラ選択画面では『東方怪綺談』の靈夢の画像が使われている。 しかしその実態はある人物がゆっくり霊夢をアレンジしたお面を被っただけ。確かに胴着に袴という点で共通してはいるのだが…。 「中の人などいない」…サウスタウンへお帰りください。 無限関係ろだのup0061でパッチとして公開されていたが、現在は他のうp物とまとめたバックアップが語るスレpart629にて斧ロダで公開中。 + ゆっかりん ゆっかりん + AA ,.--、_,,....,,__,. -- 、 ,.- '"// ⌒ヽヽ //⌒l | / l | ___ ___',',nイk___,// ヽ, ,' ヽ_rゝゝ-' ー',.-、- 、イ、 i i ,.へ_トー'"____,.ィ ! ハ、___ イヽ、イ r'⌒ r´γ /__,.i i / V__ハ ゝ 〈_,.イ イ ,ィ´(ヒ_] レ´ ヒ_ン`!ヽ! ハ i i .レイl' " ,___, " ! ハ/ヽ 〉. i i ' ヽ _ン 从 ( i /〈 lヽ, ,.イノ Y ノ イ /ヽ、| i>r--r,=´/ _ハ,))) ゆかりん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ゆっくりすれに ときどき しゅつげんする おば…しょうじょ。らんさまと ちぇんを しもべとして こきつかっている。ねんれいの ことを くちにすると すきまおくりに されちゃうぞ! 八雲紫をモデルにしたゆっくりの改変キャラ。 名前は仮のものだがほとんど定着しているような……。 吹き出し攻撃の嫌らしさは相変わらず、八雲一家を利用した攻撃、スキマワープなど紫分が多めになっている。 あと何故かレティさんや普通の紅美鈴も呼び出したりする。 上記の動画作者からは長らく公開されていないが、悟史氏およびマリオ氏によるものも存在する。 悟史氏のものはゆっくり霊夢の差し替えキャラらしく、上記の追加技が存在しない。 マリオ氏のものはゆっくり魔理沙とゆっくり霊夢を合わせたようなキャラになっている。 この2つは「ゆっくりゆかりん」という名称になっている。 2011年にはavavava氏によるものが∞ロダにて公開。同所の閉鎖後は名無しのぽろろ氏によって代理公開されている。 こちらは「ゆっかりん」という名称で、上記の追加技を搭載している。 八雲一家+αは射出武器だったり、設置したスキマから飛び出したり、終いには新しい体を生やしたり。テーレッテー AIもデフォルで搭載済み。 「わたし、やくもゆかり17さい」 嘘だっ!! 出場大会 【ゆっくりゆかりん】 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 ストーリー動画対抗ッ!体育祭 第2回俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ カオス上等!地獄の超混成バトル MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント ムゲンモンスターGS 更新停止中 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 凍結 東方オンリーチーム別勝ち抜け大会 東方キャラクター別対抗トーナメント 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 東方キャラ カラー別ランセレバトル 出演ストーリー さつきとDIO + ゆっくりレミリア ゆっくりレミリア + AA ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ れみりあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~うー! うー! と うなりながらとんでくる きゅうけつにくまん。ときどき まりさ を つかまえてとんでいくぞ!あくま だか あんまん だかの いもうとがいるらしい。 烏賊氏によるレミリアのゆっくり手描きキャラ。 現在は烏賊氏のものをベースに339氏が様々な技を追加したものと、それをDHQ氏が改変したものが存在する。 + 烏賊氏製作 烏賊氏製作 現在は公開場所であったニコロダの閉鎖に伴い入手不可。 そのぷにぷにしたドットは非常に表情豊かで可愛らしく、忠誠心が鼻から出る…ッ!! ちなみに改変・公開は自己責任との事。 相手を引き寄せる「引き込み錨」、高く浮かせる「回転対空」、距離を詰める「飛び込み斬り」、 そしてHITする度に相手を後退させ、たちまち画面端まで運搬する1ゲージ消費の多段レーザー「フラッシングシャワー」を所持しているため、 自分に有利な間合いを作る能力に長けている。 10段階に調整可能なAIもデフォルトで搭載されており、そのコンボ性能を存分に生かしてくる。 紹介動画 + 大会ネタバレ注意 東方新春タッグ杯にて烏賊氏版がD4霊夢とタッグ「D4ゆっくり」を組み、その相性の良さを見せ付けた。 ゆっくりレミリアが対戦相手を錨で引き寄せ+回転対空で浮かせたところをD4霊夢が投げ、 追撃でゆっくりレミリアのレーザーがヒットし画面端に運び、 さらにそこから2匹がそれぞれのコンボで攻める…というえげつない連携を見せる。 高性能だが隙や無駄が多いD4霊夢を、隙が少ないゆっくりレミリアがフォローしている点にも注目したい。 さらには本家ゆっくりタッグのゆっくりタンデムまで披露した。 なお、2体とも饅頭と肉まん故に柔らかいのが弱点。 1戦目:本家ゆっくりタンデム。2戦目:D4ゆっくりタンデム + 339氏製作 339氏製作 現在は後述のDHQ氏による改変版に同梱されている。 339氏により大幅な改変が行われ、グレイズなどの特殊行動をはじめ特殊技や飛び道具やビットを搭載、 演出や必殺技もかなり豊富になったゆっくりレミリア。 性能は(レミリア+メルブラ+KOF+東方+モリガン+リリス)÷7であるらしい。 飛び道具の割合が増えたため動作のぷにぷに感は減ったが、フェイタリティなどより一層ユニークになった。 簡易的との事だがAIも更新され、AI戦でもどこかで見た技を繰り出してくるようになった。 烏賊氏版と同様に改変・公開は自己責任となっており、AIも引き続き募集中との事。 また、根性値が作者の意図に反し過剰に働くようになっているので、その部分の記述も修正できる人がいるなら是非との事。 + DHQ氏製作 DHQ氏製作 上記の339氏版に調整を加えたもの。AIは削除されている。 演出などに差は無く、一見して性能の違いは分かりにくいが、リードミーを読むと変更点がかなり多岐に亘っている事が分かる。 出場大会 + 一覧 ふたたびのりものたいかい 東方シングル頂点杯 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ 大会であまり見ない男達と男女タッグ大会´PLUS ゲジマシ出れなかったねトーナメント【ゲジデレ】 ゲージ増々タッグトーナメント mugenオールスター?タッグファイト 新秋東方タッグ杯 EPO成長トーナメント【えぽ】 紙~論外クラス総勢1800人でランセレ大会 お前ら魔界でやれチームトーナメント MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 奮起せよ!力ある限りグランプリ 大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル 9条流!全部全画面攻撃ランセレタッグトーナメント! クッキー☆杯タッグトーナメント 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 東方新春タッグ杯【東方オンリー44タッグ総計88名】 更新停止中 他人任せ大会 凍結 東方キャラクター別対抗トーナメント 2on2 悲しいことは半分 楽しいことは2人分 狂クラスサバイバル 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 出演ストーリー となりのむかいさん(非戦闘) 妄想式家族計画 もしもフォックスが最強? (もしもの力で吹っ飛ばされる雑魚、大量に出現) + きめぇ丸 きめぇ丸 + AA // ヽ= =/ i\ ヒュン ,.└''"´ ̄ ̄ 二ヽ、 / ´  ̄ ̄ ̄`゛''┘_ ヒュン =´ 、、 ヽ=三 ,r' `=、 ノ , lヽ j /、lヽ ト、_ =イ ,r'l、\ j ハ , !、 三´ r'"イ .ノ\| .レ r=;ァ'レ' ニ } 'レ' r=- レ. |/(,. ト゛'、`三 三 !、 l rr=- 三 '''` ニ r=;ァ i ,.! 三 三ヽ.,ト' -=‐' ニ 二 三 '‐=ー 'ト,.,r'三 { ,}' ', /ヘ, ,三 ,ベi /{, } '´レ1 ヽ 人ニ人 ,r' 「レ`' ヒュン レ~i` ヽ 、_ ( " ゛ ) _ ,. ,r' `i~レ ` /|__,、 ,-,ニ"、 _三 一 ' ヒュン __ハフ .| `ハ′/ ヽ l フ〈∧〉〈、 ノ 、 ! く ・ /` ´゙ヽ ヽ 、__,. '´ ・ ', , '´ ノ ┘ / ・ ', し' /ヽ /ヽ 〉 , '´ ´ `-‐ ' ´ | rr'´ | ゞ,、_ | `~ヾ,、 | 〉ゝ、_,,=、_.,. __ ,,=、ノ ', 〈 ~ 1`''/´`=" ヽ_, l / 〉l |_/ 1ノ .| ソ 「おお、こわいこわい」 ゆっくりの派生の一種。モチーフは射命丸文。 ゆっくりにしては珍しく、首から下もあるように描かれる事もあるなど、 微妙なデザイン違いの亜種も存在する。 名前から分かるようにキモイ。とにかくキモイ。 首を高速で振る事で増殖するという報告もある。 ニコニコ動画ではきめぇ丸がメインの「あややぼんシリーズ」の動画とかもあったりするが…。 かわいいぜ… + 悟史氏製作 悟史氏製作 ゆっくり霊夢がベース。フォルダ名は「kimexemaru」。 外見以外は基本的に改変元と同様だが、頭にしか食らい判定が無いので微妙にAI殺し。 「おお、こわいこわい」の台詞で攻撃するが、フキダシに枠が無いのが特徴。 参考動画 + 森ノ中氏製作 森ノ中氏製作 こちらはフォルダ名が「kimelemaru」となっている。現在β版。 悟史氏製との最大の違いは首から下が全裸となっている事。しかし、全く有り難くないし幸せにもなれない。 腕や足をニューッと伸ばして攻撃する他、超必殺技では自分の顔を大量に投げ付けてくる。 IX氏による外部AIが公開されており、5段階にレベル調整可能(デフォはレベル3)。 出場大会 電波的な彼女彼氏他のトーナメント 【ゆっくり主催】お前ら魔界でやれタッグトーナメント 紙~論外クラス総勢1800人でランセレ大会 お前ら魔界でやれチームトーナメント MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント 強中位以下1R先取トナメ 強ランクタッグ 1R先取リーグトナメ 集大成!強ランク1R先取即席タッグサバイバル 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 凍結 東方キャラクター別対抗トーナメント 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 クラス対抗!学級崩壊バトル 幻想郷キャラコンセプトトーナメント + プレート氏製作 チルノフ プレート氏製作 チルノフ グローリアやアドベントチルノで有名なプレート氏によるもの。なぜ作った 荒巻スカルチノフの派生キャラで、常に寝たまま戦う。 そのため食らい判定が小さく、普通のキャラなら下段や地上判定の攻撃しか当たらない。 あと、大ポトレが「そんなことよりおうどんたべたい」。 + カラーごとの性能 1P チルノフのみ。妙に強いが負ける事はほぼ無い。 2P おまけモード『チルノフ&テルヨフと遊ぼう』。所謂ボーナスゲーム。 3~10P チルノフ+テルヨフ+荒巻スカルチノフ×選択カラー-2。ここまで来るともはや何が何だか分からない。5~10Pは被ダメ半減。 11~12P チルノフのみ。神耐性。12P使用推奨。 出場大会 マシロ ミスト軍vs深淵蛟&CC蛟軍 版権キャラ VS オリジナル・アレンジ連合 勝ち抜き戦 単騎無双VS数の暴力大会 手書きキャラonlyトーナメント 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント 真・単騎無双VS数の超暴力 大会 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 東方狂大祭 単騎無双VS数の暴力 FINAL WARS クソゲーVS核ゲー 無理ゲー大戦 Aカイン前後 狂上位ランセレチームバトル 凍結 狂キャラタッグバトル 危険な2人杯【オクライマー未満】 第3回幻想郷サバイバル 削除済み 東方キャラ カラー別ランセレバトル 凶以下狂以上 改造も人力TASも無いなら…追加ルールしかないじゃない!大会 狂中位~上位チーム対抗戦 ゼットン前後ランセレサバイバル 神以上論外未満 矛VS盾チーム大会【リスペクト】 + その他のゆっくり(?)達 Southern Cross氏製作 ゆっくり大佐 ストーリー動画霧雨魔法店で公開された、ゆっくり魔理沙の改変キャラ。 顔は彩京のSTG『怒首領蜂』に登場した シュバルリッツ・ロンゲーナ大佐 のもので、 台詞もSTG関連のものになっている。 こー氏製作 アサギ戦車 ゆっくり魔理沙の改変キャラ。 詳細はアサギのページを参照。 参考動画(15 30~) piyo氏製作 (*´ω`*) ゆっくり魔理沙の改変キャラ。その顔文字は流行らない。 プレイヤー操作(5 30~) ABE氏製作 不動遊星 ゆっくり魔理沙の改変キャラ。顔は『遊☆戯☆王5D's』の主人公・不動遊星のもの。 現在は柊らんぺる氏のサイトにて代理公開されている。 リアス式海岸氏製作 そーなのかー 現在は入手不可。 リアス式海岸氏が製作したD4霊夢っぽい方向の手描きキャラ。 詳細はルーミアのページを参照。 出場大会 【ゆっくり大佐】 アーイ! イィーヤ! シュテルベン! トーナメント mugenオールスター?タッグファイト お前ら魔界でやれチームトーナメント 更新停止中 クロス・イン・ワンダーランド~夢幻武闘劇~ 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 プレイヤー操作 ワラキア_ex布教動画( Part175 、(*´ω`*)) + おまけ ___ _____ ______. ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 'r ´ ヽ、ン、 ,'==─- -─==', i i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ れいむ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~らくえんの すてきな まんじゅう。 その あいくるしい すがたで がいたの みんなを とりこにした。わきを みせびらかしている みこは にせものだ! _,,....,,_ .-" ` ..、 ヽ `' .、 | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ _,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ !イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ ヽ _ン 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ まりさ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ふつうの くろだいふく。 ゆっくりの ごくいを こーひーかたてに おしえてくれる。 でも ちょっぴり なきむし。ほうきを もっている くろい まほうつかいは にせものだ! _人人人人人人人人人人人人人人人_ > こいつ等は偽者よ!!!!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ,. '´ / / | ', \ ri´`\ / / _,,,...、_ !. ', \ /7´ `' 、 / / i_{ |. ', 「! `ヽ.__,,...,,__/ ; !」 '. \ ./7 _;; ヽ-─`< !_', _,.,,_ . rく >'"´ `' 、!」 く `ヽ. 'ヽ`ヽ; / / ; '; ヾ/ ` 、 7´`ヽ;Y / / ;' ;' ! i '; ', ト'、 ヽ、 / i ;' ;' ,ゝ、/ /| ;ハ /! ;ハ i i __`>ri-‐''ア、 ;' ! i ; '_;/i i'`ソ、レ' レ_」, // ; !ー-'r‐'"`ヽ-r-、 `' 、 i ' ; ァレ'| | ゝ. 'ー' !ソ`i7 /レ'/ ̄7ー-r'´7ヽ、 ー、 > ;ハ ';ハ、_,!ニ」 ''" ___ ' ` ,,i`iヾ, ハ レ;ゝ!、/! /」`ヽソ´ i /V | '; ;'´ ヽi ,ハ! 〉 )ノ i !,j レ'r!ハ !〉 ! ;' ゝ | ! 、 ` ー' ,.イ|ー|; イ/イ ';. ''" ___ `'〉V '; / ,!イ! i、 `''r-ァi´ ;' | !´ ! '; /´ ヽi,ム! ヽ;! r<ヽ ! | `ヽ.」7`ヽ;/ .| | '; ,ハ !、 '、__,.イ) i /`ヽ. `Y'; | ;'ヽ /ム /i7、! | ノインVヽ/`7´) ソヘノ '´ ヽ '; ! レ' Y/ V ! | ;'´`ヽ; ';___!_!ヽ(ン( 、!イi /;' __」 ! レ'ヽ. '; o
https://w.atwiki.jp/kensakukinshi_kamina/pages/175.html
きゅうり味のゆっくりしていってね 最初だけは可愛い女の子が出てきます。その後はホラーっぽい展開になる。 コメントがあると身構えが出来るのでニコニコ動画の方をリンク先にしました。
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/468.html
「ゆっくりしていってね!!!」元ネタ調査レポート これは いままで だれも しらなかった ゆっくりのるーつ を さぐろうとする いまさらなきかく いろいろな ところ から じょうほうを あつめて しんそうっぽいものを つかもうとしてみよう _人人人人人人人人人人人_ > こんばんわン!!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ、 ヽ _ン 人| レポーター 犬走椛 ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! きめぇばかりで新聞を全く書かない例の人の代わりに i. ヽ. V ハ''" "'!ノ 仕事しました。さてさて、私はどこまで真相に近づけるのでしょうか。 ハ, )ヘ`ヽゝ、 ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! では早速初代ゆっくりスレら辺を見て行こうか。 i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ、 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】(初代 ガ板ゆっくりスレ) 31 :水先案名無い人 :2008/02/03(日) 23 23 09 ID CubJMyq60イラスト化計画http //riceballman.fc2web.com/AA-Illust/Data/Yukkuri.html元ネタhttp //www37.atwiki.jp/aremi/pages/23.htmlhttp //listeners.peca.jp/?cmd=read page=%C7%DB%BF%AE%BC%D4%BE%F0%CA%F3%2F%A5%A2%A5%EC%A5%DFhttp //yui.cynthia.bne.jp/game/img/1202011057_0053.jpghttp //yui.cynthia.bne.jp/game/img/1202011057_0054.jpg36 :水先案名無い人 :2008/02/04(月) 00 03 08 ID krIkJhNz0 31「ゆっくりしていってね」って言うのは、誰かが勝手に考えたの?38 :水先案名無い人 :2008/02/04(月) 00 06 43 ID FvMc08lQ0なんだ、同人屋の広告の自作自演か219 :水先案名無い人 :2008/02/05(火) 04 50 29 ID uhs5og2E0 38違うぞ、 31の通りであってる。ニコニコの永井とかビビリバイオのこころんが動画配信してるpeercastってコミュニティがあってだな。そこの配信者の一人のアレミってヤツのリスナーが作って、アレミスレに投下されたのが初出。アレミがあまりのシュールさに爆笑してスレのテンプレに入れ、それがpeercastの東方配信者間で流行り、その後peercast全体と2chとに波及した感じ。 , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' さすが初代スレ。しっかり話題に出ている。 '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! これは割と色んな所で言われてる説。 i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ 早くも真相に辿り着けました。 ハ, )ヘ`ヽゝ、 ヽ _ン 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ニコニコ大百科「ゆっくりしていってね!!!とは」】 『PeerCast 配信と同人作家でもある 「アレミ」 氏のファンが作成、アレミ氏スレに書き込み、 それを東方ファンらが気に入って他の掲示板などにコピペ。信者、アンチ巻き込んでの流行となった』 …という説が有名だが、アレミ氏本人がこれを否定しており、発祥地や誕生のきっかけについて統一された 見解は未だ存在しないと言われる。 , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! i. ヽ. V ハ''" "'!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ、 ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】 230 :水先案名無い人 :2008/02/05(火) 13 40 06 ID ZNhJS28S0 219それはちゃんぽんのスレの方が先だろまずちゃんぽんスレで東方のAAが流行ったんだよそれでちゃんぽんが気に入ったの、そしてその次の日くらいにアレミって人のスレにも張られたんだよ、勘違いすんな242 :水先案名無い人 :2008/02/05(火) 13 52 07 ID ehzcNT6p0お前らちゃんぽんさんに許可取ったのかよ許可無しで勝手に使ってると出るとこ出るチリよ245 :水先案名無い人 :2008/02/05(火) 13 59 30 ID ehzcNT6p0ちゃんぽんさんのバックには1000人の信者が控えてるって事を覚えておきな , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! …知らんがな。 i. ヽ. V ハ''" "'!ノ ハ, )ヘ`ヽゝU ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】 593 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 09 56 ID 8T4TDsFE0元ネタは「一緒にお菓子をたべませんか」のAAを東方キャラで改変したのが数年前なぜか今頃復刻して「ゆっくりしていってね」となったんだろ594 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 18 22 ID wDxqEFvu0 593あーーーーそうだったなそうだったな!言われなきゃ思い出さなかったわ懐かしい , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' これはAAの元ネタの方ですな。 '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! どうやら初出はセリフが違った模様。 i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ、 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】 595 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 23 26 ID WvnsUhK20 593しかもなぜ突然流行りだしたかも分からない。とりあえずゆっくりしてから考えるけど。596 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 29 16 ID S0A0Efiz0 593元AAの作成者ご本人さま?もしそうだったら下のこれより以前からあったかどうかと初出が何時だったのかを教えてはくれまいか495 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:04/05/20(木) 10 27 ID ??? __ _____ ______ い ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 っ 'r ´ ヽ、ン、 お し ,'==─- -─==', i .菓 ょ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | 食 子 に レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| べ を !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ま L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| せ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ん レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ か597 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 29 22 ID 8XWCzuGN0 595ここ最近・・・て程真新しい事でもないけど、N速+で定期的に意味不明なAAやコピペが多く見られるんだよね天狗の仕業然り 3プギャーしかりデア・リヒター最強然り598 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 21 31 50 ID 0ZSFV+Mm0 596こんな古いのかよw , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' 4年以上前… '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! マジですか? i. ヽ. V ハ''" "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ U ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン★2】 6 :水先案名無い人 :2008/02/08(金) 00 01 07 ID OeeUE/4Y0ナマクビのもと ,---、, --、,---, ,'ゝ-´、⌒,'´-´、_ゝ /==-- ヽヽ, 一緒に,イ 人_,\iノ人/|_入ゝ i お菓子を ヽi i.イ[) [~)アi イ.ヽ | 食べませんか |人" ∀ ".人i |ノ レ'`' -- --イ/レ'19 :水先案名無い人 :2008/02/08(金) 00 17 40 ID PxRL1a6N0593 名前: 水先案名無い人 [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21 09 56 ID 8T4TDsFE0元ネタは「一緒にお菓子をたべませんか」のAAを東方キャラで改変したのが数年前なぜか今頃復刻して「ゆっくりしていってね」となったんだろ596 名前: 水先案名無い人 [sage] 投稿日: 2008/02/07(木) 21 29 16 ID S0A0Efiz0 593元AAの作成者ご本人さま?もしそうだったら下のこれより以前からあったかどうかと初出が何時だったのかを教えてはくれまいか495 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:04/05/20(木) 10 27 ID ??? __ _____ ______ い ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 っ 'r ´ ヽ、ン、 お し ,'==─- -─==', i .菓 ょ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | 食 子 に レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| べ を !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ま L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| せ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ん レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ か 596確かそれ文字付く前は作りかけの生首AAだったようなその人の初製作AAだったらしい身体は未だ作られて居ないって書き込んだら500越えてたのな , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' 何やら…一筋縄ではいかないようですね。 '、 ! /,!'、(ヒ_] ヒ_ン| ハ! i. ヽ. V ハ''" ,___, "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝU 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 引用元【ゆっくりしていってね!!!のガイドライン】 640 :水先案名無い人 :2008/02/07(木) 23 15 06 ID 8T4TDsFE0 お菓子を食べませんか→ケヒヒ霊夢と言われる→霊夢を虐めよう(お菓子を踏み潰したりして泣かせる) この一連の流れはギコの女猫のなんだっけあれ、あれの虐めAA展開と似てる まあ、そういうのが2004年頃に東方本スレで流行った(東方本スレの黎明期から安定期への移行時期) そっから2chを離れ界隈でこのAAが熟成されて2007~8年にゆっくりしていってねとして逆輸入されたのではなかろうか , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! わけわからん…。 i. ヽ. V ハ''" "!ノ ハ, )ヘ`ヽゝ U ー=- 人| ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ , へ __/__! __\ ,. '"´ / i ト 、 , ' '´`ー-'----┘ `ヽ. / / _!__ ! , ', '.、 ∠.,,_ ,' ´/___ハ /! ,!、 ; ',\ | ` i ,ィ´ レ' レ'r!、/ ! |-‐' '、 ! /,!'、rr=-, r=;ァ ハ! まぁ…知ってる人はいるけど今一歩踏み込めてない、そんな i. ヽ. V ハ''" "'!ノ 感じですね。以降はゆっくりスレでも度々同じ話題のループで ハ, )ヘ`ヽゝ、 ー=- 人| これ以上の進展はほとんど見られない状況が続きます… ,' ヽ. _V>ソ`; ー-r='i´/ 【NEXT】
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『ゆっくりしてゆっくりしてゆっくりしていってね!!!』 「ゆ!ここをまりさたちのあたらしいゆっくりプレイスにするよ!」 もはやありがちなこの光景しかし… 「ゆっ!じゃまなれいむがいるんだぜ!いたいめにあいたくなかったら、さっさとでていってね!」 「とかいはじゃないれいむはさっさとでていってね!」 れいむは何も答えない 「ゆっ!ばかにしているね!まりさはこうみえてもやまでいちばんのちからもちなんだぜ! さっさとにげだしたほうがみのためなんだぜ!」 「…」 「ゆっがぁぁぁ!!!もうおこったよ!あとでごめんなさいしてもしらないからね!」 「まりさがんばってね!」 まりさはものすごい(ゆっくり的に)スピードで体当たりをした…はずだった 「ゆっぎゃぁぁぁ!!!いたいぃぃぃぃ!!!」 まりさはおもいっきり柱の角に顔面を打ち付けました れいむはまりさが突進してきた場所から少しずれた場所でまりさの方を見ていました 「も゛う゛ゆ゛る゛ざな゛い゛ん゛だぜえ゛!」 まりさは空高く(しつこいようだがゆっくり的に)舞い上がり 「づぶじでやるんだぜぇぇぇぇ!!!」と押し潰そうとしましたが 「ゆぶぇ!」例によってまりさは顔面から床に叩きつけられました 「なんでなんだぜぇ!!」まりさは起き上がるとれいむの方を見ました れいむはまたまりさが押しつぶしを当てようとしたところより少しずれてまりさの方を見ていました 「こんどこそゆるさないんだぜぇ!」とまりさが言いかけた瞬間 『ゆっくりしていってね!!!』とれいむから声がしました 思わず「「ゆっくりしていってね!!!」と返事を返してしまいました これにはまりさはニヤリとせざるを得ませんでした 「ゆっ!まりささまのちからをみておじけづいたんだぜ! このれいむはこしぬけなんだぜ!」 「さすがまりさね、あとでとかいはのあいでつつみこんであげるわぁ」 「ゆぅ~んてれるんだ『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆっ!まりさはいまありすとあいのかたらいちゅうなんだぜ! ぶすいなまねをしないでほし『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆがぁ!しつこいんだぜ!もうおまえのいばしょはここじゃないんだぜ! さっさとでていくんだぜ!」 『ゆっくりしていってね!!!』 「しつこいんだぜぇ!ゆっくりできないんだぜ!」 『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆげぇ!こいつきもちわるいんだぜえ!」 「ぜんぜんゆっくりできないわ!こんなのとかいはじゃないわぁ!」 「もうこんなところでていってやるんだぜぇ!ゆ? なんででぐちがなくなってるのぉ!?」 まりさ達は確かに玄関の隙間から入ってきたはずでした しかし今は玄関はぴったりと閉じられ蟻の子一匹入るスペースすらありません 『ゆっくりしていってね!!!』 「もうこっちにくるなだぜぇ!」 「とかいはぁぁぁ!!」 まりさとありすは恐慌状態になって逃げ回りますが、どこへ逃げても 『ゆっくりしていってね!!!』としかしゃべらないれいむに追い詰められます 「もうごないでぇぇぇ!!」 「まりさ達が悪かったよ『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆぎゃぁぁぁ!!!」 しばらくして家の主が帰宅しました 『ゆっくりしていってね!!!』「ゆぎゃぁ!!!」 家の主が様子を見に行くと、部屋の陰でがたがたと震えながら変な液体をばら撒いている まりさとありすの姿がありました 家の主は2匹をつかむと外へ放り投げました その時に 『ゆっくりしていってね!!!!』と大声で叫んであげました あのまりさとありすはもう二度とゆっくりしようとは思わないでしょう 「どうでしょうか?今回の企画は!?」 「ボツ」 「え!?」 『ゆっくりしていってね!!!』 「だって追い出すよりそのれいむ使って潰したほうが早いでしょ」 「床餡子で汚れないですよ!?」 「そのかわり、あなたの家の家具がめちゃくちゃだけどね」 『ゆっくりしていってね!!!』 「…それになんか、むかつくから」 終われ このSSに感想をつける